二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 東方緑化project ( No.106 )
日時: 2013/11/23 11:44
名前: 銀虎 (ID: KjYpxfgY)

九六の家付近にて……


サトル「結局来ちゃったな……」

凶「まあな。
  でだ。流姫、本当に家に攻撃とか仕掛けるなよ?」

流姫「するわけないじゃない〜。
   さっき言ったのは冗談よ」

愛「そ、それはそうですよね。
  いくら流姫さんだって知人の家に攻撃なんか(ry」

ドッカーン!!

愛「…………えぇ!?」

流姫「おじゃまします〜」

九六「じゃ、ないでしょう!
   なに、玄関のドアぶっ壊して入って来てるんですか。
   あなたは、常識ってものを持ちましょう」

流姫「幻想郷は常識にとらわれない!」

九六「他人の家の玄関を壊さないことくらい、幻想郷でも常識です」

サトル「てか、家に攻撃しない約束はどこに行った?」

流姫「夢の世界へと旅立ちました〜」

凶「お前の思考回路が、俺には理解できない……」

九六「……とにかく、あなたは常識っていうものを、もう少し学んでください」

流姫「……………………」

九六「流姫……?」イライラ

流姫「はあ、分かったわよ」

九六「それでよし」



サトル「ところで、このドアのない玄関どうするんだ……?」

愛「このままだと、家の中丸見えだよね」

流姫「あ、それなら私に良いアイデアがあるわ〜」

凶「何なんだ?そのアイデアって」

流姫「見てたら分かるわよ〜。
   要するにドアの代わりになる物を作ればいいのよね?」

サトル「そうだな」

流姫「よし!」

シュルルルルッ

九六「…………家の玄関、大木で塞いでどうするのよ。
   家の中に入れないじゃない」

流姫「心配しなくても大丈夫〜
   あとは、この木をドアの形にカットすればいいだけよ
   お〜い、[]!」


シーン……


流姫「あ、[]ここにいないんだった……」

愛「えぇ!?じゃあ、玄関は塞がったままですか!?」

流姫「そういうことになるわね〜」

九六「どうしてくれるんですか……?」

流姫「ハハハッ……
   あ、良いこと思いついたわ〜!」

「「「「???」」」」

流姫「凶、刀は今、持ってる〜?」

凶「ああ、持ってるが……」

流姫「確か、あなた前に、私の樹で出来た結界を刀で切ってたわよね〜」

凶「……え?まさか」

流姫「そのまさか。
   刀を使って木をドアの形にカットしといてね〜」

凶「俺の刀は木を切る道具じゃない!」

流姫「あなたの意見なんか聞いてないわ〜」

凶「相変わらず、俺酷い扱いだな……」

愛「大丈夫、私がまた慰めてあげるから」

凶「やめて、余計に自分がみじめになる……」

サトル「そういえば、ショウいないな」

流姫「人里の方にでも行ったんじゃない〜?」



人里にて……


霊夢「はあ、全く今回の異変の原因が分からないわ……」

魔理沙「誰も覚えてないから、聞き込みも出来ないしな」

早苗「霊夢さん、どうせ妖怪の仕業ですし、いつもどおり手当たり次第に倒せば……」

「やめた方がいいと思うぞ。
   今回は犯人のいる方角や容姿まで、何ひとつ分かっていないし。
   せめて、物理的な証拠の一つでもあれば……。
   ん?あれは……」

ショウ「よう、[]……だったか?」

「ああ、合ってる。会うのは宴会の時以来か。
   で、隣にいるのは……」

??「ゼーハーゼーハー」
 バタリッ

「お、おい!?大丈夫か!
   霊夢、早く救急箱と休めるところ確保して!」

霊夢「はあ、こんな忙しくて大変な時に倒れやがって
   …………分かったわよ。今、確保しに行くわ」


つづく