二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第3話 逃走エリアとミッション1発令 ( No.60 )
日時: 2013/12/24 23:10
名前: ヤマビコ ◆e8/ag4QjxI (ID: C6aJsCIT)

〜運営室〜
ヤマビコ&ミッキーマウス&八雲紫「ただいまー。」
MEIKO「おかえり。」
高木順二朗「OPゲームお疲れ様。」

OPゲーム会場から戻ってきたゲームマスター含めた運営3人は、運営室で待機していた残りメンバーと挨拶を交わした。

MEIKO「初めての逃走中OPゲームどうだった?」
ヤマビコ「やっぱり間近で、それも運営として見てもOPゲームはドキドキするね。」
ミッキーマウス「ヤマビコや僕たちにとって、初めての逃走中運営だからね。」
八雲紫「それにしても、雪歩が穴を掘り始めたときはびっくりしたわ…;」
高木順二朗「ああ。僕達も運営室から見ていたけど、雪歩君は相変わらずだなあ。」


〜逃走エリア〜
ロクサス「任務でもここにはよく来るけど、また違った緊張感があるな…」

その頃、逃走エリアではXIII機関のキーブレード使い、ロクサスが慎重に進んでいた。最序盤で親友のアクセルが確保されてしまい、どこか残念そうだ…。

ロクサス「3人で逃げ切って、海に行こうと思ってたんだけどなぁ…。」












ハンター「…。」

そんな彼の近くに、ハンター…。

ロクサス「アクセルの分も逃げ切るぞ!!ってあれはハンター!?」
ハンター「…!」

見つかった…!!

ロクサス「今ここで捕まったら、アクセルに会わせる顔がない!!」

遠くから走ってくるハンターに気付いたロクサスは全力で走り、住宅街の曲がり角や障害物を使って振り切ろうとする。ロクサスが逃げている時、近くの道には…

巡音ルカ「ん?今のはロクサス?ってハンターが来てるし!?」

桃色の女性ボーカロイド、ルカがいた。ハンターの気配を察した彼女は、直ちに物陰に隠れる。咄嗟に隠れたことが幸いし、見つからなかった…。

ロクサス「この先左の道は急勾配が連続するし、右だ!!」

任務で培った土地勘をフル活用し、また、早期に発見した甲斐もあり、なんとか振り切れたようだ…。

ハンター「…?」
ロクサス「ゼェ…ゼェ…土地勘なめんな!!」


〜運営室〜
高木順二朗「おお。ロクサス君がハンターを振り切ったぞ。」
八雲紫「やはりホームグラウンドが舞台なだけに違うわね。」
MEIKO「親友に続いて捕まるわけにもいかないものね。」
ミッキーマウス「確か、振り切った場合は…」
ヤマビコ「ああ、ボーナスポイントが加算されるよ。」ピッピッ


〜逃走者エリア〜
プルルルルル!!
ロクサス「おっ、確保者…じゃないのか。『ロクサス:ハンター振り切りボーナス+1 合計6ポイント』そういえば振り切ってもポイントが入るんだったな。これは嬉しい!」


〜観客席〜
音無小鳥『ロクサスがハンターを振り切り、ボーナス+1 合計6ポイントになりました。』

ポイント情報は獲得者本人と観客席に伝えられる。電光掲示板のロクサスのポイント欄が6になる。

裸族「乳首と股間にお寿司を乗せて、灯せ混沌の黄信号!フクイプリフェクチャーステーションプリキュア!!定刻通りにただいま到着!!」
ギャグ&カオス大好物組「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
音無小鳥『って誰も聞いてないwwwwwwww少しは反応したげてwwwwwwwww』

が、この時観客席は裸族が暴れていてカオス真っ盛り。不幸にも(?)XIII機関No.13『めぐりあう鍵』の奮闘を知る者はいなかった…;


〜運営室〜
MEIKO「ところでヤマビコ…。」
ヤマビコ「どうしたの?」
高木順二朗「さっきから裸族が観客席でなんかおっぱじめてるんだがwwwwwwwwww」
ヤマビコ「えっ。」

第3話 逃走エリアとミッション1発令 ( No.61 )
日時: 2013/12/24 23:18
名前: ヤマビコ ◆e8/ag4QjxI (ID: C6aJsCIT)


〜逃走者エリア〜
十六夜咲夜「ここは大会前に何度も走り込みをしたけど、やっぱりここを歩き慣れているKH組に道案内をお願いしたい所ね…。」

そう言ってKH組の逃走者を探すのは、紅魔館メイド長、十六夜咲夜…。

十六夜咲夜「あ、あんなところにリクがいるわ。おー…」

すると遠くに、物陰に隠れているリクを発見した。咲夜は彼を呼ぼうとしたが、彼の目線の先の存在に気づき、呼ぶのをためらう。

十六夜咲夜「あのハンターがいなければ、動きやすいんだけど…。」

それは先ほどロクサスが振り切ったハンターだ。幸い、ハンターは2人の存在に気づかずその場を離れていった…。

十六夜咲夜「行ったわね。よし…リク、ちょっといいかしら?」トントン
リク「えっ?ってなんだ咲夜か…。」
十六夜咲夜「なんだとは失礼ね。それだから女の子に…いや、何でもないわ。」申し訳なさそうな表情
リク「おい待て何で言うのをためらった?俺に言うのは暴言に該当すると思ったのか?(・ω・#)」
十六夜咲夜「まあ気にしないで。それよりあなた達KH組は他ジャンル組よりもここの土地を理解してるわよね。」
リク「(気にするわ#)あ、ああそれはまあ…。」
十六夜咲夜「それを見込んでお願いしたいんだけど、道案内をしてくれないかしら?」
リク「?ああいいが…。」
十六夜咲夜「よし!」

