二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第五話:騎士団ギルド ( No.14 )
日時: 2013/05/04 07:16
名前: タク ◆9mCc3lFAO6 (ID: 39RfU1Y2)

 騎士団ギルド。多くの騎士団を束ねる、ギルド総統を筆頭に、困っているポケモンの救助、ならず者の討伐で社会貢献を心がけている組織。リンクとツタは、ようやくこのギルドタウンに辿り着いたのである!

「よっしゃー!着いた!」
「でも、リンク。これからどうする?概存の騎士団にはいるか・・・。」
「いや、俺は0から黄金の騎士を目指したいんだ!もう1回聞くけど、お前と一緒に騎士団を作りたいんだ!」

 リンクはすごい勢いで、ツタに問いかける。ツタはくすっと笑い、答えた。

「どうせ、止めても無駄なんだろ?だから、その夢を僕に手伝わせてくれ。」
「や、やったぁー!ありがとう、ツタ!」
「前にも行っただろ。僕はこの決意を変えるつもりはないよ。」


 というわけで、2人はギルド基地へ向かった。騎士団登録と書いてある看板歩窓口に、シュバルゴがいたので、用件を伝えるとすぐ書類とペンをとってきてくれた。

「やる気のある若い者は今時珍しいよ。ほら、書類。ここにお前らの名前を書くんだ。それと・・・騎士団名の登録。良いな?」
「もう名前は決めてあるんです!”黄雷騎士団”!」

 ツタが驚くほど、あっさり手続きは終わった。と、思いきや・・・。

「それじゃあ、まだ今は仮登録だ。本登録は、ギルド総統、ダイケンキ様のお題をクリアしたら、許可してやる!」
「ええっ!?」

 2人は驚いて声を上げた。

「ダイケンキ様からのお題というのは、ダイケンキ様が指示した依頼をクリアすること!まあ、どんな依頼かは知らないけど。」
「ま、やっかいなことになったな、リンク。」
「良いじゃん、ツタ!いきなり、騎士の仕事ができるんだよ!」
「んじゃ、時間が来たら呼び出しが掛かるから、それまで待っておきな!」

 ツタとリンクは、シュバルゴにお礼を言って、外で待っていた。



 しばらくして。放送が掛かった。

『ピーンポーンパーンポーン。黄雷騎士団の諸君。至急、ギルド基地内に来ること!』
「よし、行くぞ!リンク!」
「ああ、ツタ!」



 そして、基地内。奥から、たくさんのフタチマルと共に、総統・ダイケンキが現れた。ものすごく、老けていたが。

「ゴホッ、ゴホッ、諸君。よく集まってくれたゴホッ!この旅、騎士団登録、感謝する。ゴホッ!」
(なんか予想していたのと違うー!?)
「なんか予想していたのと違うと思っているな?ゴホッ!」

 読みすかしたようにダイケンキが行った。2匹は驚き、声が出なくなった。

「読心術!?」
「とりあえず、この依頼をクリアできたら、晴れて君たちを本登録しよう!ゴホッ!シュバルゴ、読み上げたま・・ゴホッ!もう良い、ワシはきついから寝る!ゴホッ!」

 と行って、ダイケンキは奥へ帰ってしまった。

「すまない、ダイケンキ様は老騎士でな。今はもう、戦うことなどできんのだ。」
(それは分かる・・・。)

 リンクは、ため息をついた。

「とりあえず、お題を読み上げる。ギルドタウンに住む、ドッコラーからの依頼だ。」

 どうやら、ギルドタウンには、騎士だけでなく、一般ポケモンも住んでいるらしい。

「この辺に、メラル溶鉱炉という工場があるのだが、そこに住み着く野生ポケモンが突如、凶暴化してしまったらしい。このままでは、作業に支障を来す。よって、君たちの出番だ。良いな?」
「は、はい!」
「分かりました。」



 依頼を引き受けた後、2匹はギルドタウンに戻っていた。

「しっかし、大丈夫かな・・・。」
「まあいいや!早速、行こうぜ!」
「まあ、待てよ。」

 ツタが、リンクを制した。

「ここはまず、アイテム調達だよ。」
「そ、そっかぁ・・・。」


 一通り、買い出しが終わった後、2匹は工場の前に立っていた。

「行くぞ・・・。」
「ああ!初仕事だ!」

 初仕事・・・。リンクとツタは、クリアして騎士団を結成することができるのか!?