二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 第一回料理対決in羽清サイド 3‐2 ( No.293 )
日時: 2015/02/11 21:46
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: m9NLROFC)

「13番」



ルイージ「兄さん絶対に許さない許さない許さない・・・(ブツブツ)」
羽清「ルイージ、もうカンカンだわ・・・」
霊夢「当たり前よね。結果発表は大荒れしそうだわ」
高尾「はいはーい☆応援に来てくれたりゅーとさんの特製チョコレートのお菓子に紅茶ですよー!これで元気出して!」
羽清「ありがとう高尾。後でりゅーとさんにもお礼言わないとね・・・(もぐもぐ)」
霊夢「美味しい・・・(もぐもぐ)」
カービィ「紅茶も美味しい!」
火神「あいつら、食材を無駄にしやがって・・・」
烈「まったくだぜ・・・」


裸ターと裸塩を使った12番を口にしてしまった審査員達は、りゅーとさんからりゅーとさん特製の紅茶とチョコレートのお菓子で口直し。りゅーとさん、本当にありがとうございましたorz


時見「烈君、君はここまでだからKAITOさんと交代ね」
烈「お、そういえばそうだったな・・・じゃあ俺はここでな」
火神「おう、お疲れ!」

烈の出番はここで終了。13番からラスト18番まではKAITOが審査員を勤める。

KAITO「お待たせー!・・・ってみんなどうしたの?」
羽清「裸族料理当たっちまったんだチクショウ」
KAITO「Σえぇっ!?」
羽清「でもハズレ枠が連続で出たことと不安要素が一個無くなったからこれからは大体大丈夫だと思うよ・・・多分」

前回、前々回のが殆どがハズレだったため、これから出される料理は安心出来るものが連続で来るかもしれない。しかしハズレも全滅した訳でも無い。おまけにココのKAITOは所謂「不憫枠」だ。その不憫っぷりがポイズンを引き寄せる可能性も否定出来ない・・・


高尾「審査員の皆さん、もう大丈夫?なら+α審査員決めちゃうよー!スタート☆」

13番から18番までの+α審査員を決めるスロットが回り始める。共に天国と地獄を味わう事になるのは・・・!

高尾「はいストップ☆」















13番 ピカチュウ
14番 ルナチャイルド
15番 実渕玲央
16番 青峰大輝
17番 鏡音レン
18番 日向順平


ピカチュウ「ピーカ?」
ルナ「私?」
実渕「あらあら」
青峰「あー?俺か?さつきの料理よりマシなら何だっていーや」
レン「俺だな。分かった(・・・ん?そう言えば残りの挑戦者に・・・)」
日向「俺かっ!?」


選ばれた審査員は13番の+α審査員、ピカチュウ以外控え室に。ピカチュウは擬人化薬を両手で持って飲むと、金髪の少年になる。食材や調理法によってはポケモンの体では危険な時がある。その時に備えて、だ。

ピカチュウ(擬)「お邪魔します!」
羽清「はいはい、どーそ」
高尾「んじゃあ13番持ってくるねー!」

高尾はピカチュウの着席を確認すると13番の料理を持っていく。暫くすると、13番を持って戻ってきた。

高尾「はい!13番はこれだよー!」

クロッシュを持ち上げて出したのは、サーモンとしめじが入ったサーモンシチューだ。見た目は美味しそうだが騙される訳にはいかない、と審査員は警戒しながら口にすると・・・


火神「ん、中々旨い!」
カービィ「ホントだ!」
KAITO「美味しい!・・・ん、ちょっと小骨が残ってる」
羽清「しめじの石づき取り損ねてる・・・あらら」
ピカチュウ「良く見たら野菜の切り方がちょっと歪だね・・・」

味は中々良かった。しめじの石づきを取ってなかったりサーモンの骨が残ってたりとミスはあるが裸族シチューを口にしてしまった審査員にとっては十分ありがたい味だ。作った人は日々料理をしているがまだまだ特訓中のようだ・・・。審査員はカービィ以外少しだけ残し、評価をする。





13番の総合評価:☆☆☆


羽清の評価:☆☆☆
味は良かったけど小さなミスがちょこちょこ目についちゃうかな?改善の余地はあるから次は気を付けましょう!