交渉成立し、リクと共に行動することとなった咲夜…

リク「(正直女の子の扱いは苦手なんだがな…。)」

彼女ができないのは、そのヘタレ気質にも問題があるのではn「黙ってろ。」


GUMI「この地下通路は、暗くて入り組んでるッス…。」

鏡音リン「ここの出口は、たしかあそこに…。」

地下通路を行く、インターネット社製のVOCALOID、GUMIと、クリプトン社製の双子VOCALOIDの片割れ、リン…。

GUMI「ここじゃハンターが来てもすぐに気づけないッス…。」

鏡音リン「ここはハンターから隠れるのにちょうどいい場所ね。」

この地形を、よしとみるか悪しとみるかは、逃走者次第…。


ソラ「あっ妖夢。」
魂魄妖夢「!」

キーブレード使いの少年ソラは、半人半霊の剣士、妖夢と出くわす。

魂魄妖夢「みょん?」
ソラ「え?『今後のミッションのためにも、一緒に行動しないか』だって?いいよ。」
魂魄妖夢「♪」

こちらもペアを組んだようだ…。












が、疾走するハンターを遠くに発見…!!

魂魄妖夢「!!みょん!!」
ソラ「何!?『向こうでハンターが誰かを追いかけている』だって!?逃げるぞ!!」

2人は直ちにその場を離れ、難を逃れる。追われていたのは…








ピ—————————————
LOCK ON YUKIHO HAGIWARA

萩原雪歩「嫌あああああああああああ!!来ないでくださあああああああい!!」

765プロ所属アイドル、萩原雪歩だ…!彼女とハンターのスピードは一目瞭然。当然彼女はなすすべなく…









萩原雪歩「ひいいいーーーー!!」ポン
83:35 萩原雪歩確保 残り22人

萩原雪歩「怖かったですぅ…(´;□;`)」

ハンターの魔の手から逃れることは、たやすいことではない…。


今日はお前の誕生日だというのに…許せ雪歩…。

第3話 逃走エリアとミッション1発令 ( No.62 )
日時: 2013/12/24 23:29
名前: ヤマビコ ◆e8/ag4QjxI (ID: C6aJsCIT)


プルルルルル!!
初音ミク「ん?なんでしょうか?」

チルノ「えっと…これなんて読むの?(確保者情報)」

カイリ「『確保者情報 商店街:トラム広場にて萩原雪歩確保。残り23人』雪歩もう捕まったの!?」

秋月律子「牢獄でも穴を掘らなければいいけど…;」

2人目の確保者に、逃走者たちは不安を隠せない…。


〜観客席〜
音無小鳥『確保者情報 商店街:トラム広場にて萩原雪歩確保。残り23人』

確保者情報は観客席にも伝えられる。電光掲示板から雪歩の表記が消え、下に表記されていた逃走者の名前がせり上がる。観客席は既にカオスが沈静化している。

ヴェントゥス「うわー雪歩捕まったかー!!」
レミリア・S「もちっと残ってくれていても面白いと思ったんだけどねぇ。」
ヴァニタス「そういえばロクサスのポイントが6になってるぞ。」
巴マミ「あら本当ね。全然気がつかなかったわ。」

やっとロクサスの奮闘が報われそうだ。

KAITO「やあ。遅くなったね。」
紅美鈴「あっボカロ組とアイマス組の皆さん。」

そこに、遅れていたボカロ組とアイマス組が到着した。彼らは仕事が長引いた等の理由で遅れたのだとか。

四条貴音「桜殿やグレイディア殿の所の皆様もいらしてたのですね。ごきげんよう。」
フランドール・S(グ)「こんにちはー!」
リュウト「今の様子は?」
カービィ(桜)「最初にアクセルが確保されて、今雪歩が捕まったところ。」
双海亜美「あちゃーゆきぴょん捕まっちゃったかー。」
高槻やよい「それで、逃走者の隣にある数字はなんですか?」
マスター・エラクゥス「ああ、あれか。あれは持ちポイントと言ってな…」説明をする。

高槻やよい「なるほどー!」
氷山キヨテル「ところで、随分空席が多いですね。」
パチュリー・N「ああそれね。実はさっきまで裸族が暴れていたのよwwwwwwww」
Lily「えwwwwwマジでwwwwww」
洩矢諏訪子「それで、今XIII機関をはじめとした真面目なメンバーが向こうでお仕置きしてるの。」
\ワーギャー/
プロデューサー「さ、さいですか…;」
女神まどか「ちなみに私たちも余興にお仕置きしようとしたら、ほむらちゃんから『あなた達はここで留守番してなさい』って言われたお(´・ω・`)」
如月優「は、はあ…;」

