二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 東方緑化project ( No.73 )
- 日時: 2013/08/22 17:40
- 名前: 銀虎 (ID: KjYpxfgY)
迷いの竹林にて
流姫「さて、宴会までもう時間あまりないし、博麗神社で時間潰そうかしら〜?」
??「ん?おーい、流姫!」
流姫「あら?妹紅じゃない〜。
あなたから私に声掛けるなんて珍しいわね〜。どうかした?」
妹紅「いやぁ、お前は今日の宴会に行くのかなぁ〜。なんて、気になったから」
流姫「勿論行くわ〜。地味にお酒大好きよ、私」
妹紅「お前の飲みっぷり見たあとじゃ、とてもじゃないけど地味とは言えないけどな」
流姫「そう〜?私はそうは思わないけど〜」
妹紅「いやいや、酒飲み対決で鬼と張り合ってる時点で全然地味じゃないからな」
流姫「ふふっ、そうかしら〜。皆そんなもんじゃないの〜?」
妹紅「いや、お前の感覚おかしいぞ。普通あんだけ飲んだら酔い潰れる」
流姫「そういうもんなのかしらね〜」
妹紅「そういうもんだ。
ところで、話は変わるが……」
流姫「………………なに?」
妹紅「いや、大したことない質問なんだが、お前の名前って確か『木花流姫』だったよな?」
流姫「そうよ〜、それがどうしたの?」
妹紅「前々から気になってはいたんだが、お前、もしかして木花咲耶姫と姉妹か何かか?」
流姫「………………どうなんだろ〜、分からないわ」
妹紅「いや、別に軽く気になっただけだから、そんな深刻な顔しなくたっていいよ」
流姫「誰が深刻な顔してるですって〜?」
妹紅「あんただよ」
流姫「私、まだ300歳と少しよ〜
そんな、2000年ほど前からいる神と姉妹な訳ないじゃない」
妹紅「それもそうか……いや、変な質問して済まなかった」
流姫「…………もしかして、あなた木花咲耶姫と会ったことあるの?」
妹紅「んお?あ、あぁ。一応会ったことはあるけど」
流姫「会ったのっていつ頃〜?」
妹紅「どうした?急に食い付いて」
流姫「自分と同じ名字だから少し気になってね〜」
妹紅「そうか。えっと、私が不死になる直前に一度だけ会ったな。
あの神様、確か富士山で祭られてるから、蓬莱の薬追いかけて山登った時だな。会ったのはそれが最初で最後だ」
流姫「ふぅ〜ん。ありがとね〜」
妹紅「ああ。私が聞きたかったのはそれだけだ」
流姫「そう〜。じゃあ、私はもうそろそろ神社へ行くわ〜」
妹紅「分かった」
流姫「妹紅は宴会行くの?」
妹紅「気が向いたらな」
流姫「そう、あなたが来るの楽しみにしてるわ」
妹紅「分かったよ」