二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re:第四十八話 ( No.71 )
- 日時: 2013/05/31 18:57
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
- 参照: 駄作&駄文な僕って……。
「……解せぬ。」
「僕が一番とばっちり喰らってんだけどね?」
宙はなんと……。川で釣りしてました!
あり得ないよね!? 川でリバイアサン(稚魚)とか釣れるんなら僕でも出来るわ! いや、頑張れば海でも出来るけど……。
……釣り竿が沈んだんですけど。とりあえず持ち上げる。
「リバイアサンゲット! 宙帰るよ!」
「マジ!? イヤッホイィこれで帰れるぅ!」
馬鹿だコイツ……。
僕はそう思いながら宙の膝に蹴りを入れ、アルバの家に行った。
「僕が全部用意したよー!」
「さっすがリンネ! ……宙は説教タイムね?」
アルバの家。青嵐は僕を褒めてくれたあとに、案の定宙に説教タイムを忠告した。
青嵐は、赤い宝石の花と白い髑髏の花とリバイアサンの稚魚を……。
「ホラーだ!!」
僕と宙が同時に叫ぶ。
……三つを鍋の中で湯を沸騰させながらかき混ぜてます。色はリバイアサンのよく分からないのと赤い宝石の花の綺麗な赤、そこに白い髑髏の花の不気味な白さが混ざる。
「コレ何……?」
「薬? 校長が快く教えてくれたよ。」
絶対に罠だよね!? コレは確かに効きそうだけど……、なんか怖い。
* * *
「うぇ……、何これ不味い! 何入れたんだよ!!」
「赤い宝石の花と白い髑髏の花とリバイアサンの稚魚。」
「気色悪っ! 悪化するぞ!?」
やっと起きた直後に青嵐と寝転がりながら口論を開始するアルバ。その間に宙は逃走開始しました。
でも、アルバ体調戻ってるみたいだね。良かったァ……。
「——じゃあ、あたし帰るね? アルバは安静に……って宙は!?」
「ついさっき逃走したよ?」
「んの野郎……っ! じゃあバイバイ二人とも!」
青嵐退場。……僕も帰ろうかな。
「ストップリンネ!」
「えぇ!? まだ何かあるの!?」
僕が扉のない部屋から僕が出ようとすると、思いっきり後ろから叫ばれた。
「何か夢で変なのだったんだけど、心当たりない?」
「ない。」
直後にアルバは夢の中の状況を話し始めた。
「お前とそっくりな人と、なんかよく分かんないのが睨み合ってる状態でさ……。」
「何か言ってた!? ソイツ!」
思わず扉の近くの壁を粉砕。
無論アルバは粉砕された方を見て驚いてたけど、本題に戻って
「何か言ってたけど……忘れた。」
と言った。
忘れるなよ大切なことなんだから……。この前なんて、僕の夢に出てきて質問責めにあったんだからね!
「あるけど微妙にないから、ごめん。じゃあ、明日ね!!」
「おぉー……。」
アルバの家を出た時はもう、日が沈みかけていた。
僕は塔へ向かって走り出していた。