二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re:第36話 ( No.233 )
- 日時: 2013/11/17 22:58
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
「どうするんだ?」
「え、どうするって……」
もの凄い慌てようだ。
何か、見覚えあるなこの人……。女子かな、二人いるし。
——あ、思い出した。
「とりあえずこれは、連れて帰る必要が——」
「ないね」
思い出した。
コイツ等人間界で僕のことをいじめてたヤツだ。
「なんでだ?」
「いじめっ子は嫌い」
「は?」
僕は自分が人間界出身って言うことや、一部の過去のことを話した。
「お前の昔って面倒臭い挙句話長いな」
「うぐっ……」
僕とアルバがそんなことを言っていると、
「ん!? な、何ここっ!?」
ちっ、起きたか。
「はじめまして。僕はリンネって言うんだ。君達は璃瑠さんと芽野さんだよね」
「なっ、なんで私達の名前知ってんの!? きっ気持ち悪い!」
「ねえアルバ、やっぱりこんなの嫌だよ。帰ろう?」
気持ち悪いとか言わないでよ芽野さん。
「わあっ、かっこいい!」
璃瑠さん五月蠅い。
「おい、どうするんだ?」
「こう言うのは逃げるのがベストアンサーなんだけど……」
「ん!? その声どこかで……あ! あんたは!!」
え、璃瑠さん空気読んで……。
「あの時私達がいじめて……いじめられてた!!」
「は? 何言ってるんですか? 君達がいじめてたんでしょ? 何勝手にこっちに罪着せてるんですか? 馬鹿らしい」
満面の笑みで言ってあげる。
「う、えっとぉ……。ちょっと来てくれませんかぁ?」
璃瑠さんに付いて行くと、
「なんてこと言ってくれるの! 私の恋の邪魔しないで!! そんなだからいじめたんじゃないの!!」
「は、何言ってるんですか? 僕濡れ衣着せられていじめられたんですよ? それにあの人僕の恋人なのでもう君の恋は終わってます」
僕はそう言うと、アルバの所へ走って
「やっぱ怖いよ! いじめっ子の近くにいるとか!!」
「だ、だよな……」
けっこうブリっ子を発動した気がするけど気のせい。
アルバが絨毯を地面に置く。僕はそれに乗った。
「何するつもり? まさかそれで飛ぶとか言うつもりじゃ……」
「飛ぶつもりだけど。じゃ、またな!!」
アルバがそう言うと、絨毯はふっと上に舞い上がった。
「ちょっ、待ってよ!!」
下で璃瑠が何か言ってるけど……知らん。
アルバは問答無用で家に向かった。
「ふう。んじゃあ、またな」
「うん……。あの道、次から魔道ってことにしよう」
「そ、そうか……。じゃあ、明日な」
今日は、学園祭があった。
何だかんだでナレーターの櫻さんとカミュさんとノアが頑張っていたらしい。明日は打ち上げパーティ? があるみたい。楽しみだけど、こう言う時って絶対に嫌なことが起こるんだよね……。
嫌なことと言えば、下校中に何故か人間界にいる筈のいじめっ子二人組がいた。アルバを取られそうになった(一方的に)けど、アルバに過去を話してたから大丈夫だったけど……。もし、あの子達が樹氷に来たら、アウトだなって思った。
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.234 )
- 日時: 2013/11/17 23:07
- 名前: 水無月瑠璃 (ID: Se9Hcp4Y)
璃瑠っていうキャラわたしのこと …⁉︎
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.235 )
- 日時: 2013/11/17 23:09
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
ここでお知らせ((
紅雪の中学校で今度、期末テストと言う名の地獄があります。
なので、一週間ほどお母さんの授業を受けて、早退した分&全く分からない分をなんとかするため、カキコを少し(ほんの少し!)休みます。
12月には復帰すると思うので、安心して下さい♪
あ、大丈夫です。テストが11/27?から29位までってだけなので、その後打ち上げあるかなー? 位の勢いです。
では、0点目指して頑張ります!!←
皆さん、地獄には注意して下さい!!←
- CHANEL iPhone ケース ( No.236 )
- 日時: 2013/11/19 15:22
- 名前: CHANEL iPhone ケース (ID: og1NzBie)
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- プギャー(( ( No.237 )
- 日時: 2013/11/19 16:22
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
>>234
ごめん今気づいたorz
璃瑠と瑠璃は無関係だかw メールで言ったけど……。
名前の由来はなんとなく見た漫画からだからご安心を。
では、もし更新できたら更新します。明日から本格的にテスト期間なので落ちます。
- http://www.qualityjp.org/ ( No.238 )
- 日時: 2013/11/19 16:54
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- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.239 )
- 日時: 2013/11/29 11:51
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
あっげっ((
えっと、更新スピードクソ落ちます((
で、僕が午前中更新している理由は言うまでもなくテストだからなのですが。
11/27は2時間
11/28は3時間
11/29は2時間
神じゃね?((
まあ、27は最悪でしたけど。なんで僕の嫌いな教科のオンパレード……。
では、習い事の予定消しに行ってきます(#^.^#)
今日は遊びに行きますからね♪←
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.240 )
- 日時: 2013/11/29 12:18
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
ただいま……!
