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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re:第12話 旅の扉を復活させる少女 ( No.15 )
- 日時: 2013/11/06 23:01
- 名前: らくじょう (ID: viAVUXrt)
昨日、フィーナからコロンを借り、町にとまった。そして夜が明け、町の外で話し合った。これからどうするか・・・。
「どうするのよ?お金もない、武器もない、それに何も言わないで来ちゃったけどパパたち絶対に心配するわ!」
「?帰ればいいじゃないですか?」
そうか。フィーナは何も知らないんだ。
「僕たちがこっちの世界に来た旅の扉は力を失っているんだ。」
「だったら私をそこに連れて行って?」
「一体何をする気?」
「それはそのばに行ってから。」
穏やかな笑顔を僕たちに向けたフィーナ。でも、何もしないよりはいいか・・・。
フィーナをすぐ近くの旅の扉へと案内した。
「これね。」
「そうよ。どうする気?」
「こうする気。少し離れてくれる?」
2,3歩後ろに下がるとフィーナが両腕をあげた。!?気のせい・・?フィーナから魔力が出てくる。それもどんどん強くなっている・・・。
「我、汝の守りし扉を開けよう。我の魔力を吸い込みし、蒼き光、蘇らん!!」
すごい・・・。旅の扉から光が溢れてくる・・・。さっきまで何もなかった石段の上に蒼い渦を巻く光が・・・・。
「さあ。みなさん。どうぞ。これで元の世界に戻れますよ。」
「フィーナはどうするんだ!?」
「私は・・・。」
「いくところが無いなら・・・僕たちと来ない?」
戸惑っている顔。でも、そんなのお構いなしにマリベルが後ろから背中を押す。
「さっさと入んなさいよ!」
「え!?まって!!」
僕たちを揺らすような感覚が襲う。旅の扉での移動の時は毎回襲ってくる感覚。
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