二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re:第四十七話 ( No.70 )
- 日時: 2013/05/29 22:56
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
- 参照: 駄作&駄文な僕って……。
冗談抜きでどうしよう。その気になれば出来るんだけど、うん。
湖を凍らせて、今さっきの化け物大丈夫かな?
表面だけ凍らせたら良い気もするんだけどそれは何気に難しい。しかもすぐに壊れそうだし。いや、冗談抜きで。マジでどうしよう……。
……あ、そうだ。良いこと思いついた! ちょっと危険だけどね。
* * *
「ふぅ……。疲れたァ!」
やっと岸に上がって来れた。氷で船とかを作って対処して見たものの……、もうビッショビショです。
よし、一つ目クリアだ!
そう言えば、宙はリバイアサンの稚魚捕まえたかな。まあ、素手で捕まえてたら殴る必要があるけどさ。
「次は、白い髑髏の花……。うわ、嫌だな。」
名前からもう嫌なんですけど。髑髏って怖いし。何? 花の部分が髑髏型なの?
——早く行け。——
シツコイコイツ。正論だけどさっきから煩い。諄(くど)い。
幽霊屋敷は洞窟のすぐ近くにある。行くまでは距離はないけど、ソレだから怖い。
ポジティブに考えよう。そうだ。カペラが肝試しが幽霊屋敷ら辺であるとか言ってたな。今のはソレの偵察をついでにすることにしよう!
「ぎゃあああぁあぁあぁっぁあぁ!?」
見ての通り僕は盛大に悲鳴を上げてます。いや、入って早々幽霊待ち伏せとかなしでしょ!? 現実的に考えてダメでしょ!? しかも物陰に隠れるとか僕思いっきり凍てつかせちゃったじゃん!
——そっち右! まっすぐ行って本棚退かして入る!——
この人が指示する通りに急いで入る。目の前の者全てを凍らせながら……。
「はぁ、はぁ……。」
僕が息を切らしながら顔を上げると、想像通りの髑髏花……と、幽霊。
「うわあああぁぁあぁぁぁっ!!」
あぁ、ごめん。凍らせちゃった。本当はおならの魔法とか言うの使うらしいけど良いよね。緊急事態だし。
僕は白い髑髏の花を鞄にブチ込み、来た道を歩いて戻った。と言うのも、行きで何もかもを殺っちゃったから、氷が融けない限り、ここは安全だから。
* * *
「持ってきたよー!」
僕が青嵐に二つの花を差し出す。青嵐は椅子から勢い良く落ちた後に苦笑いしながら受け取ってくれた。
「よ、良かったァ! 宙は唯の釣りだけど、リンネは命懸けだからね。死んじゃったらどうしようかと思ったわ!」
「僕を殺す気だったの!?」
「違う違う! でも、宙が帰ってきてないのよね……。」
「釣りから帰ってないの!?」
僕よりも簡単なはずなのに……!
「ぼ、僕見てくる!」
僕はそう言ってから、海岸へ箒で向かった。