二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 第一回料理対決in羽清サイド オシオキ編前半 ( No.333 )
- 日時: 2015/06/14 22:15
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: lU2b9h8R)
更新遅れてすみませんでしたorz
りゅーとさん・ユリカさん提案の裸族以外のオシオキから始めます
波乱の結果発表は何とか終わった。しかし料理対決自体はまだ終わりではない!
羽清「さて、ラストにオシオキを行いまーす。オシオキ対象者は☆1、☆0、裸族だ。覚悟はいいかい?」
対象者「!?」
そう、低い結果を出した者とふざけた事をした者へのオシオキがこれから始まるのだ。
羽清「オシオキの前に何か言いたいことは?」
ゼルダ「今回は自分でもまだまだだと思いました。オシオキは受けます」
ミルク「ミルク悪くないもーん( −3−)」
フェーリ「何でそんな事を・・・」
ルルー「私が何をしたと言うのよ!!」
リコ「これは仕方が無いわね・・・」
マリオ「俺はルイージの為に心を込めたシチューを作ったんだぞ!!」
リン「オシオキやだー」
羽清「んじゃ行くよー」
作者がそう言った途端、足元近くの床が開き、赤いボタンが現れる。羽清は懐からハンマーを取り出すと、そのハンマーでボタンを叩いて押す。
「ゼルダさんとミルクさんとフェーリさんとルルーさんとアイダさんとマリオくんとカガミネさんがクロにきまりました。おしおきをかいしします」
パカッ
ルルー・フェーリ「「!?」」
ゼルダ・リコ・ミルク「「「きゃあああああぁぁぁぁぁっ!!」」」
リン・マリオ「「あ〜〜〜れ〜〜〜〜〜〜〜!!!」」
オシオキ対象者の足元の床が大きく開き、彼女達はそのまま落ちていった。
ミルク「これどこまで落ちてくの〜!?」
リン「分からな〜い!!」
リコ「そ、底が!このままじゃ・・・ってあれ?魔法陣!?」
急降下していく中、見えてきた穴の底には巨大な魔法陣が。その魔法陣はワープ系で、対象者達は床に叩きつけられる直前に何処かへと飛ばされてしまった。
火神「作者!!カントクはどこにっ!?」
羽清「モニターに映るよ」
—シュンッ
リン「うわあっ」
マリオ「ぎゃふんっ!!・・・ってここは?」
飛ばされた先は小さな電灯と黒板と扉と机と人数分のパイプ椅子だけのわりと殺風景な部屋。黒板には黄色いチョークで描かれた十字架の絵と白いチョークで大きく書かれた「審判の間」の字が。突然の転送に唖然とする対象者の前に赤司が扉から現れる。
赤司「ようこそ、審判の間へ。ここは己の罪と向き合い、戒めを受ける場だ。君達は今ここで自らの罪を認め、白紙の免罪符に懺悔の言葉を刻みたまえ。審判者に許しを得れば君達の罪は軽くなり、神々の晩餐に舌鼓を打つことが出来るだろう」
訳:ようこそ、審判の間へ。君達にはこれから反省文を書いてもらう。ちゃんと反省文を書いてOKを貰ったらこれからのオシオキが軽くなり、美味しい料理とお茶を口に出来ます。
・・・赤司、何故に厨二病風に言った?普通に伝えてもいいんだよ?そんなナレーターの突っ込みをよそに赤司は人数分の反省文と筆記用具と出し、彼等に筆を執るよう促す。
リン「えー反省文ー?(´・ω・`)」
ルルー「私が何をしたと言うのよっ!?」
リコ「成程ね。早速書くわよ」
オシオキ対象者は反省文を書き始める。数人ぐらい不満そうな顔をしているが、筆は進んでいる。
数分後
ゼルダ「終わりました」
ミルク「終わったわー・・・」
フェーリ「書いたわよ・・・」
ルルー「これでいかが?」
リコ「終わったわ」
マリオ「ボクも!」
リン「疲れたー」
赤司「ご苦労様。彼等に提出するんだ」
リン「ふえ?彼等?」
ガチャ
リンク「俺らだ」
ゼルダ「リンクっ!?」
反省文を書き終えた対象者達の前に現れたのはオシオキ対象者の料理を口にした+α審査員達だった。
サタン「私達が反省文を読み、ちゃんと反省しているかどうか審判する」
レムレス「ちゃんと反省したら美味しい料理とお茶が楽しめて罰が軽くなるよ?」
ルイージ「反省してなかったら罰が与えられる上にキツいオシオキか待っているよ?」
どうやら反省文を読んでちゃんと反省しているか審判するらしい。対象者は反省文を審査員に手渡し、扉の向こうの別室に待機する事に。
—更に数分後