更新するので待ってて下さい((一々言うことじゃねェ
飯食いながらなんでキーボード打つのちょい遅いですw
- Re:第37話 ( No.241 )
- 日時: 2013/11/29 13:59
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
「寒いんですけど」
「ロスリア遅いー……」
学校前で口々に文句が飛ぶ。櫻さんも来てないのに……。
「遅れてごめんなさーい!」
「櫻おはようっ!! 大丈夫! 私達も今来たからっ!!」
「よ、良かったぁ……」
「すまん遅れたっ!」
「遅いんですけど。寒い。いつまで待たせんのさ」
差が激し過ぎるよフェイちゃん。
「ねえ、どこ行くの?」
「え? あぁ、ついて来い!」
「答えてねェぞそれ!?」
アルバとカミュさんの声が盛大にハモった。
* * *
「いらっしゃいま——」
「十九人っす、出来るだけ広い所でお願いしまーす!」
「十九名ですね? ではこちらへどうぞ!」
店(居酒屋)でロスさんが素早く席を取った。
今さらだけど、けっこうな人数だよね、これ……。
店員さんに(と言うかロスに)ついて行くと、畳の部屋があった。真ん中には細長い机が二台。
「この机二つは俺らのテリトリー」
そう言いながらロスリアが奥の方に座り出したから、僕はもう一つの方の机の、一番奥に座った。その隣にアルバ。目の前にはアローンで、その隣にノア、宙、青嵐。アルバの隣はカミュさんですぐそばにはカペラ。
……待って違和感あるよ!?
「何にするー?」
「えー……。もも」
「何故にももチョイス?」
いきなり何故か「もも」を選んだアルバに宙が素早くツッコミを入れた。
「僕はハツ」
「あたしはつくね」
「ねぎま」
「まくら?」
「……宙。君は馬鹿だね」
僕は半ば失望しながら呟いた。
「そう言えば、代金はどうするんだ?」
カミュさんが呟いた瞬間、皆の視線がロスに……。
「よろしく」
「おい!?」
この後、ロスは半泣きで店を出た……らしい。
「疲れたね……」
「でも楽しかったよ!!」
「また行こうねっ! ロスさん連れて!!」
ノアの一言に今いるメンバー全員(僕とアルバとソアラとアローン)が吹いた。
「えーっと、まあ……うんっと……。ロスザマァ」
「リンネ怖い」
「でもさ……。何か、嫌な予感がする」
僕は一息吐いてからそう言った。
「あー……また、誘拐事件?」
「さあ、今度は何だろうね。ふふっ」
「怖いからやめろ」
「でもさ。ソアラと会ったのは学園祭が終わった直後だったよね」
僕がどんどんフラグを立てて行くと、アルバの顔が青ざめて行くのが分かった。
「ごめんごめん。でも、気を付けた方が良いよ?」
「人間界も魔界も冥界も」
「え、嘘だろ……。俺死ぬぞ」
「……眠い」
ノアが目を擦りながらボソッと言った。
「あー……オッケー。家に送るから」
「リンネは?」
「歩いて帰る」
「え、何で!?」
「今日、けっこう食べたからさ。運動する」
ソアラが何故か驚いている。失礼な。
「——彼の者の想う場へ」
この前宙に使った呪文を唱える。ノアはいないから、うん。家に着いたね。
「どうせだし、家まで送るよ。男子三人とか見てて怖いし」
「それはどう言うことだ?」
馬鹿らしい話をしながら(アルバの)家に向かう。
森に入って、まっすぐ進む。すると——
「アルバ……!? だ、大丈夫!?」
ソアラの声が聞こえた。振り向いたら、アルバの足に根っこが——木の枝が絡み付いていた。
「勝手に動いた!?」
「いや、そこでは別に驚かないけど……。アルバ、僕の予感的中したね……何かごめん」
「謝ってないで助け——!!」
そうこうしている間に、枝がアルバの口を押さえて木の幹に戻り始めていた。
「——っ!! ——!!」
「ちょ、リンネっ手伝って!!」
「あ、うん!」
その後、努力は報われず、アルバは幹に取り込まれた。
「どうしよう……っ!!」
「助けに行くか……。場所知らんが」
二人がそう言っている間、僕は別のことを考えていた。
「あ、あああああああっ!!」
「どうしたの!?」
「新しい誘拐方法来たああああぁぁああぁあ!!!!」
僕の叫び声が森全体に響いた。
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.242 )
- 日時: 2013/11/29 21:55
- 名前: 夢羽 ◆UGX7J2Qvjo (ID: mSuyYltz)
3日くらいかけて読み終えたぁぁー!!
