二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: スマブラ初代&DXでギャグ小説! ( No.30 )
日時: 2014/07/12 15:25
名前: 利亜 ◆4GdoLQNWN2 (ID: FJEHCo6X)
参照: http://ameblo.jp/ourusutaa/

———【星降る夜に】———

今日は7月7日。
世間で言う七夕である。

2度目の七夕を迎えるスマブラ屋敷の庭には、何時もは置いていない 大きな机があった。
そして、その上には星をイメージした料理が並べられている。

遡ること数時間前。よく晴れた昼のこと。

゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆

『台所組の皆さん、今すぐ台所に来てください。』
そんな放送が、屋敷に流れた。

いつもの如く作戦会議をしていた赤毛の少年と栗毛の少女は、その放送をきいて台所へ走っていった。
勿論 競争をしながら、だが。


「どうしたんだ?」
そう訊くのは赤毛の少年、ロイ。

1時間ほど前に昼食は済ませた筈だ。
夕飯にもまだ時間があるし、そもそも食事は日替わりの当番制である。
台所組全員出動なんてことは、何処ぞの桃色の姫君や医者が食事を作ろうとしているときくらいしかない。

「今日、何月何日?」
そう問いかけるのは緑帽子を被った弟、ルイージ。

「あ、そういうことか。」
思い出したように呟くのは栗毛の少女、ライト。

「ね?」
と悪戯っぽく笑って見せる赤帽子の少年、ネス。

「まぁ、ロイさんは知らなくても仕方ないと思いますけど」
地域的に、と呟く特徴的な緑帽子の青年、リンク。

「お前も去年まで知らなかっただろ」
リンクの呟きに小さくツッコミを入れる狐の獣人、フォックス。

この5人、台所組という名の料理好きである。

「ライトはわかったと思うけど、今日は7月7日。七夕の日だよね。」
ルイージの言葉に、ロイが「七夕ってなんだ?」と疑問を示す。

「『七夕(たなばた、しちせき)は、中国、台湾、日本、韓国、ベトナムなどにおける節供、節日の一つ。五節句の一つにも数えられる。旧暦では7月7日の夜のことで、日本ではお盆(旧暦7月15日前後)との関連がある年中行事であったが、明治改暦以降、お盆が新暦月遅れの8月15日前後を主に行われるようになったため関連性が薄れた。日本の七夕祭りは、新暦7月7日や月遅れの8月7日、あるいはそれらの前後の時期に開催されている。
古くは、「七夕」を「棚機(たなばた)」や「棚幡」と表記した。これは、そもそも七夕とはお盆行事の一環でもあり、精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方であることから7日の夕で「七夕」と書いて「たなばた」と発音するようになったともいう。
元来、中国での行事であったものが奈良時代に伝わり、元からあった日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれた言葉である。
そのほか、牽牛織女の二星がそれぞれ耕作および蚕織をつかさどるため、それらにちなんだ種物(たなつもの)・機物(はたつもの)という語が「たなばた」の由来とする江戸期の文献もある。』だって。あ、Wikipediaから引用ね。」

「うん、ごめん。わかんねぇわ。」
「大丈夫だロイ。今の説明でわかる訳ねぇから。」
「まぁ簡単に言えばあれだ。七夕物語ってあるだろ? あの織姫と彦星が天の川をわたって出会える日。で、その日には笹に願いを書いた短冊をかけるっていう。」
「おk把握。」
因みに最初と最後の台詞がロイ、2行目がフォックス、3行目の簡潔に説明したのがライトである。

「で、七夕の日にはパーティをするのが恒例になってるんだ。といっても、今回で2回目だけどね。」
「だから初代組+α はパーティの準備しているでしょう? それで、僕等は料理を任された、という訳です。」
緑衣2人組の説明に悪戯コンビは成程、というように頷いた。

「じゃあ、一人一品以上作ること。あ、ネスはフォックスと一緒に。材料はあるからね。」

「「「「ラジャー」」」」

゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆

一方、成人男性チーム(但し台所組は除く)大きな机を運び出してきた。
そして、その上に女性チームがテーブルクロスを引き、そこに花瓶に飾った、白色の花を置いた。

「その花、なんていう花なの?」
「これはね、“梔子クチナシ”っていうの。実は着色料になるんですって。」
というピカチュウの問いに答えたのは時の姫君。

゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆

そんなこんなで、もう8時。
毎年恒例()の七夕パーティが始まった。

ルイージ作の散らし寿司と冷やし中華、リンク作のスープとパン、フォックス&ネス作のフルーツポンチと白玉栗ぜんざいにロイ作のドライカレーと三色丼、そしてライトのクレセントロールとチョコムース。
時間と材料が余ったから、という理由で全員でうどんも作った。麺細めの素麺もどきと共に。

…とまあ、星をモチーフにした料理が並ぶ。

゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆

これまた恒例のクイズ大会をしている仲間達を横目に、少女は呟く。
「平和だなぁ」 と。

「おーいライト!お前も参加しろよー?」
「わーってるよ!」

青く輝く星が、夜空を駆けていった。


——あとがき——
遅ればせながら、七夕SS。
時間軸はDXです。
本編書く前に短編書いたってどういうことなの(爆)

ライトさんはオリキャラです。
ぶっちゃけた話、スマブラ本編の外伝的なものである『結成前ノ物語』の主人公だったり。

今回、いつものような台本型ではなく、小説型で書いたのです、が。
小説方は登場人物が多くなるときには不向きですね。改めて思いました。

梔子の花は7月7日の誕生花です。因みに私は八重の方を推します。
例によってパーティのゴタゴタはカットです。同じくクイズ大会も。
クイズ大会は書きたかったんですけどね。来年に、ということで。

尚、悪戯組=ロイ&ライト です。拙宅のロイ君は一人称「俺」の悪戯っ子。
台所組の料理はクェックパドゥーから。

長くなりましたがこれで終わります。それでは!

H26.7/12 新ファイター参戦ムービー放映を2日後に控えた土曜日。