二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 魔女のハロウィンマジック ( No.193 )
日時: 2014/10/31 20:41
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: L3izesA2)

ここで久々の更新!ハロウィンだぜ!





数日前・・・


魔理沙「さーて、沢山採るか」

夜霧が立ち込める暗い森、霧雨の魔法使いは箒に乗って森の中を飛んでいく。
魔理沙がいる所は採取地の一つである「夜霧の森」。昼は普通の森だが夜になるとその名の通り夜霧が立ち込める森だ。視界が悪くなるので普段夜に立ち入る人は居ないが夜の方が珍しい素材が採れる。魔理沙もこの日は夜、そして今の時期しか採れない「ある素材」を採りにわざわざココに来たのだ。


ザザッ!

ヘイズウルフ「ガウッ!!」
魔理沙「おっと!(弾幕」
ヘイズウルフ「キャインッ!」

草むらから霧に紛れて狼が襲いかかってきたが軽く蹴散らす。
仲間と思われる他の狼も次々と襲ってきたが難なく片付けていくのだった。

魔理沙「甘いんだよ。さて、さっさと行くか」


そのまま森の奥へと進んでいく魔理沙。
暫くするとオレンジ色の淡い光が見えてきた。

魔理沙「お、あれはもしや・・・」

オレンジ色の光に近付くと、発光源となる物が魔理沙の目に映る。
それが魔理沙の求めていた物だった。

魔理沙「見つけた!これがハロウィンマッシュルームか!」

光を発していたのはパンプキンの様な傘を持つキノコ「ハロウィンマッシュルーム」。
ハロウィンの一週間前からハロウィンの終わりまでしか生えないレアアイテムである。

魔理沙「よし、戴くか!」

魔理沙は上機嫌でハロウィンマッシュルームを収穫しようと手を伸ばす。が・・・





???「オーホッホッホッホッ!ごめん遊ばせー?」
魔理沙「!?だ、誰だっ!?」

突然森に響いた高飛車な笑い声。
声の主は魔理沙の前にゆっくり降りてきた。


魔理沙「お、お前、ウィッチかっ!?」
ウィッチ「こんばんは魔理沙さん♪」

現れたのは名無しの魔女、ウィッチだ。

ウィッチ「申し訳ありませんが、このハロウィンマッシュルームは私(わたくし)が先に見つけましたのよ?」
魔理沙「お前、独り占めするつもりかっ!?」
ウィッチ「フフン、欲しければ私と勝負するのですわ!」
魔理沙「やる気か!面白い!後で後悔すんなよ!?」
ウィッチ「そちらこそ!!」


二人の魔女が箒に跨がり大空に浮くと霧の中、魔法を放ち戦う。
巻き起こる爆音と爆風で周りにいたヘイズウルフ達は思わず逃げ出す。


ウィッチ「メテオ!」
魔理沙「恋符「マスタースパーク」!」


ドオォォォォォ—————ン・・・


ウィッチ「・・・やりますわね」
魔理沙「そっちもな」

お互いの魔法がぶつかり合った事で起こった爆発の砂埃の中、魔女達は不敵に笑い合う。

ウィッチ「でも負けませんわ。このキノコは今とても必要な物ですから」
魔理沙「こっちだって。今度のハロウィンパーティーに必要なんだよ」
ウィッチ「え」
魔理沙「え?」












10月31日


この日、円刻館は沢山の人で盛り上がっていた。何故なら今日はハロウィンパーティー。キャラ達がハロウィンパーティーと仮装の準備に追われていた。



— 円刻館2階 衣装部屋 —

リン「じゃーん!trick and treatの衣装だよ!」
レン「お菓子をくれてもイタズラするよ?」
アルル「二人共かわいー!ボクはどれにしようかな・・・?」
サタン「アルル!お前にはこれが似合うぞ!(純白のウエディングドレスぴらー」
アルル「うーん、この魔女衣装可愛いなぁ・・・あーでもこの妖精の衣装も・・・」
サタン「スルー・・・」


