二次創作小説(映像)※倉庫ログ

狼、自殺する ( No.1 )
日時: 2015/12/15 02:23
名前: ジル (ID: nbzMXegi)

皆さんおはこんばんにちは!
え?誰だか分からん?

俺の名前は黒音狼月。
しがない学生やってるぜ!

突然だが今自殺しようとしているんだ

余りにもつまらない生活に飽き、面倒になった
ただそれだけだ

さて、死ぬ方法だが未だに決まって居ない
ここは車の通りも少ないド田舎。ひかれて死ぬのはほぼ無理だ。

首吊りは嫌だが仕方あるまい.......ん?

『ブオォォォ』

と、思ったら車来ちゃったじゃないですかやだー
おいおい、誰だよ車来ねぇとか言った奴。俺です、すんません。

決意(失笑)を決めた瞬間、黒い影が飛び出した

うん?猫?

目の前で白い子猫が固まっていた
そいや猫って驚くと固まるらしいな

しかしこの子猫は俺より存在価値は高い
死なせてたまるか

そう思った時には猫を突き飛ばし車にひかれていた。
_____ああ、かっこ悪ぃ死に方だな

薄れ行く意識に運転手の慌てる顔を覚えつつ
頭を動かして探す。
.......いた

ちゃんと、生きてるな。

「助かった...命……大切に……しろ…よ?」
掠れた声でそう呟き猫を撫でた。
じゃあな、俺の人生…………

                       To Be Continued?

と、思うじゃん?

目が覚めたらそこは…………

「知らない天じy」
「すいませんでした!」
「………はい?」

あれ?何で目の前に幼女がいるの?俺ロリコンじゃないよ?
オタクだけどロリコンじゃないよ?
.......ホントダヨ

「幼女って言わないで下さい!」

心読まれた=神様?それともあれかな?『ククク………我は魔王なり………』とか言う痛い展開?
いやー最近異世界召喚モノ多いからね。

「神様です!って言っても信じてくれな」
「信じますよ」
「………え?」

むしろこの状況で信じない方がおかしいって
轢かれて、死んで、何故ここにいるし。

「いや、だって君心読めるじゃん。だから人間じゃないと思うけど?」
「あ、その.....」
「じゃ、じゃあ、ももも、もしかして.......変....態....?」

変態同士はテレパシー出来るんだよ?
まったくこのくらい一般常識なんだけどね。

「私にはあなたの思考が読めない。いや、読みたくない」

「神様ならそんくらい頑張りなよ」

「無理です、あと、正確に言うと猫の神です」

猫、猫ねぇ......ああハイハイ分かった分かった。
こんくらい余裕だわ

「つまり君は大変な変態で、心の読めるプリティー神様片腹痛しって事?」

「もうやだこの人。土に還れば良いのに」

「いや、円環のことわr「そのネタはアカン」」

まぁここら辺は危ないからね
神様が神様に消されるなんて目も当てられないよな。

「つまり俺が助けた猫と?」
「本当に頭がヒットして素晴らしいですね」

いや、フラグ建ってたし
薄々気がつくだろjk

「なるほど、それで俺は天国?地獄?いや、地獄だろうな」

死ぬんだったらパソコンのHDDを壊して死にたかったなぁ
いや、閻魔様は実は幼女で、浄破璃の鏡でみた俺の過去の性癖で顔真っ赤になるのも見てみたい。
あれ、地獄って天国だっけ?
足して合わせてまぜこぜにして天獄で良いや。

「飛んでもないこと考えてる所、失礼しますが、転生です」

おお、マジか、第三の選択だ。アー○ネイチャーか?
まだサラッサラなんだけどな

「驚かないのですね」
「ん、まぁね。それで転生する所は?」

これ重要ね。はい、テストに出るよー
受験生マーカー引いてー

「東方projectです」
「まじで?」

驚きすぎて目が白黒したわ
妖怪パンダアイ!良くない?

「?、まぁ取り合えず特典を3つまで付けます。何が良いですか?」

ふむ………そうだな
どうせやるんだ、死にたくはない
修行だ修行。
時間が欲しい

「一つ目は古代に生まれる事、2つ目は能力を2つ付けてくれ、三つ目は種族は狼が良いな。」

「理由は何でしょう」

「1つ。長生き=強いのイメージ。2つ。チートってやっぱ憧れるよな。3つ目。狼って可愛くね」

「可愛い・・・?」

「あの首周りヤバい。個人的にツボ。ドツボ」

「わかりました、ではいってらっしゃいませ」

そう言い終えると足下に穴が空いて抵抗せずに落ちていった。
........もう少し語りたかったが仕方ない。


   ー1ー