二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 東方緑化project ( No.109 )
- 日時: 2013/11/23 11:44
- 名前: 銀虎 (ID: KjYpxfgY)
霧の湖にて……
流姫「はあ、結局来なかったわね〜、九六」
凶「お前があんなことするからだろ……」
愛「反省反省」
流姫「そんなこと私はしない〜」
凶「しろよ。てゆうか、してくれ」
サトル「そんな事話してる間に、紅魔館見えてきたぞ」
愛「よーし、もう少しだ。急ぐぞー!!」
チルノ「ちょっと待ったー!!
最強のあたいを無視して通り過ぎるな!」
流姫「……光合成『生命の力源』」
ピチューン
チルノ「…………」プカァー
サトル「うわあ、ひどい。登場して台詞がひとつだけ」
凶「扱いが一番酷いと思ってた俺、安心」
そして……
流姫「ふう、やっと着いたわね〜」
サトル「で、例の門番は相変わらずみたいだな」
美鈴「グー……スー……」
愛「ねえ、門番ってあんなんでいいの?」
凶「いや、ダメだろ……」
流姫「ちょっとお仕置きが必要かしら〜、フフフッ」
「「「エッ」」」
シュルルルルッ
流姫「これでよし。
門に縛り付けておいたわ〜。あとは……」
咲夜「私がお仕置きします。さてと……
美鈴、起きなさい」
美鈴「あれ、咲夜さん。おはようござ……
て、あれ!?私、門に縛り付けられてる!」
咲夜「門番にもかかわらず寝ていたこと、十分に反省してください」チャキッ
美鈴「ちょ、待ってください、咲夜さん!これには深いわけが!」
咲夜「問答無用!」
美鈴「ギャアァァァァァ…………」
咲夜「……さてと、もう懲りたでしょう」
凶「ぼろぼろの古雑巾みたいになってるな……」
美鈴「…………」
咲夜「さてと、お嬢様が中でお待ちです。
私についてきてください」
流姫「そういえば、ここは誰も異変解決に動いてないの〜?」
咲夜「いえ、パチュリー様が人里の方へ」
愛「あれ、パチュリーが異変に動くなんて珍しいね」
咲夜「なんでも、大勢の記憶がなくなってる事に興味が沸いたとか……」
サトル「動かない大図書館が動いた……
これは、結構珍しいんじゃないか?」
咲夜「そうですね、なにしろ図書館から出てくることもあまり多くないですし」
流姫「ふうん」
人里にて……
パチュリー「ゴッホ、ゴッホ」
霊夢「ちょっと、そんなに喘息酷いなら来なきゃ良かったんじゃないの?」
パチュリー「私もここまで酷くなるとは思ってなかったの……」
魔理沙「で、お前が行動起こすなんて珍しいな。
何かあったのか?」
パチュリー「異変に興味が出た。それだけ」
七一「で、何か情報はあったのか?」
パチュリー「グフッ、ゴッホ……
稗田の子まで記憶喪失になってる」
早苗「えぇ!?それって一体……」
パチュリー「稗田家の能力は一度見たものを忘れない。
つまり、犯人は記憶を消してるのではなく、思い出せなくしているということ……」
「なるほど、犯人は記憶を消す能力ではないということか……
霊夢、これが出来そうな奴に心当たりは?」
霊夢「そんなの、出来そうな奴なんていっぱい居るわよ」
魔理沙「だよなぁ……はあ」
早苗「結局、犯人までは分かりませんね……」