ども!ここにもやってきたよー。
本当に紅雪凄い……文才上がったねー。
ノヴァ君とアルバ可愛い……。
あ、何か募集してるやつある?
良かったら書かせて!
テストお疲れ様!私27日に終わったけど……点数がやばすぎた。
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.243 )
- 日時: 2013/11/29 22:20
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
きゃああああああああああああ((
夢羽>
だよねw もう読む気すら起こらねェわw←おいこら
来てくれて……ありがとうっ!! もう他界できr((
文才……これ書き始めた時よりは若干上がった気がするけど。まだまだだよw ありがとう♪
ノアは知らないけど(( アルバは神だと思う。女神((
うん、アルバはリアルにいたら絶対モテる。僕はそれを占領する((
今はー……アンケと(悪役)オリキャラが募集されてるっぽいw ほとんど来てないけどwww
こっちも点数が終焉迎えてるもんw 平均点の半分ちょいとか終わってるorz
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.244 )
- 日時: 2013/11/29 23:44
- 名前: 夢羽 ◆UGX7J2Qvjo (ID: mSuyYltz)
読む気起こらない……なんか凄く分かる気がする。
来るよ来るよー、ブラジルに居ても地球掘り起こして来るよー!
そう!何事も完璧なんてない、いけるとこまであげるんだ!
アルバはモテるよ、誘拐犯にも!
点数やばかったよぉ……もう死ねるくらいに。
募集されてるっぽいってwww自分でも分からんのかいっ!!ww
よし、オリキャラ(悪役)送る!
*オリキャラ(悪役)募集用紙*
名前:レーゲン・シュラーフ
読み:れーげん・しゅらーふ
性別:♀
性格:ふわふわしててのんびりとした口調、雨と添い寝が好き
誕生日:6月12日
身長:123cm
年齢:8歳
容姿:腰まである青髪に青い瞳、黒の大きいリボンを頭に付けてて、青と白のエプロンドレス
一人称:私
二人称:お前、君、さん
三人称:お前達、—君達、—さん達
所持品:禁断の魔法書、彼を一瞬で眠らせる1000の方法と言う本 →カバンの中
目標:添い寝の達人になる事、禁断の魔法を使いこなす
魔法:水
能力:お好きなように
弱点:熱いのが大の苦手、猫舌でもある
その他:魔力が低い為、禁断の魔法を使うと魔法が暴走する、ノヴァが大好き
こんな感じでいいかな?
分からんところとかあったら言ってね、修正などもokですっ!
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.245 )
- 日時: 2013/11/30 00:01
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
夢羽>
うん……w クラっと来たw でもちょくちょく読んでるw 新章と繋がる部分とかしっかり調べるためにもw
……って待て待て待て!?w 掘り起こして来るなw 飛行機っw
行ける所まで行け! そして落ちr((
アルバは……うんw ブラコンのクソ兄貴がいるからねwww 慣れてると思うw←
死ねるくらいってw 僕は死ぬくらい((
いやぁw 参照とかコメント数とか、色々と意外すぎてw
「んー……あれ? 何か募集とかしてたっけ……?w あ、ん? あー、募集してるしてるーw」
の勢いorz
悪役ktkr! ありがとう!!
