二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re:第一話 ( No.4 )
- 日時: 2013/04/16 21:04
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
- 参照: わあ。
教室は今、ある意味凄い事になっている。個人的には恥だ。僕の唯一の友達であり、親友である宙が原因なんだから。
「お前はなんでいつもいつも宿題を忘れるんだ!!」
「だって!! いつもお師匠様と喧嘩してるんだもん!!」
「お前のところはどんな教育をしているんだ!!」
ご尤もだ。なんで喧嘩してるんだ。白鳥先輩は何をしているんだよ。
その後、説教タイムで授業が全部潰れた。先生何してるんですか。こんなことしても男子が喜ぶだけじゃないですか。
男子達が喜んでいる間に、僕は宙と二人で下校していた。ここに来てからいつもこの状況だったけど。
「……あのさ。リンネってどんな感じ?」
「何が。」
「師弟関係?」
「ご飯を集り合ってるけど。それ以外は普通?」
「た……集るの!?」
「僕の家がまだできてない時にご馳走になって美味しかったから。」
「良いなぁ〜……。」
「まあ、良いんじゃないの? 面白そうで。じゃあ明日ね!! 宿題忘れんなよ!!」
「はーい。」
そう言って、別れた後に背後から何かが来ていた。高速……光速で。
「アルバっ!!」
「ゲホッゲホッ……!!」
「そりゃそうなるよ。大丈夫……?」
「む……り……。」
「アルバあぁあああぁああぁぁぁ!!」
全力疾走で背後に迫っていたのは案の定アルバだった。この人は何だかんだで体が弱いらしい。そんな人が普通走って来るか?
……アルバ倒れたし。神は僕に何を求めるんだ。
とりあえずゆすってみると、アルバは寝ていた。呑気なヤツめ、どうすれば寝れるんだよ。
「持って帰るか? ……でも身長的に自信ないな。おーい、起きろー。」
そう言いながら僕は道端でアルバの頬を叩く破目になった。五〜六発で起きたけど。
「言ってーなっ!! 何すんだよ!!」
「僕は被害者だ!!」
「どこがだよ!!」
「か弱い女子に暴力を使わせるなって言ってるんだよ!!」
「……か弱くねぇだろ。」
「そこは僕も言いすぎたと思った。ごめん。」
こうして僕とアルバの喧嘩はまるく収まった。