シェゾ「うわあぁぁぁぁぁっ!!!!(逃走」
ピーチ「逃げないでよ!(手には十六夜咲夜の衣装」
実渕「みんな仮装しなきゃ駄目なのよ!だからこれを着なさい!(手には相田リコの制服」
ミルク「待ってー!(シャルロット(ポップン)の衣装)」
シェゾ「お前ら仮装とコスプレ履き違えてるだろおぉぉぉぉぉっ!!!!!」


火神「( 「・ω・)「がおー(狼男の仮装」
黒子「可愛いです火神君(魔法使いの格好」



ルーミア「服がいっぱいだー!」
チルノ「どれにしよーかなー?」
リグル「可愛い衣装だ・・・着ようかな?」
ミスティア「んー、迷うねー」

衣装部屋にいるのは闇を操る妖怪ルーミア、氷の妖精チルノ、蛍の妖怪リグル、夜雀(よすずめ)という妖怪のミスティア。この四人はちょっと頭が弱い所があることから「バカルテット」と呼ばれている。

ルーミア「これがいい!黒だし!(かぼちゃの衣装」
チルノ「あたいこれ!(お化けの衣装」
リグル「じゃあ私は・・・コレかな(魔女の衣装」
ミスティア「私はこれね〜♪羽根が生えてるし♪(天使の衣装」


高尾「すげぇwwwwwココ服いっぱいじゃんwwwwwってこれ鎧wwwwwwwwwwなんで鎧wwwww本格的wwwww」
時見「ここ、作者が採取で手に入れたり合成で作った装備を収納する部屋だから」
高尾「マジかwwwwwwwwww・・・ん?」
時見「どした?」
高尾「このピンクのワンピース・・・どっかで見たことねぇ?」
時見「あー・・・そういえば」
高尾「この黒のワンピース、赤い眼鏡と真珠のブレスレットと翡翠のブレスレットと茶色のブーツとセットになってっけど・・・」
時見「・・・」
高尾「水色のパーカーにジーパンとヘッドホンにメガネ・・・」
時見(作者・・・)



羽清「着替えて来たけど、どう?変じゃない?(ゴスロリ風の悪魔っ娘」
リセナ「変じゃありませんよ」
羽清「良かったー( ‐ω‐)ー3」

霊夢「羽清さん気合い入ってるわねwバリバリのゴスロリw」
リセナ「羽清さん昔ゴシックにハマった事があったらしいですよ。しかもほぼ同じ時期にギタドラにもハマってたのでゴスパンかゴスロリでギター掻き鳴らしていたらしくて」
霊夢「えwwwwwちょwwwwwマジかwwwww」
リセナ「あ、でもこの事本人の前で言ったら駄目ですよ。円刻館の地下にぶちこまれるか記憶消されるかのどちらかの罰を受けてしまうので」
霊夢「怖いわwwwww」
リセナ「そういえば、魔理沙さんは知りませんか?」
霊夢「あれ?そういえば・・・」





ゴス系のデザイン画描きまくってました・・・私も若かったから・・・(遠い目)

次いきなりカオスです

Re: 魔女のハロウィンマジック2 ( No.194 )
日時: 2014/10/31 20:57
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: L3izesA2)

