二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 東方緑化project ( No.147 )
- 日時: 2013/11/23 11:53
- 名前: 銀虎 (ID: KjYpxfgY)
「まだだ!
弾幕を切ればまだ逃げ道はある!」
紫「あら、私があなたの能力の対策をしてないとでも思ってるの?」
「え、……どういうことだ?」
紫「実際に試しに切ってみたら良いじゃない」
「…………………」
霊夢「……どうだったの?」
「ああ、……紫の言うとおり切れない」
霊夢「!?」
「おい、紫。
何をどうしたんだ!?」
紫「簡単よ。わたしは、実と虚の境界を曖昧にしたの」
霊夢「…………あの、意味が分からないのだけど……」
紫「つまり、今この場所は私が制御している異空間ってこと」
霊夢「余計に意味が分からない……」
紫「まあ、今七一は空間を切ることが出来ないとだけ思っておけばいいわ」
「…………」
紫「まあ、せいぜい頑張るといいわ。
これで終わりよ!」
ヒュオン!
「……まずい!弾が来たぞ!」
霊夢「弾幕が切れない以上、気合い避けするしかないわね」
「この弾の量でどう避けろって言うんだよ」
霊夢「んっ、右見て」サッ
「…………なるほどな」
霊夢「そう、この弾幕は一部分だけ切れ間があんの
弾幕勝負である以上、かわす方法がないとルール違反になるからね」
紫「……無事にかわしたわね」
霊夢「まあね」
紫「でもね、この弾幕、第十波まであるのよ」
「は!?そんなにあんのかよ」
霊夢「さすがに、毎回出口を一瞬で見つけるのはしんどいわね」
「となれば、この弾幕が終わるまでに反撃しなければ、
俺らの負けは目に見えてるってことか」
紫「……とうとう、追いつめたみたいね
いけ、第二波!」
ヒュオン!
霊夢「くっ、……う、上よ!」
紫「第三波!」
「えー……次は、後ろだ!」
紫「第四波!」
霊夢「……このまんまじゃ、本気でまずいわね……」
「……なあ、霊夢。
今、反撃する方法一つだけ思いついた」
霊夢「ん?何よそれ」
「これは、はっきり言って一か八かの賭けだ」
霊夢「もうこの際、賭けでもなんでもいいから早く教えなさいよ!」
「と、とにかくまずはこれ避けるぞ!
下だ!」
紫「……なかなか、しぶといわね。
第五波!」
霊夢「くっ、もう次来てるわよ!
早く教えなさいよ!」
「端的にいう。『 』をすればいいんだ」
霊夢「……は?どうやってよ」
「霊夢の能力を使ってだよ」二ヤリ
紫「霊夢達、動きを止めたわね。
諦めたのか、あるいは……
とにかく、これを当てれば私の勝ちには変わりないわ。
これで終わりよ。
第六波、第七波同時展開!」
『残念だけど、終わるのはあんたよ。…………紫』
紫「…………!?霊夢が消えた?」
霊夢「神霊『夢想封印 瞬』!」
バシンッ
「ふう……なんとか上手くいった」
霊夢「大逆転勝利ね」
紫「一体どういう……こと?」
「紫、おまえだったら霊夢の能力分かるよな」
紫「……ええ、『空を飛ぶ程度の能力』でしょ?」
「ああ、そうだ。
でもこれは、ただ単に空を飛ぶだけの能力じゃない」
紫「……つまり?」
「『空間』も飛べるんだよ。
つまり『瞬間移動』だ」
紫「!?」
霊夢「まあ、私一人じゃ無理だったけどね」
「だから、俺の能力でそれを補助したんだ。
能力と身体能力を完全にリンクさせてね」
紫「……ふふふっ」
霊・[]「?」
紫「さすが、博麗の巫女ね。
本気の私を倒すなんて……」
霊夢「………………」
紫「ホント、さすが……だ…………わ」
バタリッ
霊夢「ちょっ、紫?…………紫!?」
「きっと、久々に本気出して疲れたんだろうよ。
部屋に連れて行って休ませてやろう」
霊夢「…………そうね」
ショウ「大変だ!
れ、霊夢と……えーと」
「[]
ショウ「そ、そうそう!」
霊夢「で、何?騒がしいわね。
そんなに慌てて」
ショウ「実は……
目を離した隙にパチュリーがどっかに行っちまったんだ」