レーゲンちゃんご招待((
って……え? 添い寝……?w 雨と添い寝って……? 雨と一緒に添い寝すんの?← それとも雨も好きだし添い寝すんのも好きみたいな?←
……うん、重症だな。こう言う子好きだよ(黒笑)←
んじゃあ、能力は……僕が決めて良い?←
早速使いまーす!!←
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.246 )
- 日時: 2013/11/30 00:30
- 名前: 夢羽 ◆UGX7J2Qvjo (ID: mSuyYltz)
書いたの自分なのに内容忘れるよねw
飛行機なんていらん!自力で掘るのじゃー!!
そして落ちた先はなんと私が掘り進めた穴でした!w
チルベくーん!!!
チルベ君も好きだよー!リンネの次にw
ちなみに一番はノヴァ君ですっ!
あ……ごめ、日本語変だったね、雨も好きだし添い寝も好きって意味だよー。
ちなみにレーゲンはノヴァには何されてもいいそうです。
どーぞどーぞ、煮ても焼いても焦がしたり食べてもいいよ、なんなら消s((
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.247 )
- 日時: 2013/11/30 00:52
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
夢羽>
まず僕が95話まで続けれた挙句続編をつくったのが奇跡だからね……w おかげでアルバとリンネが僕の家族だよw
いや、夢羽の体が持たないw←
重力うううううううう((
ノア、意外に人気なのかなw←
一応70話位でこう言う感じのこつくろうかなーとか考えてたけど、まさかのw←
チルベ好き!? あの兄弟思いのレベルを超えてブラコンかと思ったらそれ以上のレベルで「ド変態」だったチルベが!?←
リンネw 順位教えてw 気になるwww
え……レーゲンは死んじゃ駄目……。死なないで……((
まあ、8歳だし、幽霊屋敷のあの件は可哀想だったから……。うん。ノアとも会わせてあげたいし((
えー、更新しまーす!←
- Re:第38話 ( No.248 )
- 日時: 2013/11/30 01:18
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
「え……そこ?」
「うん。誘拐されるのはもう日常茶番かってくらいによくあるからさ」
「あーなるほどね。……助けに行こうよ!?」
「どこに?」
すると、一人で突っ立っていたアローンが
「デセルト砂漠か……」
「でせると? 何それ?」
「その砂漠の真ん中にある、塔」
え、そこちょっと心当たりがある。
この刀確かそこで手に入れた……。
「そこにいるの?」
「ああ、確実に」
「って言うか、なんでそれ分かるの?」
「俺の能力。魔法……?」
「ほえぇー……」
僕はそう言って、箒を出す。ソアラも僕と同じように箒を出すけど——
「アローン、まだ魔法慣れない……?」
「ああ……。慣れてない」
「う……ん。早く乗って……」
「すまない」
そう言いながらアローンは僕の箒に飛び乗った。
僕が今度教えてあげよう。
* * *
「——うわあっ、気が遠くなりそうっ!」
「これ、一大事なんだけどね」
これが夕方の五時って所が……ねえ……。
「さーてーとー……。行きますか!!」
「前置きが長い。行くぞ」
「おー!」
扉を開けて、階段を僕達は上がって行った。
「分かれ道来た……!」
「こっちだよ」
「なんで分かるのさ」
「いや、この前来たし……」
僕達は右側の階段を上が——る途中で降って来た槍モドキはこの前と同じ方法で消滅した。
「やけに人が少ないね……」
「うん……。って言うかいないよね」
僕とソアラがぼそぼそと話していると、アローンが溜め息を吐いて
「来たぞ?」
と言った。
「何が」
「キチガイ」
「……うん?」
直後、五人程の男子(雑魚)が槍を持って突進。
「そう言えば、ソアラってさ。アルバに魔法教えて貰ってたよね?」
「僕、ほとんど出来ないけどね……。って言うか、僕まだガードしか教えて貰ってないや。ごめん」
「ん、ガードで充分だけど。まあ、分かった。やっぱり僕がなんとかするねっ! ——って、終わっちゃった。ごめんごめん」
僕は軽く自分の頭を叩いた。
「エグいな」
「あっはは。前は犠牲者約八十人だからね!」
「おい!?」
確かこの辺でカミュさんの水鉄砲目の当たりにして……。
「一番右」
うぅ……歯応えがないよ……!