カオス注意



BGM:脱ぎたくて


裸族「脱ぎたくて!脱ぎたくて!脱ぎたくて!辛いよぉ〜!」

マリオ「なんで着ちゃったの?」
高尾「脳みっそー!(自分の頭を指で指す」
ワリオ「あんなに脱ぐと言ったのに?」
魔理沙「ニーソ!(自分の膝を指で示す」
ファルコン「服のどこを気に入ったの?」
リン「Noコスチューム!(手でバツの形を作る」
ローズ「脱ぐ行為はいらない?」
ミク「裸族は服を脱いでこそ裸族!(親指を立ててグッド」
( 罪)「君と一緒に脱ぎ明かしたい?」
赤司「肌肌フィッティング!」
マリオ&ワリオ「たくさんの人混みの中で君の股間だけが輝いて!」
ギャグとカオス大好物組「はぁい!(タンバリンを叩く」
裸族「脱がされたいねおパンティから!」
青峰「ノーパンッ!(笑顔でタンバリンを叩く」
裸族「ケツのシンバルをシャラララン!」
ルカ「シャララの代名詞は黄瀬涼太!(黄瀬の写真集を出す」
裸族「ジャンケン勝負?でも構わない!僕が脱ぐから〜!」
マリオ「服を脱ぎ続けて100年!キノコを愛して100年!姫と弟を大事にして100年!パンティの購入金額総額500万コイン!学生時代でテストで0点をとって16年!マリオです!」
( 罪)「脱ぎたくて!脱ぎたくて!股間を晒せ!」
高尾「放送ギリギリで晒して!」
ローズ「脱ぎたくて!脱ぎたくて!ケツの色確認!」
リン「マリオのお尻はほんのりピンク色!」
裸族「脱ぎたくて!脱ぎたくて!裸族が脱いだ世界はそうー・・・」
ギャグとカオス大好物組「シャンシャンシャンシャンシャン(タンバリンのシンバル部分を鳴らしまくる」
裸族「脱ぎたくて!脱ぎたくて!脱ぎたくて!パンティ〜!」


裸族とギャグカオス大好物組が決めポーズを決めて曲を終わらせると「イエーイ!」と声を出して盛り上がったりハイタッチしたりした。

マリオ「お前達!上手くなったな!新しい合いの手もバッチリだ!」
高尾「あざーっす!これでハロウィンパーティーも大盛り上がりだぜ!」
ルイージ「何がバッチリだって?」






マリオ「待ってやめてルイージ!ダストシューターは人が入るもんじゃないんだよっ!?痛い痛い!!」
ルイージ「パーティーの準備もしないで何ハロウィンパーティーにハロウィン何か関係ないふざけた歌歌おうとしてんのっ!?あとダストシューターに人を入れる事位非常識だと分かってるのに何で人前で服を脱ぐと言う非常識な事平気でしてるの!?馬鹿なのっ!?あぁ、兄さんは馬鹿だったねっ!!」
マリオ「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(落下」

裸族、ルイージに殴られダストシューターへ。
合いの手をしていたギャグカオス大好物組は説教され危うくお菓子禁止令を出されかけた。


ルイージ「まったく・・・」
羽清「ルイージ、そろそろだよ?」
ルイージ「あ、分かった」





円刻館前


それぞれ仮装した子供達が円刻館前に並んでいる。これからハロウィンパーティーのメインイベントが始まるのだ。

MZD「んじゃ、これからハロウィンパレードをするぞ」
子供達「わーい!(*・ω・)」
MZD「これから街に行ってお菓子が貰えるポイントをグルッと回っていって、また円刻館に戻るぞ。わかったな?」
子供達「はーい!(*・ω・)ノ」
MZD「んじゃ、付き添いよろしくな」
木吉(狼男の仮装)「りょーかい!」
紫原(フランケンの仮装)「これ終わったら俺にもお菓子ねー?」
時見(ミイラ男の仮装)「まかせろー(`・ω・)なんて」
リセナ(魔女の仮装)「行ってきますね」
子供達「行ってきまーす!」
MZD「いってらー」


仮装した子供達は引率の4人と共に円世界の街へ。お店やビルが並ぶ中心部の大通りを歩き出す。
最初のポイントへと到着するとそこには仮装した海常のスタメン達と監督の武内が。

