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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- ■第三話 ( No.16 )
- 日時: 2013/10/31 19:34
- 名前: めっせーじ (ID: 18A54hU9)
ミツバちゃん(と呼ぶことにした)も、引越し後のお手伝いをしてくれた。
食べることが大好きな兄は常に何かを口にしながら片付けを始めていた。
シンプル風な部屋を私は自分の部屋にして、小さな頃大好きだったウサギさんの人形や小物を飾っている。
ミツバちゃんが言うには、ここらに大きなデパートがあって、毎日品物が変わるとか。
そんな珍しい方式に私は驚きを隠せない。ミツバちゃんがふと玄関へ行くのを見て、私も影からのぞいて見た。
「あら、そーちゃん。お帰りなさい!」
あ。
『そーちゃん』っていう人のことすっかり忘れていた。
「ただいま、姉上。姉上の大好きな辛いもの、買ってきたんで、後で食べてくださいね」
優しい声が聞こえて、思わず覗き込んでみる。
そこには、ミツバちゃんと同じ髪色で面影が残る、私よりちょっと年上くらいの男の人だった。
かっこいい?
俗に言うイケメンなのだろうか。これが? 私はそうは思わないけど。
「そーちゃん。荷物置いてきて。報告があるから、椅子に座っといてくれる?」
「? はい…」
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