せめて璃瑠レベルのウザさが欲しい。凍らせて終わりとか面白くないしさ……。
「後どのくらい?」
「もうちょっと」
直後、この前の倍はいそうな雑魚の山。
「もう……面倒!!」
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.249 )
- 日時: 2013/11/30 11:25
- 名前: 夢羽 ◆UGX7J2Qvjo (ID: mSuyYltz)
うん、凄いよねぇ。
私だったら絶対何処がで止めちゃうか、グダグダになるかだよ。
キャラが家族なんてなんか羨ましい……!
大丈夫、途中でノヴァ君とアルバに手伝ってもらうからっ!
ノヴァ君可愛いよノヴァ君((
ほら、あの『……眠い』ってとこ、めっちゃ可愛い!
まじか!すげー。
そう!チルベ好きだよ!ブラコンキャラもいいよ!
おぉ!順位……そんなの付けれないよぉー!
でもまぁ、一番はノヴァ君で、次アルバでリンネが来てチルベ……とだけは言っておく!
レーゲン「ノヴァ君になら、いいよ」
レーゲンそれいろいろ危ない気が……。
更新お疲れ!今回も面白かったよ。
- Re: 【題名】とんがりボウシ テネブラエ【変更】 ( No.250 )
- 日時: 2013/11/30 14:31
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
夢羽>
夢羽は行けるよw 僕でも行けたんだから……w
家族のレベルを超えて依存症だからねw これ終わらせたくないw って言うかエピローグ終わった瞬間地味に泣いたw
え……w 多分チルベの方が早いと思うw それ以前にチルベの瞬間移動魔法で((
ノアの台詞は基本的に本能だからね……僕の←
ブラコンキャラw 初登場が地味に悪役(´・ω・`)
僕は最近……
1、アルバ
2、リンネ
3、アローン
4、カミュ
5、ソアラ
かな?w
アローンとソアラはリンネを守ってくれたことあるし♪ 大好き♪
カミュさんは名前が大好き。アルバとリンネはぶっちゃけ同着……。
この方々が死ぬと私の命が尽きる((
ノヴァ、やっぱり他の読者様も好きなのかしら……((
え、レーゲン怖い((紅雪怖い。byノヴァ
年下に泣かされたorz
Yes((
じゃあ、更新今日も頑張るねっ!!
- Re:第39話 ( No.251 )
- 日時: 2013/11/30 15:46
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
「ちょっと待って!」
「はい、待ちます」
「意外に素直……」
「様子が変だよ。操られてる感じ……?」
ソアラに言われて、改めてその人(雑魚)達を見ると、目が虚ろだった……!
「気持ち悪い、から、排除する」
「待ておいこら!?」
「手遅れ」
僕は氷の彫刻モドキの横を通って、前と同じ真っ赤な絨毯の敷いてある階段を上がって行った。
最上階は、この前フェイちゃんが打ち壊した台……と、奥に見知らぬ真っ赤なカーテン。
「いや……こんなのあったっけ?」
「知らないよ。って言うか何あれ」
「うわあああああ!! 来るなああああああああ!!!!!」
「アルバの悲鳴が……」
「カーテンの中だよね」
ソアラがカーテンをバッと開ける。
「何だこれ」
直後アローンが素っ頓狂な声を上げる。まあ、カーテン開けたらクソデカいベッドがあるもんね。そこに起き上がろうとしてるアルバがいるんだもんね。
プラスアルファー。アルバの隣に寝転がっている見知らぬ女子。
「アルバアルバ、これどう言うこと? 浮気? 一回死ぬ?」
「誤解だ!! 俺たった今起きたんだぞ!?」
「寝てたの? 添い寝? ふざけてんの?」
「違うから!!」
僕は女子を完全無視してアルバに質問責め。
すると、その女子はあくびをしながら起き上って
「ノヴァ君の匂い……」
……なんて?