ヤンリン(狼男)・トゥーン(かぼちゃ)・ネス(吸血鬼)「「「トリックアンドトリート!」」」
笠松(黒猫)「お、元気がいいな。ハッピーハロウィン。ほらよ」
ヤンリン・トゥーン・ネス「「「やったー!」」」

リュカ(魔女)「ト、トリックアンドトリート・・・」
小堀(お化け)「はい、ハッピーハロウィン(ニコッ」
リュカ「・・・!(パアッ」

バカルテット「「「「トリックアンドトリート!」」」」
早川(ミイラ)「ハッピーハ(ロ)ウィン!お菓子だぞー!」
中村(魔女)「・・・(スッ)」

ピチュー(擬人化でコウモリ)・クッパJr.(擬人化で吸血鬼)「「トリックアンドトリート!」」
武内(フランケン)「ハッピーハロウィン」
ピチュー(擬)「わーい!おじさんありがとー!」
クッパJr.(擬)「おじさんありがとー!」
武内「おじさん・・・」

黄瀬(いn・・・狼男)「はい、お菓子っスよ!」
ピカチュウ(擬・お化け)「わー!黄瀬兄ちゃんありがとう!」

森山(吸血鬼)「リセナさん、なんて可愛らしいお姿で!誘惑の魔法にかかってしまいました!良かったらお菓子と一緒に俺を・・・」
笠松「ナンパする暇あったら菓子持ってこい!後が詰まるぞ!(がしっ」
森山「ちょ、まっ!笠松離せ!リセナさ〜ん!(ずるずる」
リセナ「・・・;」

各ポイントについたらポイントにいる人に「トリックアンドトリート」と言えばお菓子を貰える。
子供達は海常スタメンからお菓子を貰えてご機嫌だ。

子供達「バイバーイ!(*・ω・*)ノシ」
黄瀬「バイバイっス!」
森山「あぁ、リセナさん、せめてアドレスを・・・ぐぇっ!?(笠松に首根っこを掴まれる」

武内(ズーン・・・)
早川「監督っ!?」
笠松「おじさん呼びが応えたみてーだな・・・」



途中、買い物帰りの主婦や、やっと帰れたOLに「あら、可愛い」と誉められながら次のポイントへ。





一方・・・


(ぐつぐつことこと・・・)


魔理沙「(ひょこっ)お待たせ!どうだ?」
ウィッチ「いい感じですわ。後は煮込めば完成ですわよ」


円刻館から少し離れた森の中、ウィッチは焚き火で鍋を煮込んでいた。
鍋の中は怪しげなオレンジ色だ。

ウィッチ「ビックリしましたわ。まさか魔理沙さんも同じ魔法を使おうとしていたなんて」
魔理沙「まったくだ。ハロウィンらしい魔法を見つけたから皆をビックリさせようと思ったのにな」


実は魔理沙とウィッチは、パーティーでハロウィンマッシュルームを触媒にした「ハロウィンらしい魔法」をサプライズとして使用するつもりだ。まさかお互い同じ魔法を使おうとしていたとは思わなかっただろう。

魔理沙「んで、このまま煮込めば魔法の塊が浮かんでくるんだよな?」
ウィッチ「えぇ。子供達が帰ってくる前に出来上がればいいのですが・・・」



どんな魔法?

Re: 魔女のハロウィンマジック3 ( No.195 )
日時: 2014/10/31 21:23
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: L3izesA2)

子供達のパレードは進み、ロングの魔女服のピーチとキノピオが待つポイントに。

子供達「トリックアンドトリート!」
ピーチ「はい。可愛いお化け達にハッピーハロウィン♪」
子供達「わーい!」

ピーチの作るお菓子はとても美味しいと評判な為、ピーチの手作りお菓子に子供達は大喜び。

子供達「(*・ω・*)ノシ バイバーイ!」
ピーチ「バイバーイ♪」
キノピオ「姫様、子供達大喜びですね!」
ピーチ「そうね。それにしても今日はお天気がいいわ。お星様も綺麗」
キノピオ「そうですね」



子供達「トリックアンドトリート!」
ルイージ(悪魔)「はい、どうぞ」
子供達「ありがとー!」







(・・・ぐつぐつことこと)

魔理沙「なぁ、まだか?」
ウィッチ「おかしいですわね・・・そろそろのはずですが・・・」

もう結構な時間が経っているのに塊はまだ浮かんでこない・・・
子供達が帰ってくるまであと少し。
このままでは間に合わない・・・!

