ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

「ごっつええ感じパロ」

「貧乏ゆすり」

＊配役＊

まっちゃん……黒子

浜ちゃん……黄瀬

黄瀬「趣味は人間観察だという黒子っち」
黒子「はい」
黄瀬「人はなぜ貧乏ゆすりをするのか貧乏ゆすりとは一体何なのか、貧乏ゆすりの正体を教えてください」
黒子「貧乏ゆすりの語源を知っていますか？」
黄瀬「知らないッス」
黒子「えー、金を持っている人を揺すっても」
黄瀬「うん」
黒子「何もないでしょう？」
黄瀬「なるほどね」
黒子「分かりますか？　少しは君の中で考えてたでしょう？」
黄瀬「どうでもいいッスよそんなの」
黒子「ね？　金を持っている人を揺すっても、お金を持ってるから持ってるからもってけって感じでしょう？」
黄瀬「でも取られるのは嫌ッスけど」
黒子「まぁ、とられるのは嫌だけど、まぁ余裕というのがあるでしょう。ですが、貧乏な人間を揺すったら」
黄瀬「うん」
黒子「どうなると思います？」
黄瀬「そりゃもうひどいことに……」
黒子「そりゃもうカタカタカタカタカタ……」
黄瀬「ビビっちゃって？」
黒子「ビビっちゃって！　ないのに！　ないのに！！　タタタタン！」
黄瀬「リズムはどうでもいいッスよ！　リズムは！　そんなもんのリズムは……タタタタン？」
黒子「足で言うとそうでしょ？　こう、貧乏揺すりですよ。これないのにですよ。タタタタン、タタタタン、タタタ、タタタ、タタタタン！」
黄瀬「長いッスよ！」
黒子「刻んでるんですよ？　刻んでるんですよ？」
黄瀬「あぁ……」
黒子「足刻んでるんですよ？」
黄瀬「うるさいッスね！」
黒子「こういうことすると僕は思いますがね、それはみんな当たっていると君を含めて思いますか？」
黄瀬「でも、何か何、貧乏揺すりばっかりしてたら貧乏になるってことは嘘ッスか？」
黒子「いえ、それはないですね。貧乏ですから」
黄瀬「なるほど……」
黒子「ええ……そういうことですよ」
黄瀬「まぁ、語源が貧乏な人を揺すった揺すられた貧乏人がなに……タタタタン？」
黒子「タタタタン。タタタタン、タタタタン、タタタタタタタタタタン」
黄瀬「もういいッスよ……」
黒子「だから、貧乏揺すりをしてる人を見ていてください。観察してください。今度部室でもどこでもいいです。パッと物移りしてる人をそれをちゃんと……タタタタン、タタタタンになってますから。パパパパン、パパパパン」
黄瀬「それ、見たことないけどなぁ……」
黒子「ないのに、ないのに、お金お金ないのに！」
黄瀬「まぁ……リズムにはなってるよ、ね……」
黒子「でしょう？」
黄瀬「まぁ、人はなぜ貧乏揺すりするのかってことッスよね？　語源はそれはわかったッス」
黒子「そうですね」
黄瀬「でも今現在、まぁやる人もいると思うけど……やりますけど」
黒子「あっ！」
黄瀬「なぜやるのかってね」
黒子「君は貧乏揺すりするんですか！？」
黄瀬「ん、まぁ、気が付いたらご飯食べながらでもやってるときはあるッスね」
黒子「ないのに、って言ってるんですか？」
黄瀬「黒子っちはしないんスか？」
黒子「僕はしませんよ。僕はやっぱ何かそういう欧米調に育てられ方してますから」
黄瀬「何なの？　アンタ、何か言ったら欧米って言うよね」


終われｗｗｗ