「ノアのこと知ってるの?」
「お前誰?」
「僕はリンネ。十六夜霖音。君は?」
「私? ……レーゲン・シュラーフ。趣味は添い寝で——」
「あーなるほどね。うん」
僕はこの瞬間色々と諦めた。
レーゲンちゃん……? は、真っ青な髪の毛をバサバサと持ち上げて一気に下ろす、と言うよく分からないことをしながら立ち上がった。
「今の人もまあ、良いと思う。でも、私にはノヴァ君がいるから……」
レーゲンちゃんはそう言いながら顔を赤くした。ノヴァ君って、僕の知ってるノアのこと……じゃないよね。
「レーゲンちゃんの言ってる“ノヴァ君”って、どんな子?」
「ノヴァ・アルテイラ君。茶色の髪で、黄色い目がとっても綺麗で、昔よく遊んだの……。最近見ないけど……」
あ、同姓同名の同一人物だ。
最近見ないのは多分、僕と住んでるからだと思う……な。
「その子、僕知ってる……」
「——海底に響き、奏でる優しき音色、黄金の鈴を鳴らせ!」
「ちょっ!?」
次の瞬間、水の音が押し寄せて来て、部屋が薄暗くなった。
- Re:第40話 ( No.252 )
- 日時: 2013/11/30 16:28
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
「ノヴァ君を……知ってる? お前がノヴァ君を攫ったんだ……!」
唯一あった大きな窓(穴?)から見えていた太陽の光が地平線から消え、部屋が余計に暗くなった。
「そう解釈されたら終わりなんだけど」
「だな。お前当日までノヴァの存在知らなかったからな」
「どうしよう。ノアに会わせてあげたいけど今そんなの言ったら逆効果だよね」
悪のオーラを放っているレーゲンちゃん。ナチュラルに怖い。
いつの間にか僕の隣に来ていたアルバとブツブツと作戦を立てる。
「それと、さっきの呪文。確か禁断魔法で——」
「それ先に言えアルバカ!! アルバが添い寝してたのはもう良いよ! これからもレーゲンちゃんと寝とけ!!!!!」
僕はそう言いながら刀を抜いた。
「レーゲンちゃんっ! ノアに会いに行こう!? って言うか大丈夫!?」
自分でもよく分からない言葉を叫ぶ。いや、なんで大丈夫か聞いてるんだ?
「俺好きであの状況に至ったんじゃねェぞ!! つかあれヤバいタイプだから気を付け——」
「分かってるよ浮気男!! 薔薇!!」
「薔薇言うな!!」
そう。“アルバ”は薔薇の種類だ。そして同性愛の男バージョンは確か“薔薇”。アルバの親はこうなることを想定してたのだろうか。
そうこうしている内に、水の塊がビュンッビュン飛んで来た。向こうの壁に当たった水は、そのままビシャッと言う音を立てて地面に落ちる。
「全てを統べる鍵にして、扉を開く者、そこに在るは光にして闇なり!」
「また禁断魔法!?」
「禁断魔法は強いけど、代わりに術者の魔力大幅に吸い取るんだ! 使いすぎたら——」
二回使っちゃってるよあの子!? 絶対大丈夫じゃないよ!!
「魔力が暴走する!!」
「それ先に言ってよソアラ!! って言うか避難しといて!! 僕一人でなんとかするからっ!!」
ソアラは僕のことを心配そうに見てから、アローン達と階段を下りた。
僕は刀をその場に置いた。
この前の女の子の幽霊とかみたいによく分からないことにならないことを、全力で祈りながらレーゲンちゃんの所へ走って——
「落ち着いて!!」
叫んだ。
もっと良い言葉とかなかったのかなって思うけど。今はそれどころじゃない気がした。
「今からノアの所行こう? 一緒に行こうよ!!」
「——ノヴァ君が、いるの?」
お、落ち着いた!?
「いるよ。さっき君が言ってた子と同じだよ」
「本当……!? 絶対? 会わせてくれるの?」
どんどんフラグを立てないで欲しいけど、うん。
「だから帰ろう!」
直後、部屋がフッと明るくなった。ほぼ同時に僕の胸に少し硬い物が当たった。
「うわあっ」
そのまま尻餅をつく。硬い物——レーゲンちゃんは、僕に持たれてそのまま寝ていた。
「アルバー、手伝ってー!」
「はぁ!?」
階段から(情けない)男三人が出て来た。
「早く帰ろうよ。ノアが餓死する」
「いつもお前の料理を食ってるノヴァの気が知れないな」
「ふざけてるの? 浮気魔。あ、でも絨毯で送ってくれるなら許してあげる」
アルバは「うわぁぁぁぁ」とよく分からない声を出しながら絨毯を出す。
その後、窓(穴)を使って僕達は家に帰った。