二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: バトルスピリッツEXS 「オリキャラ大募集!」 ( No.97 )
- 日時: 2013/05/29 22:41
- 名前: ノヴァ (ID: 6.Nua64i)
第9ターン
ミカド・リザーブ7・手札7
「(まだ、コアが足りない……。…………こうなったら!)メインステップ! ヤマトをレベル4にアップ!」
ジーク・ヤマト・フリード
Lv. 4BP 20000
ミカド・リザーブ0
レベルアップにより、ジーク・ヤマト・フリードは翼をなお大きく広げ、咆哮した。それはラミアへの牽制とも伺えた。
「アタックステップ! ヤマト、アクスレピオーズを討て! さらに、バイ・ジャオウも撃破!」
ヤマト・フリードの飛ばした斬撃が、バイ・ジャオウの体躯を容赦なく切り裂き、バイ・ジャオウは爆発四散した。
「まだまだぁっ!! バイ・ジャオウの破壊時効果、バイ・ジャオウは手札に戻る! 竜王は簡単には滅びない!」
ラミア・リザーブ2・手札3
フィールドでは、ヤマトがアクスレピオーズを圧倒的な力で攻めていた。自身の飛ばす斬撃で、アクスレピオーズの体力をじわじわと奪っていく。
と、その時ラミアが不適な笑みを見せた。
「フラッシュタイミング! マジック、ソウルスライド!」
「なっ……そのマジックは!」
「不足分はジャンゴヘビから確保し、ヤマト・フリードのコアを一個残して全てリザーブに! よってヤマトはレベル1だ!」
ラミア・リザーブ0・手札2
ジーク・ヤマト・フリード
Lv. 1BP 6000
アクスレピオーズ
Lv. 1BP 7000
そのとたん、ヤマト・フリードの士気が下がった。この好機を逃さなかったアクスレピオーズは、杖から雷撃のようなものを飛ばしヤマト・フリードを捕縛した。身動きを取れず暴れるヤマト・フリードを手繰り寄せ、容赦なく従えた蛇の一撃で体躯を貫いた。
ミカド・リザーブ8
「くっ、ターンエンド!」
第10ターン
ラミア・リザーブ9・手札3
「メインステップ! 再び出でよ、バイ・ジャオウ!」
ラミアの声に呼応するが如く、バイ・ジャオウが再びフィールドに現れた。
バイ・ジャオウ
Lv. 2BP 4000
ラミア・リザーブ5・手札2
「さらに、アクスレピオーズをレベル2にアップ!」
アクスレピオーズ
Lv. 2BP 12000
ラミア・リザーブ2
「ジャンゴヘビをさらに召喚し、アタックステップ! アクスレピオーズ、その力、とくと振るえ!」
アクスレピオーズは、杖を構えて突撃してくる。
ミカドの場にいるスピリットは、カグツチ・ドラグーン、リュザードのみ。このままブロックしても、迎撃されるのがいいところだ。
「ライフで受ける!」
ミカド・ライフ2・リザーブ9
ミカドは躊躇なくその判断を選んだ。その理由は、確実なメリットがあったからだ。
この状況を終結させる方法が。
「ライフ減少により、バースト発動!」
「ま、まさかこれを狙ったの!?」
弾け飛んだバーストを、ミカドはラミアに見せつける。
「マジック、絶甲氷盾! ライフを回復し、更にアタックステップを強制終了!」
ミカドが叫ぶと、ミカドの前方にハニカム構造の意匠が垣間見える楯が出現した。
「あと少しのところを……ターンエンド!」
第11ターン
ミカド・リザーブ10・手札9
「ラミア! 悪いがこの勝負、俺がもらった!」
「何を強がり言って……。こっちはライフが3つにスピリットが3体。この状況を覆せるカードがあるっていうの?」
「……あるさ。俺が兄さんから受け継いだ、このカードなら!」
そう叫ぶと、ミカドは一枚のカードを天高く掲げた。
「太陽神の名を持ちし伝説の龍よ! その神なる力で、邪悪を討ち滅ぼせ! 絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴン、降臨!!」