霊夢の評価:☆☆☆
裸族料理のあとだからとてもありがたいわ。でも石づきと小骨は取りなさいよ!それさえ直せば☆4は行けるんじゃない?

カービィの評価:☆☆☆
美味しい!サーモンのほどよい塩味がまたいいね!何で裸族はあんな裸塩なんか使うのかなぁ?

火神の評価:☆☆☆
サーモンを軽く焼いといて、シチューの具の最後に入れたから煮崩れしていないのがGood!小骨はしっかり取っておけよ!キノコを調理する時必ず石づきは取るようにしとけ。

KAITOの評価:☆☆☆
いい鮭を使っているようだね。鮭は骨が多いから取るのが大変なのは分かる。ピンセットみたいな魚の骨取りグッズが売ってあるからそれを使うといいよ!ないなら100均の毛抜きで代用も出来るからね。

ピカチュウの評価:☆☆☆
キッチンで一生懸命練習している所、こっそり見ちゃったからキミだと分かっちゃった。料理始めた頃に比べて上手になったね!




※「石づき」とはキノコの地面に接した黒くて硬い部分の事で、キノコの軸の部分とよく勘違いされる。しいたけなどの笠の大きいキノコは笠をメインに食べ、軸を捨てることが多いのが勘違いの原因だと思われる)。



13番はちょっと残念だけど普通

Re: 第一回料理対決in羽清サイド 3‐3 ( No.294 )
日時: 2015/02/11 21:49
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: m9NLROFC)

「14番」



安心して食べれる13番でホッとした審査員達。このまま大きな事故が起こらなければいいが・・・。14番の+α審査員は月の光の妖精、ルナチャイルドが席につく。


高尾「14番お待ち!」
カービィ「美味しいものこーい!」
ルナ「変なもの来ないでよね・・・」

審査員が祈るなか、出てきたのは・・・















カレーのようなものだった。

カービィ「え?何でカレー?」
ルナ「テーマはシチューじゃないの?」
霊夢「???」
羽清「多分カレーシチューじゃない?」
霊夢「カレーシチュー?」

カレーシチューと聞いて馴染みがない人が多いのではないか。それもそのはず。カレーシチューは昔の学校の給食のメニューとして出た料理で、今では給食どころか家庭にもレストランにも出ることはないからだ。


火神「これって・・・シチューに入るのか?」
羽清「うーん・・・食べてから決めてみる?味で分かるだろうし」
KAITO「だね・・・」


審査員はカレーシチューを口にする。が、
















バターン!!←カービィ以外倒れた


時見「羽清さああああああああああんっ!!?」
高尾「霊夢ううううううううううっ!?ルナちゃああああああああああんっ!?」
赤司「火神っ!?KAITOさんっ!?」

一口食べた瞬間、ピタリと止まり、カービィを除いた審査員全員倒れてしまった!皆、顔が真っ青だ。

時見「だっ大丈夫ですかっ!?」
羽清「だ、大丈、ぶ・・・」
霊夢「マッズ・・・」
火神「なん・・・なん、だ・・・コレ・・・」
ルナ「一回休みに・・・なっちゃう・・・」
赤司「意識はあるが、医療班は呼んだ方がいいぞ!」
時見「分かった!( 」°Д°)」<いりょ——————————は——————————んっ!!!」
カービィ「ヴエェ・・・まっずーい・・・」





その後、医療班が駆けつけて来た。応急処置が早かった事と症状が「まだ」軽い方だったのもあり、30分で立ち上がれる位に回復した。落ち着いた後、カレーシチューはカレーかシチューか審議した結果、「誕生の由来がコッペパンが給食の主食の日にカレーを出すと「カレーライス」にならない為、ライスにもパンにも合わせやすいようにクリームシチューみたいにまろやかにした事」だと言う作者の証言から、ギリギリアウトという結果になった。





14番の総合評価:☆


羽清の評価:☆
気が遠くなる程不味かったけど何した

霊夢の評価:☆
何か変なもの入ってたけど何入れた

カービィの評価:☆
生臭くてぬるっとしたもの入ってたけどあれなに

火神の評価:☆
お前、ふざけてんのか?

