二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: シェゾおめー ( No.119 )
日時: 2014/03/16 20:54
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: 6nOSsJSp)

3月16日




騒がしかったホワイトデーから二日後。水晶の洞窟の奥でシェゾは横になっていた。

シェゾ「ったく、散々な目にあったぜ・・・やっぱ来るんじゃなかった・・・」

女装させられたり、指輪でサタンとくっつかれたりと散々なホワイトデーを過ごしたシェゾ。
当分ゆっくりさせて欲しい、と思っていたその時





アルル「シェゾっ!」
シェゾ「・・・アルル?」

洞窟の入り口の方からアルルが入ってきた。何か持っている。シェゾはむくりと起きて、アルルに近づく、

シェゾ「何のようだ?魔力を差し出す覚悟が出来たのか?」
アルル「・・・これ」
シェゾ「は?」

アルルは手に持っていた袋をシェゾに押し付けた。瞬間シェゾの心臓はどくん、と大きく震えた。


シェゾ「な・・・何だ?」
アルル「誕生日」
シェゾ「!」
アルル「・・・今日でしょ?君の誕生日は。あと、ホワイトデーの時助けてくれたお礼でもあるから」
シェゾ「・・・」
アルル「誕生日おめでとう。あと、ありがとう・・・じゃあねっ!!(ダッ」
シェゾ「お、おいっ!」


走り出したアルルの姿はあっと言う間に見えなくなった。彼女の足音も次第に遠ざかり、聞こえなくなった・・・。
シェゾは、彼女が消えた方を呆然と見ているだけ。

シェゾ「何なんだ、アイツ・・・何をくれたんだ?」



ガサゴソガサゴソ・・・



ぴらっ



シェゾ「・・・は?」

袋の中に入っていたのは・・・







女性物のドレスと「シェリーちゃん可愛かったよ♪」と書かれたメッセージカードだった









シェゾ「・・・・・・アルル——————————っ!!!!!(#゜Д゜)」









END





後書き

羽清です。ホワイトデーとシェゾ誕生日短編でした。
バレンタインデーの時とは違って時間をかけてゆっくり書けたからパフォーマンスを多く、細かく書けたのには満足しています。

ホワイトデー短編の為に彼のプロフィールをピクシブ百科事典で調べた所ホワイトデーのわずか二日後、3月16日が誕生日と知ってせっかくだから書いちゃおう!と思い、書いてホワイトデー小説を投稿した後二日待ちました。
シェゾとアルルの距離がまた近付いたっぽい?
ちなみにうちのアルルは腐ってない純粋なコスプレ好きです(可愛い服が着れるから)。シェゾお誕生日おめでとう



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