PR
二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 壱話 ( No.18 )
- 日時: 2013/09/28 09:49
- 名前: トリック侍 ◆iX9wdiXS9k (ID: zfEQ.qrn)
- 参照: http://pokemon.www.co.ne.jp
(1)
「なんだって!?悪の水晶が消えた…?」
野宿中の特別警察官の幹部のポケモントレーナー、リュウヤは、カンタの電話で少し大声を出す。
『ああ…そうなんや。あの水晶の洞窟にあった悪の水晶が消えてもうたんや。』
「なんかその悪の水晶って嫌な予感が結構するんだけど…」
『やはりな。そうやと思った。』
「んでそれをどうするんだ?」
リュウヤはカンタにこう聞いた。
『それを封印してほしいんやと。これ所長からの依頼やから引き下がれへんで。』
「分かってるよ。」
『所長の話よると誰かが持ち出したって言うらしいんや。ポケモンレンジャーになる子やって。』
「じゃあ俺はポケモンレンジャーになれと?」
『ああ…もう連絡はしとるからだいたいの勉強はしときや。』
「分かったよ。」
と言ったところ電話は切れる。リュウヤの隣にいるキモリが不安そうにリュウヤを見つめている。
「大丈夫だ。無理はあまりしない。でも今回は引き下がれないから。」
キモリがリュウヤの言葉に『大丈夫だ。お前ならできる』と答える。
「ああ、そうだな。」
リュウヤは空を見上げる。12歳の時ロケット団に入ったが2年で違う所に移された。それが特別警察官の幹部だなんて…。あれから変わったんだなと時々思う。
そんなことはどうでもいい。明日からは依頼の関係でポケモンレンジャーにならないといけない。
「良し…頑張ってみるか」
リュウヤはこうつぶやいた。
PR