あと少し早く着いていたら、自分達もカオスに巻き込まれていたかもしれない。ボカロ組とアイマス組は冷や汗をかいた…。

Lily「あーんあともう少し早く着いてたらカオスを堪能できたのにー!!」
miki「私も生の裸族技を見てみたかったデス!!」
双海亜美・真美「もしかしてピヨちゃんは放送席から見てたの!?ずるーい!!」
水瀬伊織「冗談じゃないわ!!主に被害を受けるのは私たちなのよ!?」
KAITO「伊織の言うとおりだよ!」
IA「えっと、裸族って何「知ってはいけない。」

…一部のメンバーを除いて…;


〜運営室〜
ヤマビコ「さて、裸族のお仕置きも終わったし、そろそろ頃合かな?」
八雲紫「あら、おかえり。最初のミッションね。」
MEIKO「ここは裏切り者とかが王道だけど…。」
ヤマビコ「ははは。のっけからそんなことはしないよ。よし、まずはこれだ!!」

ヤマビコはミニノートを操作し、逃走者たちに一斉にメールを転送。同時に、エリア内に10個のハンターボックスが出現した。


〜逃走エリア〜
80:00
プルルルルル!!
シオン「ん?なんだろう?」

神威がくぽ「『ミッション1』ついに来たでござるな。」

霧雨魔理沙「『現在エリア内に10個のハンターボックスが置かれている。』いきなり10個って多くねえか!?」

菊地真「『残り68分になると、ボックスが開き、ハンターが放出される。』」

鏡音レン「『封印するには、ハンターボックスのレバーを2人同時に下げなければならない。』早速シビアなのが来たね…。」

第3話 逃走エリアとミッション1発令 ( No.63 )
日時: 2013/12/24 23:38
名前: ヤマビコ ◆e8/ag4QjxI (ID: C6aJsCIT)


『ミッション1』ハンターボックスを封印せよ!
エリア内に10個のハンターボックスが置かれた。残り68分になると、ボックスが開き、ハンターが放出される。封印するには、ハンターボックスのレバーを2人で同時に下げなければならない。なお、ミッションのポイント計算は以下の通りである。

すべてのボックスを封印…参加者全員(自分が封印したボックス数×2)ポイント加点。
封印できなかったボックスがある…参加者全員(封印できなかったボックス数×3)ポイント減点
ちなみに、レバーを1本以上下げるとミッション参加と判定される。



このシンプルながら難易度の高いミッションに、逃走者たちは…

天海春香「ミッションですよ!ミッション!!難しそうだけど、もちろん参加だよ!!」

ソラ「妖夢の勘が当たった!ボックスを見つけたら2人で封印するぞ!!」
魂魄妖夢「…!」コクッ

リク「ハンター追加は厄介だし、少しでもポイントを稼ぎたい。俺も参加しよう。」
十六夜咲夜「でも失敗したら、あなたはすぐに強制失格よ?」
リク「恐れていても何も始まらない。俺はここで動かずにいられる性分じゃないんだ。」
十六夜咲夜「ふふ、じゃあ私も手伝うわ。」

博麗霊夢「私の勘が『ミッションに行け』と言ってるわ!!」

GUMI「ハンターボックスは…これッスね。」

意欲的に参加しようとしたり、早速ボックス探しをする者や…

東風谷早苗「『その辺にあったらやろう』なんて軽いノリでできないのが悩みどころですね…。」

鏡音リン「あそこのハンターがいなければ自由に動けるのに…。」

如月千早「失敗時のリスクも大きいし、今回は様子見ね…。」

星井美希「折角10ポイントあるのに、なくしたくないの。」

参加を悩んだり、消極的な者まで、反応は様々である。

ハンター「…。」

また、ミッションに行けばハンターに見つかるリスクも高まる…。


〜観客席〜
我那覇響「いきなり難しそうだな〜。」
ラン(桜)「こういうの私だったら迷わず参加すると思うけど…。」
ヴァニタス「そんな単純な問題でもないと思うけどな。」
ミニッツ(桜)「どういうこと?」
洩矢諏訪子「闇雲に参加しても、全部封印しなければリスクも大きい。かと言ってこのまま何もせず10体ハンターを増やすわけにはいかないよね。」
マスター・エラクゥス「当然自分1人背負い込んでやろうなんて無理だ。」
小悪魔「レバーを下ろした本数がポイントに関係するのなら、レバーの奪い合いの発生が予想できますよね。」
ドラリーニョ(桜)「よく分かんないけど、なんだか複雑だなぁ…。」
ヴェントゥス「結局は『他の逃走者、すなわち仲間を信じることが、クリアのカギ』ということだよ。」
鹿目まどか「仲間を信じる…。」
歌愛ユキ「難しくってよくわかんないや。」
アクア「あなたもいずれ分かるわ。」

ざわつきを見せる観客席。

果たして、ミッションの行方は!?