魔理沙「あーもう!ヤバイぞコレ!せっかくのスゴい魔法使えなくなるぞ!」
ウィッチ「困りましたわ・・・!」
魔理沙「何とか時間稼ぎが出来ればいいんだが・・・」


「・・・」










MZD(魔法使い)「おーい、もう少ししたら無事戻ってくるってよ」
羽清「了解ー」
フォックス(神父)「何もトラブルが無くて良かったぜ」
フォース(かぼちゃ)「なー、チョコ食っていい?」
ツースト(狼男)「まだ我慢しろ」

円刻館では、大人やお留守番の人達が子供達の帰りを待っている。
帰ってきた子供達に更なるお菓子をあげる為だ。





バンっ!

MZD「お、帰りが早いな」










裸族「trick or take off(脱がなきゃイタズラするぞ)!!」


(   )          °Д°


何と現れたのは子供達ではなく裸族だった!
しかも

マリオ→頭にカボチャの上半分を帽子みたいに乗せている上に全身黒タイツ
ワリオ→乳首とアソコをフェイクファーで隠した狼男
ファルコン→ヘルメットの上からユウちゃん&レイくんみたいな白い布を纏ったおばけ(下は何も穿いてない)
ローズ→ストラップレスで胸元がハート型になっているミニスカワンピの魔女(ノーパン)
( 罪)→乳首とアソコに包帯を巻いてるミイラ

である。


リンク(吸血鬼)「またお前らかー!?」
マリオ「ひどいじゃないか!俺達をダストシューターに突っ込むなんて!」
フォックス「あれほど脱ぐなって言ったのに脱いだからだろっ!?」
( 罪)「こんな楽しいイベントなのに脱がない方がおかしいだろ!」
ツースト「お前らがおかしいわ!」
ローズ「もー、そんなにカリカリしちゃダ・メ☆ボク達のお菓子を食べて落ち着いて」

そう言って彼らが出したのは可愛くラッピングされたクッキーだ。パッと見普通だが裸族が作った物だ。何が入っているのか分からない。

ファルコン「はい、あ〜ん」
フォックス「いらん!何に入っているか分からないもん食うかよ!」
ファルコン「何を言ってる!?愛情たっぷりのクッキーに変なもんは入ってない!」
マリオ「フォックスったら♪遠慮しないで!ホラホラ!」
フォックス「むぐっ!?・・・!しょっぱ!!」

マリオはフォックスの口に無理矢理クッキーを突っ込む。
口の中に広がったのはクッキーの甘さとそれ以上の塩辛さ。恐らく隠し味のつもりで入れた塩の量が多かったらしい・・・ん?塩?

フォックス「お前ら・・・まさか」
マリオ「お、気付いちゃった?」
ファルコン「隠し味である俺達の愛情と・・・」










マリオ・ファルコン「裸塩(はぁと)」

フォックス「おぼろしゃああああああああああぁぁぁぁぁ!!」
まとも組「フォックスううううううううううぅぅぅぅぅっ!!!」

やっぱり塩辛さの正体は裸塩だった!


