二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第十話:喧嘩好きのバルキー ( No.32 )
- 日時: 2013/05/05 01:41
- 名前: タク ◆9mCc3lFAO6 (ID: 39RfU1Y2)
「す、すっげぇー・・・。」
「い、一日で家を建てた・・・。」
ドッコラー達を助けた、お礼に家を建ててもらったリンクとツタ。しかし、一晩で完成してしまっていた。
「ま、まあさぁ・・・。流石格闘ポケモン・・・。力持ち・・・。」
さすがのツタも唖然としている。リンクは、はしゃぎだした。
「しかも・・・2軒も・・・。」
しかも、大人数で作ったせいか、ツタの家とリンクの家、つまり2軒作ってしまったことになる。
「はーっはっはっ!どーんなもんでい!また、何かあったら言ってくれよ!」
と言って、ドッコラーとその仲間達(30匹ほど)は帰って行った。
「す、すげーよ!マイホームとか・・・!!夢みたいだよ!!」
「か、家具まで置いてあった・・・!すごいサービスだな!」
2匹は、楽しく、自分のマイホームについて語り合っていた。
(でも、一緒に住むのも悪くなかったかな?って、僕は何を考えてるんだ!!)
と内心思うツタだった。
「で、お前さん達は正式に本登録っと言うわけだ。」
「あ、ありがとうございます!」
依頼の達成報告をし、ようやく本結成と言うことだ。2匹は、嬉しそうに外へ出た。
「よーし、早速依頼をバンバン引き受けるぞぉー!!」
「調子乗りすぎ。」
はしゃぐリンクを、ツタが止める。だが、何だかんだ言って、リンクとツタは今では、仲間として仲が良いのだ。まあ、ツタはリンクに対して別の想いもある訳なのだが。楽しそうに、ぴょんぴょん跳ねながら2匹は広場へ行った。
「挑戦者は他にはいないのか!」
広場の中心で、リングが敷かれ、なにやらにぎわっている。リンクは、その光景を遠くから見ていた。
「俺が行こう。」
いかにも強そうな、ナゲキが進み出る。
「おっ、チャレンジャーか。」
「ああ。俺が勝ったら、我が騎士団に入ってくれるのだな?」
「無論。♂に二言はない!!だが、タコられても知らないぜ?」
騎士団というより、このナゲキは格闘家っぽいのだが。それはさておき、何事か、リンクが近くにいたストライクに訪ねた。
「あのぉ、このイベント何ですか?」
「ああ、あのバルキーは、とても強いと評判なのさ。そんな彼が、自分の腕を試すために、騎士団達に自分に勝てたら仲間になってやるとか言うチラシを一軒一軒配ったんだそうだ。当然、みんなバルキーがほしいから、ここに集まるし、それで、ヤジも飛んできてこの有様よ。」
意外と、そのバルキーはまじめな性格らしい。チラシを一軒一軒回って配るとは、リンクにはできない。ツタもあきれて唖然としている。すると、さっきのナゲキがタコられて帰ってきた。(どういうことかは後述参照)ふらふらしており、倒れる。顔は無惨にも腫れていた。
「あのバルキー、タコるとか言っていたが、タコるとは、タコ殴りにするの略だったのか・・・・。無念。」
とか言って、担架で運ばれている。何が起こったのか、考えたくなかった。
「な、なるほど・・・。大概はああやってフルボッコになるわけか・・・。」
「おい、そこのチビ2匹!!」
バルキーが大声を出してきた。リンクとツタに呼びかけているようだ。
「このオレと戦ってみないか?おっと、オレはフェアな性格なんでね。2対1で掛かってきてもかまわないぜ。」
「お断りするよ。」
ツタが割って入った。
「あいにく、それじゃあ僕たちが舐められているみたいだからさ。」
冷たい態度でツタがあしらう。
「へー、なかなかの度胸じゃないか・・・。それでこそ、倒しがいがあるという物。上ってこい!」
バルキーが手招きした。
「ツ、ツタ!!何で・・・。」
「僕には、秘策があるんだ。」
そういって、ツタはリングに上がっていった。腕を組んで、つーんとした態度をとっているが。
「どうやら、オレの方が舐められているらしいな・・・!!」
「君は人を見下す癖があるようだね。僕もだけど。まあいい。こっちには、君を倒すための秘策があるんだ。」
「何ィ!?」
バルキーは顔をゆがめた。
「良いだろう。ならば、こちらから行かせてもらおうか。うぉらっ!!」
「!!」
バルキーは接近してツタの目の前で手をたたいた。そして、ツタがビクッと目をつむったとたんに、殴りつける。
「がはっ!!」
「ふははは・・・。”ねこだまし”。オレの得意技だよ。いきなりで悪かったな。」
ツタはリングの隅に吹っ飛ばされる。
「かかったね。タネだけに・・・。」
ツタが薄ら笑いを浮かべる。思わず、バルキーは足元を見た。なんと、宿り木が自分の足にからみついているではないか!!
「なっ・・・!!”やどりぎのタネ”・・・!」
「君のバトル・・・。さっきから見させてもらったけど、”ねこだまし”から”たいあたり”で追撃していく戦法をとっていただろう?でも、生憎君は自分の動きに集中しすぎて、足下を見ていなかったみたいだ。君がだまし技を使うなら、こっちもお返しさ。」
「おのれぇ・・・!!うぉおおお!!」
「ええっ!?」
ブチブチブチィッ!!
「おいおい・・・。嘘だろ・・・。」
「ツタ・・・。大丈夫かな・・・。」
何とバルキーは、無理矢理足の宿り木を引きちぎってしまったのだ。完全に計算外のツタ。このバトル、どうなる!?