KAITOの評価:☆
名前にシチューが入っているから勘違いしたのかな?うう、吐き気がする・・・

ルナチャイルドの評価:☆
危うく一回休みになりそうだったわよ


あまりのマズさとテーマ違いに結果は当然☆1。テーマはシチューなのにカレーらしいものを出した点と味のマズさから作ったのは格闘女王だと分かった。評価の後、ユリカさんからユリカサイドのメシウマ組が作ったシチューホットパイ、桜さんからププルが作ったおいしいトマトシチューで改めて口直しをしたのだった。お二人共、本当にありがとうございますorz







※一回休み・・・幻想郷の妖精は死んでも自然が存在する限りいずれ復活する。だから妖精の死を「一回休み」と表現します。



14番はマズイ

Re: 第一回料理対決in羽清サイド 3‐4 ( No.295 )
日時: 2015/02/11 22:00
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: m9NLROFC)

「15番」



KAITO「はー、酷かった・・・」
霊夢「またマズイ物に当たるなんて・・・」
羽清「だけど、あれはまだマシな方だよ・・・料理で生き物を生成するのもいるから覚悟するがいい」
KAITO「うわあぁぁぁ・・・orz」
実渕「ちょっと大丈夫?」

15番の審査員、無冠の五将の夜叉、実渕玲央と料理を待つ間、ポイズンクッキングの恐怖を語る作者と早くも心が折れそうな青いボーカロイド。まだまだポイズンの可能性が残されているのだ。もし冒涜的な生き物が出されたら・・・想像しただけで背筋が凍る。

KAITO「でもそろそろすっごく美味しいのが食べたい・・・」
高尾「KAITOさんのご希望に答えられるのか?15番ですよー!」
実渕「あら、ありがとう高尾ちゃん」


15番のは、可愛らしい花柄の皿に盛られたほうれん草と白菜、ミートボールが入ったシチューだ。クロッシュを持ち上げた瞬間に漂う美味しそうな香りに、凹んでいたKAITOの顔が明るくなった。

KAITO「香りで分かった・・・当たりだ!」
カービィ「美味しそう!」
霊夢「早く食べましょう!」

冷めないうちにと審査員はシチューを口にする。味は・・・



皆「美味しい!」



とても美味しかった。とても優しい味で、トロトロにとろけた旬の白菜の甘さが堪らない。しかも・・・

実渕「あら、ミートボールにチーズが入ってるわ」
カービィ「ホントだ!」
羽清「チーズ大好きだからこれは嬉しい!」

実渕の言葉とおり、ミートボールの中にとろけたチーズが入っていた。チーズの濃厚な味があっさりしたシチューのアクセントになっているため、食べ終わるまで飽きることは無い。これは間違いなく当たりどころか大当たりだ。余程料理上手な人が作ったようだ。

羽清「久しぶりの大当たり!」
火神「ミートボール旨いし、これはレベル高いぞ」
霊夢「スプーンが進むわ」
実渕「かなりの料理上手な子が作ったのね」
カービィ「おかわり!」
KAITO「幸せだあぁ・・・(感涙」

最終的に、審査員全員完食。





15番の総合評価:☆☆☆☆☆


羽清の評価:☆☆☆☆☆
凄く美味しかった。チーズが好きだからチーズ入りミートボールは嬉しいよ!これは間違いなく子供も美味しく食べてくれるね!

霊夢の評価:☆☆☆☆☆
白菜の甘味が堪らないわね。白菜はお鍋にしか使わないから余らせがちだけどクリームにも合うなんて知らなかったわ。レパートリーの参考にするわ。

カービィの評価:☆☆☆☆☆
お肉をミートボールにするなんて得した気分だよ!中にチーズが入っていたのにはびっくりした!とっても美味しかった。ありがとう

火神の評価:☆☆☆☆☆
白菜は煮込むと水分が出るが、濃さが丁度良かったから、これ敢えて水の量を減らしたんだな?分かってるじゃねぇか。旨かったぞ。

KAITOの評価:☆☆☆☆☆
あっさりしたのは食べやすいけど人によっては飽きるからね、チーズの濃厚な味が良いアクセントになったよ。しかもミートボールの中に入れるアイディアがナイス!