ワリオ「ん?クッキーは好きじゃなかったのか?」
( 罪)「じゃあこれはいかが?」

そう言って次に取り出したのはパン。これも一見普通だが・・・


ワリオ「はい!」
リンク「むぐふっ!?」
ワリオ「レッツパンプキンクリームパンリバースボンバー!!」」
リンク「あっつうううううぅぅぅぅぅ!?」

取り出したのはクリームパンだった。しかも秋限定のカボチャ味のカスタードクリームのだ・・・憐れリンクはオレンジ色のクリームまみれに・・・


マリオ「trick or take off(脱がなきゃイタズラするぞ)!!さぁ召し上がれ!まだまだあるz「何やってるんだ馬鹿兄貴ー!!」あぐほぉっ!」
ツースト「ルイージ!」
フォックス「た、助かった!」

裸族のイタズラに大困惑の中、救世主ルイージ登場。

ファルコン「マリオ—————っ!!」
マリオ「お、弟よ・・・兄ちゃんの晴れ姿を見に来てくれたのか?」
ルイージ「そんな訳無いでしょ?戻って来ただけだから。というか何してんの馬鹿兄貴(#^ω^)」
( 罪)「くそっ!!よくもマリオに」
???「何、してるのかな・・・?(めっちゃ優しい声)」
ファルコン・( 罪)「!?」





ウーノ「こんな光景、戻ってきた子供達が見たらどうするのさ・・・ねぇ?ねぇ?」
ファルコン・(;罪)「あ、あの、いや・・・(ガタガタ)」



声がした方に振り向くとそこには凄く良い笑顔のウーノ(悪魔の仮装)。しかし怒りと殺気がダダ漏れである(羽清サイドのウーノはキレると怖い)。二人は闘牛士の凄みに腰が抜けてしまい、その場で震える。手にしたサーベルがギラリと鋭い光を放つ・・・



ウーノ「作者、悪いけどお話し(物理)に時間がかかりそうだから」
ルイージ「何とか子供達がこっちに来るの、遅らせてくれない?」
羽清「え、あ、うん・・・」
ウーノ「ありがと。じゃあ、」
ルイージ「お話し(物理)」
ウーノ「しようか?」
裸族「ちょっと待て!まずは脱いでみてよ!そうすれば脱ぐ素晴らしさが分kくぁwせdrftgyふじこlp」




(〜♪)
時見「あ、電話(ピッ)もしもし羽清さん?・・・え?」
リセナ「どうかしましたか?」
時見「ポイント増やしたからもうちょっと歩いててだって」
リセナ「何故ですか?」
時見「裸族」
リセナ「把握しました」
木吉「?」
紫原「?」





マリオ「・・・なんとか稼いだぞ?魔女達よ」



裸族・・・?

Re: 魔女のハロウィンマジック4 ( No.196 )
日時: 2014/10/31 22:17
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: L3izesA2)

(ぐつぐつことことぐつぐつことこと・・・)


魔理沙「う〜!まだか〜?」
ウィッチ「そろそろヤバイですわ・・・!」


魔法が完成するのを鍋の中覗きながら待つ二人の魔女。焦りが募る中・・・



ゴポッ



魔理沙・ウィッチ「!!」


鍋から二つのオレンジ色の塊がごぽりと浮かんできた!



ウィッチ「か、完成ですわっ!」
魔理沙「よし!急げ!」

塊を掬い、布に包み、それぞれ一つずつ持つと箒に乗って夜風を切るように飛び、円刻館へと向かう魔理沙とウィッチ。

魔理沙「間に合ってくれ!」










チルノ「お菓子貰ったー!」
リグル「楽しかったね!」
魔理沙・ウィッチ「!」


円刻館に着くと、子供達が丁度戻ってきた所だった!
間に合った!



