二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re:第六十一話 ( No.99 )
- 日時: 2013/06/09 22:14
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
- 参照: 僕の黒歴史を蘇らせるお父さんはなんだろう、Sかな?
「ねェ、今の何?」
色々あって、僕とルピナスはさっき話してた所から離れたんだけど、ルピナスがいた方の道にいきなり瓦礫(がれき)の雪崩がズザザザザァっと塞いだ。
「わー、どうしよう。スゲェ迷惑だ。」
「僕は帰れるの?」
「帰れる……けど? 魂があの世に行けなくなるが。……仕方ない、やってやるか。」
僕だけ帰るのはちょっと嫌だな。明日学校あるけどまあ、良いよね。善い行いを夢の中でしたってことで。いや、意味ないか。
「手伝ってあげようか?」
「いっ、いや一人で出来るし!? 手伝いたいんだったら手伝ってもらってあげても良いけど!?」
「……じゃあ帰る。」
「いや待て! 手伝ってよ!!」
「や、やらなくても良いって言ったじゃん……。」
* * *
「——で、どうしたら帰れるの?」
「まあ、あの瓦礫共をなんとかしたら行けるな。」
「じゃあ氷漬けに出来ないね。」
「凍らせるつもりだったのか……。なんか噂ではレバーがあってソレを使うと邪魔な物を一掃出来るとか。」
「僕らが邪魔なモノだったらアウトだね。」
「ソレを言うな。ケルベロスに許可取ってるから安心しろ、私達は邪魔な者ではない。」
「……うん。」
ケルベロスってこう君と一緒に冥界に行った時、骨に釣られたヤツ? アレ喋れるの?
「じゃあ……。」
「探しに行く、か。」
こうして何か色々問題がある冒険的な何かが始まった……? 一生始まらなくて良いんですけど。
「キャアアァアァァァアアァァアァァァ!!!!!」
いきなりの悲鳴。恐らく……
「幼女。」
「ロリコンなの? ツンデレでロリコン?」
「黙れ男女。行くぞ!」
「人のこと言えないよねルピナス。……そうだね、早く行こう。」
幼女の声に反応したルピナスを少し馬鹿にしてから声の聞こえた方へ向かった。
「うっわ……。」
「何だアレは。」
目の前の状況に思わず引く僕とルピナス。何これ。掃除するべきなのかな。
「殺るぞ。」
僕とルピナスの声がハモる。内心コイツがこんなに愉快なヤツ、そして男だとは思わなかった。コイツが誰かがまずよく分からないけど。
何、僕ルピナスとなんか面識とかあったっけ。
勿論約三秒で一掃。
「死ねえぇええぇぇぇえぇぇ!!」
とか叫んでるルピナスを僕は全力無視した結果、僕が手を出すまでもなく終了。さすがロリコン。
「あぁ! 生き残りにまた連れ攫われた!!」
「何してんのロリコン! 追いかけるよ!!」
「何もしてないのにロリコンとか言うな!」
「……留学生がロリコンだった気がする。」