二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re:第三十八話 ( No.59 )
日時: 2013/05/22 20:09
名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
参照: 厨二病全開☆


「……とりあえず、リンネは色々と知識が無さ過ぎるな。」

 外からの木々と、ばすの中の得体の知れない臭いが混ざる。
 カミュさんは僕にヤレヤレと言った顔で言った。僕はこの前のあの事件を言うと、

「いや、それでもフルーツポンチの——」
「黙れ。私は校長の都合を手伝うので忙しい、そんな知識は必要ない。」
「ごめん、厨二病にしか僕は思えない……。」

 再びの沈黙。ばすの扉がまた音をたてながら閉まり、行き先を言ってから走り出す。
 僕とカミュさんが睨み合っている時、他の人達は苦笑いを浮かべていた。

「はいはい、終了! あんた達、もう二時間は睨んでるわよ? 疲れても知らないから。」

 苺ちゃんが言う。に、二時間も僕はカミュさんを睨んでたんだ……。

[樹氷学校前ー樹氷魔法学校前ー……。停車しますー……。]

「マジか!? もう帰って来たの!?」
「気付かなかったの? 楽しかったの?」
「気付かなかったけど楽しくはなかったね。」

 ソアラの質問に答えた後、僕達は立って扉に向かった。途中でカミュさんの膝に蹴りを入れてやった。

「お前……っ!」
「喧嘩の原因作ったのはカミュさんじゃないですか! 僕は被害者ですよっ!」

 途端にばすの中にいる人がこっちに視線を向ける。カミュさんははぁ!? と、言わんばかりの顔をした後に、

「はぁ……。行くぞ、迷惑掛かる。」

 と言って、僕をばすから引っ張り出した。
 薺ちゃんと苺ちゃんが、僕を見ながら思いっきり笑っていた。逆にカペラは僕を見て完全に嫉妬の笑みを浮かべ……怖いから!

「帰るぞ。帰るぞ。帰るぞ帰るぞ帰るぞ帰るぞ帰るぞ!!!!」
「落ち着けカミュさん! クールキープナウ!!!」
「何だよクールキープナウって!?」
「やめようもう! めんどくさいっ!!」
「……そうだな。」

 言いながら思ったことは唯一つ。なんで叫んでるんだ僕達。
 いや、それでもさっきの帰るぞ連発してたカミュさんは怖い。カペラと同じくらい怖い。……と、言う訳で

「よし、カペラとカミュ!! 今から僕は帰るからバイバイ!!!」
「なんで私まで呼び捨てにされているんだ!」

 僕はカミュさんの言葉をシカトして、家に帰った。でも、家に帰る前に僕はアルバの家に向かった。
 僕は、あやかちゃんと数時間ショッピングモール回っただけでスタミナなくなりかけてた。アルバが恐ろしく心配だ。どうか生きていますように……。って言うか発作起こしてませんように!