二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第5話 サイファー出現!まさかの確保ラッシュ!? ( No.159 )
- 日時: 2014/04/30 23:01
- 名前: ヤマビコ ◆e8/ag4QjxI (ID: GNaqrXDU)
第5話 まさかの確保ラッシュ!!ミッションの行方は?
リク&十六夜咲夜「いっせーの!!」
ガコン!!
77:01 ハンターボックス封印 残り5個
十六夜咲夜「もうこれであなたは退くに退けなくなったわね。」
リク「ああ。俺もここで失格になるつもりはないからな。」
同時にレバーを降ろした、紅魔館メイド長と狭間のキーブレード使い。
〜運営室〜
八雲紫「なかなか良いペースで封印できてるわね。」
MEIKO「ところで、今更だけど、トワイライトタウンってKH組にばかり有利よね?」
高木順二郎「そう考えると、いささか不公平な気もするが…。」
ヤマビコ「果たしてそうかな?」ニヤリ
運営室のメンバーからの素朴な疑問に、ヤマビコはニヤリとほくそ笑みを浮かべる。
〜逃走中エリア〜
ロクサス「ハンターボックスはどこなんだ…!?」
ハンターボックスを探す、ソラのノーバディ、ロクサス。
ロクサス「っとごめん!」トン
すると、彼は誰かと肩がふれあう。ロクサスは軽く謝り、すぐにボックス探しを再開するが…
???「おい、ちょっと待てよ。」
ロクサス「え?ってお前は…!」
ロクサスは相手に呼び止められる。相手の顔を見て、彼は険しい表情になる。
ロクサス「サイファー!!」
サイファー「人様にぶつかっといて、ごめんで済ませようたあ、いい度胸だなぁ…?」
それもそのはず。ぶつかった相手は、自称町の風紀委員、サイファーだったのだ!!ロクサスとサイファーの仲は最悪であり、大事な時に嫌な奴に会ったと、ロクサスは内心頭を抱える。
ロクサス「悪いけど後にしてくれ!俺は今、逃走中のミッションをしてるんだ。」
サイファー「逃走中?知らねえなそんなもん。」
ライ「コイツ、デタラメ言ってるんだもんよ!!」
フウ「意味不明。」
ロクサス「そんな訳ないだろ!?開催3週間前から告知してたって、GMが言ってたぞ!!」
サイファー「ますます気に喰わねぇ。」
サイファーと取り巻きは一向に喰ってかかり、解放してくれそうにない。かといって、暴力行為は御法度だ。
ハンター「…!!」
そして最悪なことに、ハンターに気づかれた…!!
ロクサス「ってハンター来たし!?」ダッ
サイファー「逃がさねえぞ!俺は今、最高に虫の居どころが悪い!」ガシッ
ロクサス「は、はなせよ!あのハンターに捕まったらマズ」ポン
76:41 ロクサス確保 残り20人
馴染みの土地故の、障害だった…。
ロクサス「ちくしょおおおおおおおおお!!」
ハンター「…。」
サイファー「あん?なんだお前?」
ライ「黒スーツにグラサン、怪しいんだもんよ!!」
ライ「不振人物。」
悔しがる機関No.13を他所に、3人組はハンターに喰ってかかる。
サイファー「ますます気に喰わねぇ。おい、お前ら!怪しいなりの奴を見つけ次第取っ捕まえるぞ!!」
フウ&ライ「了解(だもんよ!!)」
プルルルルルルルルル!!