実渕の評価:☆☆☆☆☆
トロトロにした白菜がとても美味しかったわ。後でレシピ教えてくれるかしら?征ちゃん達にも食べさせたいわ





15番は当たり!

Re: 第一回料理対決in羽清サイド 3‐5 ( No.296 )
日時: 2015/02/11 22:21
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: m9NLROFC)

「16番」



KAITO「はー、満足した」
カービィ「ねー」

久々の美味しい料理に満足の審査員達。辺りがリラックスムードに変わる。

青峰「邪魔するぞ」

そこに現れたのはキセキの世代エース、青峰大輝。16番の+α審査員だ。

火神「お、青峰」
青峰「おう。これ、何か旨いもんでんのか?」
カービィ「出るよー!」
KAITO「さっきも出たよ!」
羽清「でもポイズンが出るかもしれないから覚悟しーろーよー」
青峰「ゲッ!?・・・まーさつきを越えるモンなんて滅多に出ねーだろーし」
霊夢「さつきってそんなに料理駄目なの?」
羽清「ま、まぁね・・・(目反らし」
霊夢「???」

どこからか「大ちゃんひどーい!」と声が聞こえた気がしたが、それに構わず青峰の言葉と作者の反応に博麗の巫女が疑問視を浮かべていると、高尾が16番を持ってきた。

高尾「次はどうかな〜?オープン☆」

クロッシュの中から姿を現したのは、鶏肉、人参、玉ねぎ、ブロッコリー、さつまいもが入った具だくさんの美味しそうなシチューだ。これも良い匂いが漂っている。

霊夢「美味しそうだわ!」
羽清「具だくさん!」
火神「これも当たりか?」
青峰「おー」

審査員はシチューを口にすると・・・





KAITO「美味しい!これ豆乳シチューだよ!」
カービィ「当たりだ!(ぱくぱく」
火神「豆乳か。Healthyだな」
青峰「旨え!」
羽清「豆乳のコクがいいわ〜」

16番の正体は豆乳シチューだった。豆乳を加えた事でコクとまろやかさが出て非常に美味だ。

霊夢「んー美味しい・・・ん?」

すると、博麗の巫女はシチューの味付けに何か工夫がされているのに気付いたらしい。

霊夢「なんか和風な感じがするんだけど・・・もしかしてコレ、何か隠し味入れてる?」
高尾「せいかーい☆16番いわく、「隠し味に白味噌を入れました」とのことでーす!」
皆「白味噌っ!?」

何とシチューに隠し味として白味噌を加えていたのだ!白味噌を入れることによって味に深みが出て、豆乳が持つコクと甘味を引き立てたのだ。

霊夢「へー、隠し味に白味噌ね」
羽清「シチューを和風仕立てにするとは」
カービィ「おかわり!」
火神「オイ早いなお前」
KAITO「これもかなりの料理上手が作ったんだね」
青峰「(これ、アイツかもな)」

審査員は全員シチューを完食。評価を始める





16番の総合評価:☆☆☆☆☆


羽清の評価:☆☆☆☆☆
豆乳のコクと甘味がたまらなかったわ。しかも隠し味の白味噌が効いてる!

霊夢の評価:☆☆☆☆☆
白味噌で和風仕立てにしたから間違いなくお米に合うわね。白いご飯が欲しいわー

カービィの評価:☆☆☆☆☆
凄く美味しかった!おかわりしたかったー!!

火神の評価:☆☆☆☆☆
具だくさんだから俺としては食べごたえあったぞ!白みそのアイディアはすげえ!さつまいものあまみも引き立ててるぞ!

KAITOの評価:☆☆☆☆☆
どっちも大豆だし、味噌汁に豆乳を加えることがあるから実は相性バツグンなんだよね。

青峰の評価:☆☆☆☆☆
ごちそうさん、旨かった。



評価は勿論、最高だった。





今回はここまで!


ヒント

13番は料理特訓中の姫。結構上達したがまだまだかな?
14番は格闘女王。愛する人の好きな料理で勝負したが色々問題アリ
15番は今回の対決の本命その1。食器がヒント。
16番は同じく対決の本命その2。青峰の発言がヒント。



感想OK



時見「(残りは・・・あ)」←察したらしい