魔理沙「セーフ!」
ウィッチ「魔理沙さん、行きますわよ!」
魔理沙「よし!ド派手なのをやるぜ!」



二人がが布に包んだ魔法の塊を取り出すと、ぶつぶつと呪文を口にする。
すると、塊が光だし、その光は次第に強くなっていく。

そして—————










魔理沙・ウィッチ「「ハロウィン・スイート・スター!」」


カッ!!—




ピーチ「・・・あら?」
キノピオ「姫様、どうかなさいましたか?」
ピーチ「星空が!」
キノピオ「えっ!?」


ルーミア「あー!」
木吉「ん?どうした?」
ルーミア「星が増えたー!」
木吉「え?」



魔女が唱えた魔法でオレンジの塊が光となって夜空に飛んでいった瞬間、夜空が満天の星空になった!
プラネタリウムなんかより負けない綺麗な星の海に子供達の目は釘付けだ。


MZD「おーい?どした?」
チルノ「星空!キレイ!」
MZD「え?マジで?・・・おー!見事じゃん」
霊夢「わー!スゴい」
サタン「ほう・・・」
アルル「こんな満天の星空、見たことないよ!」

子供達を迎えに円刻館から出てきた人達も空を見上げて星を見る。

すると、



—キラッ



リュカ「あ!」
高尾「え?」


夜空に浮かんだ星が一つ、落ちてきたのだ。
落ちてきた小さな星はそのままゆっくりとチルノの手の中に。


チルノ「お星様が落ちてきた!」
リグル「綺麗・・・」
魔理沙「おーい!」
ミスティア「え?魔理沙!?」
アルル「ウィッチまで!?どうしたの?」
ウィッチ「実はその星、お菓子ですのよ」
魔理沙「だから食べられるんだ!」
チルノ「えっ!本当!?」
魔理沙「試しに食べてみろよ!」

チルノは半信半疑ながらも、小さな星を口にした。

チルノ「ぽりぽりぽり・・・あ、甘い!」
紫原「本当に!?」
魔理沙「まだまだ落ちてくるみたいだぜ?」
霊夢「あ!本当だわ!」
フォース「俺も食う!」

次々と落ちてくる小さな星を手にしては食べる皆。
口に広がる甘い魔法に笑顔が広がっていく・・・。

羽清「あ、確かに甘い・・・!」
赤司「何かと思えば・・・へぇ」
ミルク「おいし〜!」
霊夢「これ、持って帰っていいかしら?」










ウィッチ「・・・うまく行きましたね」
魔理沙「大成功だぜ」

二人の魔女が使おうとしていた魔法は、お菓子の星を産み出し、落とす魔法だったのだ。
ハロウィンだからというわけで使った魔法は見事大成功である。


ウィッチ「・・・あの、魔理沙さん」
魔理沙「何だ?」
ウィッチ「実は今日、私の誕生日でしたのよ」
魔理沙「マジでっ!?」
ウィッチ「だからこれから、この前の続きを御願いしたいのですが、よろしいでしょうか?」
魔理沙「決着を着けたいってか?いいぜ!誕生日に負けをプレゼントしてやるぜ!」
ウィッチ「ふふ、勝ちを貰いますわよ!」
魔理沙「よし、夜霧の森へ行くぞ!」
ウィッチ「はい」







ローズ「・・・流石だね、マリオくん」
( 罪)「時間を稼ぐ為にわざわざカオスを起こすなんてね!やっぱりリーダーは凄いや!」
マリオ「よせやい、裸族として当たり前の事をしただけだ」
ワリオ「ついでに裸族の素晴らしさをハロウィン風に伝えたしな!」
ファルコン「今日はいいハロウィンになったな!」




そんな裸族の功績を知らずか、ハロウィンのお化け達を笑顔にした二人の魔女は、そのまま夜空へと消えて行った。



END



後書き

逃走中を一旦お休みして書きたかったお話しの一つ、ハロウィン話でした。はっきり言って今回は難産でした。でもお風呂場を洗っていたらアイディアが突然浮かんで何とか形にすることができた。
裸族はただ新しい方合いの手が書きたくて書いただけだったのにいつの間にか影の功労者になってたw
ちょっとグダついた処もありますが、こうゆうファンタジーなお話し書いてみたかったので満足しました。



感想OK