GUMI「『確保情報:ロクサス確保。残り』ロクサス先輩捕まっちゃったンスか!?」
シオン「てか、もうDays組はあたしだけ!?」
〜運営室〜
ミッキーマウス「一応、3週間前から告知してたよね?」
ヤマビコ「うん。ドラマに関してはノープランだったけど、面白くなりそうだ。」ピッピッ
〜観客席〜
ナミネ「そんな…ロクサス…。」
ゼクシオン「序盤だけで機関メンバー2人が確保とは、嘆かわしい…。」
王ドラ(桜)「しかし、まさか住民が逃走者に干渉してくるとは…。」
観客席では、有利と思われていたロクサスのまさかの確保に落胆し、予期せぬ住民の干渉に驚く。
巴マミ「ミッションだけが、逃走中イベントじゃないものね。」
ヴァニタス「ま、ヤマビコのことだ。この辺はノープランだったんだろ。」
クリス・R(グ)「ノープランだったのか!?」
レミリア・S「曰く『何が起こるかわからない。それが逃走中。』だとか。」
サイクス「良く言えば『スリルを最大限求めた結果』、悪く言えば『行き当たりばったり』だな。」
Lily「まあ、最低限の安全対策はしてるっぽいよ。」
高槻やよい「あっ。逃走者にメールが届いたみたい。」
ヤマビコの逃走中スタンスについて話をしていると、逃走者に動きが出たようだ。スクリーンに、メールを読み上げる桃色髪のVOCALOIDが映る。
巡音ルカ『えっと「連絡:サイファー、フウ、ライの3人が、逃走者を探し始めた。彼らに見つかると、足止めされてしまう。十分注意せよ。」よりによってこんな時に…!?』
カービィ(桜)「止める方法はないのかな?」
比那名居天子「メールを読む限り、なさそうだけど…。」
- 第5話 サイファー出現!まさかの確保ラッシュ!? ( No.160 )
- 日時: 2014/04/30 23:01
- 名前: ヤマビコ ◆e8/ag4QjxI (ID: GNaqrXDU)
〜逃走中エリア〜
如月千早「みんなには悪いけど、ミッションは休ませていただくわ…。」
ミッション参加に消極的な歌姫、如月千早…。すると、携帯が鳴った。
プルルルルルルルルルル
如月千早「あら、電話?」ピッ
天海春香『もしもし、千早ちゃん?』
如月千早「春香、もしかしてミッションのこと?」
天海春香『うん!千早ちゃんもミッションやるの?』
電話の主は、親友の天海春香だった。彼女はミッションをやるのか聞きたいようだ。
如月千早「ちょっと悪いけど、今捕まったら元も子も無いし、今回は参加しないわ。ごめんね。」
天海春香『…そっか。まあ無理にとは言わないし、千早ちゃんの分までミッション頑張るよ!』
如月千早「ええ、頑張ってね。(ピッ)…なんだか春香にミッションを押し付けたみたいね…。」
電話を切った後、千早は少々心苦しさを感じていた…。
一方…
鏡音リン(もーハンター早くどっか行ってよー!)
ハンター「…。」
双子VOCALOIDの片割れリンは、ハンターから身を潜めていた。しばらくたっても、ハンターは遠くへ離れていかない。
鏡音リン「しゃあない、別のボックスを探すか…。」
仕方なく、近くのハンターボックスを諦めて他のボックスを探しに出る。
サイファー「見つけたぞ!!」
鏡音リン「うげっ、あんたがサイファー!?」
が、なんと運悪くサイファーに見つかってしまった!
サイファー「フッフッフ…お前らがなんかしでかそうとしてるのはお見通しなんだぜ?」
鏡音リン「な、何よ!?そういう怪しいものじゃないから!!」
サイファー「とぼけても無駄だ!あの黒服グラサンといい、お前らといい、町の風紀を乱そうなんて、この町の風紀委員サイファー様が許さねぇ!!」
今の彼は、何を話そうとも聞きそうにない。まさか自分が引っ掛かるとは…リンは内心頭を抱える。
鏡音リン「とにかくあたしは急いでるから!じゃ!」ダッ
サイファー「逃がさねえぞ!!」ガシッ
鏡音リン「は、離しなさいよ!か弱い乙女の手首を掴んで!このスケベ!!」
サイファー「うるせえ!何が乙女だ、このおてんば!!」
鏡音リン「あーっ!?言ったな!?」
振り払おうとするもまるで効かず、ついに言い合いになってしまう。
ハンター「…!!」
が、これがまずかった。ハンターは大きな物音に気付き、リンが隠れている物陰に向かう!
鏡音リン「ってハンター来ちゃった!?」
サイファー「チッまたお前か!おいおま「ドゴッ」オブッ!?」
鏡音リン「ハンターにかかって行ってはねられちゃった!?でもこれはチャンス!」
サイファーがハンターにつかみかかるも、ハンターはものともしない。これで自由になったリンは、一目散に逃げる!!双子VOCALOIDの姉は、いりくんだ地形を利用して、ハンターを撒くことを試みる。
鏡音リン「ここを曲がって…って行き止まり!?ウソ、待って」ポン
75:59 鏡音リン確保 残り19人
が、逆に自分が袋小路に迷い混んだ…。
鏡音リン「今日はついてないぬぅん…。」
特に理由の無いアイクの真似…。
- 第5話 サイファー出現!まさかの確保ラッシュ!? ( No.161 )
- 日時: 2014/04/30 23:01
- 名前: ヤマビコ ◆e8/ag4QjxI (ID: GNaqrXDU)
プルルルルルルルル!!
