二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 東方緑化project ( No.134 )
日時: 2013/10/06 19:40
名前: 銀虎 (ID: KjYpxfgY)

流姫「速攻で終わらす!!
   光合成『万物の力源』!」

未知刃「れ、レーザー!?」

流姫「それも極太のね」

未知刃「……ははっ、でも残念。
    私に火力で勝てると思わないでよ、ね!!」ヴォンッ

ドゴォォォン

流姫「え!?私のレーザーをたった一撃で相殺した!?」

未知刃「ううん、あなたのレーザーを消し飛ばしたの」

流姫「……え?」

未知刃「つまり、私の弾はまだ消えてない」

流姫「……まさか、後ろ!?」

ズドドドドッ

未知刃「へ〜、反射神経いいね。
    あのタイミングで防御を間に合わせるなんて」

流姫「恐ろしいわ。防御結界を一撃で三枚も破るなんて」

未知刃「どう、怖気づいた?」

流姫「ふふっ、まさか。
   逆にコテンパンにしてやりたくなったわよ」

未知刃「ふ〜ん、どうやって?」

流姫「こうやってよ!!」

ギュイィィィィィン

未知刃「もう一度同じレーザー攻撃?
    しかも、正面から?」

流姫「そうよ」

未知刃「やっても無駄だって分かってるくせに!」ヴォンッ

ドゴォォォン

未知刃「え!?さっきよりも火力があがってる!」

流姫「そりゃあ、私のほぼ全力だからね〜」

未知刃「くそっ、もう一撃!」ヴォンッ

ドッカァァァァァン

未知刃「はあ……なんとか相殺した」

流姫「正面ばかりに注意が行き過ぎなんじゃない?」

未知刃「な!?横からもレーザー!?
    いつの間に!?」

サッ

未知刃「なんとかかわせた……
    危ないなぁ

    さて、次は私の攻撃ね」

流姫「ふふ、でも私の姿はさっきの爆発の煙で見えないわよ」

未知刃「問題ないわ!」

流姫「え?……ま、まさか!?」

未知刃「そう、煙全体を攻撃すればいいだけ!」グウォンッ

ズッド—————ン!!

未知刃「ふう、確かに何かに当たった手ごたえはあった。勝負ありかな?」

流姫「……さて、本当に私はあの煙の中にいたのかしら?」

未知刃「え?う、うそ!?
    なんで私の後ろに!?」

流姫「これでトドメよ!



   草符『葉樹針』!!」

ズガガガガッ



未知刃「うそ……私が負けた?」

流姫「そう、あなたの負け」

未知刃「で、でも、あの時は確かに、煙の中からあなたの声が……!」

流姫「ねえ、あなた。山彦って知ってる?」

未知刃「え?」

流姫「煙の中にあったのは、私が作った木の壁だけ。
   あとは、私が反対側から声を出せば、その声は山彦としてあなたに聞こえるって訳」

未知刃「でも、じゃあいつの間に後ろに来てたのよ」

流姫「あなた、横からのレーザーに気を取られてた時あったわよね」

未知刃「あ……」

流姫「そう。その時に移動したの。
   どう、納得いった?」

未知刃「うん……私の完敗ね」

流姫「完敗って言われるほど、私も圧勝じゃなかったけど……」

未知刃「でも、私の負けは負けよ。
    あなた強いのね」

流姫「ふふっ、どうも。
   あなたと闘えて楽しかったわ」

未知刃「私も楽しかった。
    また今度、もう一度闘おうね。
    その時は負けないよ?」

流姫「……その前にルールを覚えてね?」