二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- ■第二十九話 ( No.115 )
- 日時: 2014/01/01 12:04
- 名前: めっせーじ ◆tuRGx8hO4. (ID: lquHsOOW)
■第二十九話
あらすじ:沙羅とシエルのことを聞きたかった神楽は、ミツバが話してくれることになった。
神楽「今回で二人の話は完結アル! みんな注目アルヨ〜! ちょっと長め」
〜佳奈女と沖田が出会うまで〜
一か月前…ということは、神楽ちゃんとと神威くんがまだ来ていない頃ね。
そーちゃんと私は自然に成っている果物を採りに出かけたの。
————総悟とミツバは単独行動をとることにして、手分けして果物をとっていた。
佳奈女を見つけたのは総悟だった。
「…?」
草の影に何やら見えた。不気味だ。
最初は動物かなと思ってみる。
それにしても見慣れないが、恐る恐る近寄ってみることにした。
「!?」
それは二人の小さな子供。
総悟は焦ってどうしようもなくなってしまった。
とても似ていてきっと双子だろう。
荒い息。
総悟は命が危ないのではないかと、本能で察した。
「大丈夫かィ!?」
肌を見てみれば手、足、首、顔…至る所に傷跡。
それに二人ともだ。
「姉上ッ!!」
「どうしたの、そーちゃん。…!」
ミツバは総悟が何やらそわそわしているのが不思議に思い、その先をみた。
「どうしやしょう…」
「そうね、取り敢えず村に運んで手当よ。…わかる? 声が聞こえる?」
「…はぁ…。ぅ…っ」
「意識はあるみたいだけど…ちょっと危険ね。そーちゃん運んで!」
分かりやした、と返事を返して、二人を運んだ。
「…住む所がないの?」
「はい。両親から逃げてきたんです。…もうやだっ」
「ここに住めばいいじゃねぇかィ。俺たち歓迎しまさァ^^」
手当を受ければ大分よくなり、話せる程になった。
聞けば住む所がないらしい。今までは虐待をうけていたようだった。
「…決まりでィ。村長とこ行ってくれば、お前たちはここの住人だぜ」
「ありがとうお兄ちゃんたち!!」
今まで俯いて、微笑みもしなかった顔に、安心と笑顔が戻った。
素直なその笑顔に、周りの人は皆笑った。
そのあと住人登録をして、二人は正式な住人となった。
元気で活発な二人は誰からも好かれて、今でも楽しいライフを送っています。
**
沙羅とシエルの話終わりです!
なんかごめんなさい…。銀さん出したかったんですけど…。
『家出をしてきて倒れて死にそうなところをミツバと総悟に拾われた』っていう設定があるので
忠実に再現してみました!!
次からの設定⇒総悟健全、一週間後 です。
それでは
あけましておめでとうございます!今年も『銀森』よろしくお願いいたします♪