鏡音レン「『確保者情報:地下通路にて鏡音リン確保』ウソ!?リン姉捕まった!!」
博麗霊夢「サイファーってやつの仕業かしら?」
チルノ「えっリン捕まったの!?」
天海春香「ここにきて辛くなってきたな…;」
チルノ「それより春香ー、レバー下ろそー。」
天海春香「あっうん!」
ガコン!
75:52 ハンターボックス封印 残り4個
天海春香「ありがとうチルノー!」バイバイ
チルノ「おー気ぃつけてなー!」バイバイ
レバーを降ろし、意気揚々と次のボックスを探す春香。ミッションに貢献した彼女は、どこか浮かれていた。
天海春香「この調子で逃げ切って、みんなとスイーツバイキングに行きたいな〜♪」
ハンター「…。」
柄にもなく油断しているアイドルの背後に、黒い影…。
ハンター「…!!」
天海春香「うえっ!?ハンター!?」
見つかった!幸い初動が早かったため、コーナーを上手く使えば逃げ切れる…はずだった。
天海春香(私のバカ!ミッションが終わった訳でも無いのに、何で油断してたの〜!?)
悔いたところでどうしようもなく、今はハンターを撒くしかない。しかし…
星井美希「zzz…」
天海春香「って美希!?何で寝てるのー!?」
なんとコーナーを曲がったところに、同じ事務所のアイドル、美希が寝ていたのだ!彼女はミッションをやり過ごすために隠れていて、いつの間に寝ていたのだろう。逃走中の真っ最中に寝るというのも能天気な話だ。
天海春香「え、あ、ヤバっきゃぁっ!」
星井美希「うーん後5ふ…あふぅ!?」
この光景に驚き、怯んだ春香は転んでしまい、美希に覆い被さるように倒れてしまう。
天海春香「そ、そんなぁ〜。」ポン
星井美希「えっ?何でハンt」ポン
75:27 天海春香 星井美希確保 残り17人
星井美希「んもー!春香ー!!」
天海春香「ご、ごめ〜ん…;」
油断大敵とは、まさにこの事。そして、これでアイマス組の残り逃走者は半分になった…!!
プルルルルルルルルルル!!
秋月律子「春香と美希が確保!?春香は転んで、美希はうっかり寝ていたところを捕まったのかしら…?」
チルノ「春香が捕まったー!?」
如月千早「そんな…春香が…!?」
〜観客席〜
ヴェントゥス「うわ、律子のやつ、見事に確保原因言い当てたよ…;」
水瀬伊織「そりゃあんだけいつも苦労してたらねえ…;」
プロデューサー「あいつら…;」
miki「同じ名前のヒトが捕まってしまったのは残念デス…。」
双海亜美「てゆーか、アイマス組はもう半分!?」
〜逃走中エリア〜
その後、74:39の時点でリクと咲夜が、74:12の時点でルカとチルノがボックスを封印。ハンターボックスは残り2個になった。この間、真がハンターを撒いて1ポイントを獲得。
東風谷早苗「これは…封印済みですね…。」
シオン「あったよ、ハンターボックス!!」
GUMI「あ!…ってもう封印してあるッスね…;」
シオン「あら〜;」
ボックス数が少なくなり、中々未封印のボックスが見つからなくなってきた。残り時間は、2分を切った。
ハンター「…!!」
しかし、焦る彼らにハンターが容赦なく迫る。見つかったのは…
GUMI「!! ハンター来てるッス!!」
シオン「そんな、こんな時に!?」
この2人だ…!!
シオン「ここを曲がった先に、分かれ道があるよ!」
GUMI「そこで2手に分かれるンスね!!」
シオンの言う通り、曲がった先に分かれ道があり、そこで2手に分かれる。ハンターが狙ったのは…
ピーーーーーーーーーーーー
ROCK ON GUMI
GUMI「自分ッスかーー!?」
緑色のVOCALOID、GUMIだ…!!焦って判断力が鈍くなった彼女は、無我夢中で逃げ回る。果たして逃げ切れるか!?
ミッション1はもうちょっとだけ続くんじゃ。
今回だけで終わらせられなくて申し訳ないです…;