リンク「・・・うん。姫は味の改善を行うようだ」
日向「カントクもOKだ」
レン「リンももうこれで料理のアドリブしなきゃいいんだけどな・・・」
先程までオシオキ対象者が反省文を書いた部屋にて審査員は反省文に目を通していた。ゼルダ、リコ、リンの三人はしっかり反省文を書いたようでリンク達は安堵の表情を浮かべる。
風雅「」
レムレス「・・・」
サタン「・・・」
ルイージ「・・・(わなわな」
しかし風雅は唖然としており、レムレスはいつもと変わらないように見えてよくよく見たら冷や汗をかいており、サタンはげっそりしてルイージは怒りで震えていたりと明らかに様子が変だった。
日向「おい、どうした・・・?」
ルイージ「どうしたもこうしたも・・・これは無いよ!!!」
リンク「おい、ちょっと見せろ」
三人が反省文を受け取り読んでみると・・・
リンク(°д°)
日向(ビキッ)←眼鏡にヒビ
レン「うわぁ・・・;」
別室には白いテーブルクロスに小洒落た椅子があり、対象者は自分の席に座って結果を待っていた。
ミルク「はーもうミルクお腹ぺこぺこー」
リン「同じくー。お茶マダー?」
ルルー「まさかサタン様に読まれちゃうなんて・・・恥ずかしいですわ///」
フェーリ「センパイに伝わるかしら・・・私の気持ち・・・」
ゼルダ「ちゃんと書いたはずですが・・・少し不安です」
マリオ「これで裸族の素晴らしさが分かるはずだ」
リコ「ねぇ、私の聞き間違いじゃなければまともに書いてない人がいるみたいなんだけど」
残念ながらカントク、貴女の予想通りでした。
リンク「・・・待たせたな」
反省文を読み終えた審査員が部屋に入ると、対象者は崩していた姿勢を正し、結果を今かと待つ。
サタン「さて、これから判断を下すが・・・」
ガシャンッ×4
ミルク・フェーリ・ルルー・マリオ「え?」
サタン「ゼルダ、リン、リコは合格だ。ご褒美はメシウマ組が作った紅茶のクッキーと紅茶だ」
リン「わーい!」
リンク「ミルク、フェーリ、ルルー、マリオは駄目だ。だから代わりに・・・」
ルイージ「センブリ茶クッキーと濃厚センブリ茶だあああぁぁぁぁぁっ!!!」
ミルク・フェーリ・ルルー・マリオ「○◆※#¥▽☆∞%◇℃=★▲〒□@〜!!!」
ちゃんと反省文を書いたゼルダ、リン、リコは合格の証として美味しい紅茶のクッキーと香り高い紅茶を堪能出来た。しかしミルク、フェーリ、ルルー、マリオはちゃんと反省文を書いてなかったのか世界一苦いハーブといわれるセンブリ茶の入った激マズクッキーと濃く淹れたセンブリ茶を無理矢理口にされる。四人は椅子から飛び出した金属のベルトに動きを封じられているため逃げられなかった・・・。
ミルク「まっずーい!!苦ーい!!!」
フェーリ「うぷ・・・っ」
ルルー「なんてひどい味なの・・・!?」
マリオ「ちゃんと書いたのにどうしてっ!?」
ルイージ「嘘つくな!!まったく反省文になってないじゃないか!!」
リコ「何を書いたわけ?」
リンク「見るか?」
リンク達が渡した反省文に目を通してみると・・・
次はちょっと注意
- Re: 第一回料理対決in羽清サイド オシオキ編前半2 ( No.334 )
- 日時: 2015/06/14 22:10
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: lU2b9h8R)
三人が書いた反省の内容は・・・
ミルクの反省文
甘いもののどこがいけないの!?甘いものを食べれば幸せになれるじゃない!だから私はとびっきりの甘ーいシチューを作ってあげたのに!☆1とか酷いじゃない!ショートケーキのあのクリーミーなホイップにスポンジのふんわりした甘味!ホイップにちょこんと乗った苺の甘酸っぱさのハーモニーはとっても素敵!チョコレートの甘さとほろ苦さの組み合わせはまさに大人の甘さ!ぷるぷるプリンのカスタードの濃厚な甘さにカラメルの苦くて甘い味はみんなを笑顔にする!あ、この前テレビに出てたビックチョコバナナパフェも美味しそうだったわよ。あれをみんなでいっしょに食べたらみんなハッピーになれて友達とも更に仲良く、カップルはもっとラブラブになってチョコより甘ーい恋愛が出来てらーぶらーぶよ!それにこれからの季節はアイスが美味しくなるじゃない!やっぱりアイスはスタンダードなバニラがいいわね!バニラビーンズが入っていればステキ!あ、でもチョコも美味しいわよね。それに(長くなるため以下省略
フェーリの反省文
センパイはワタシと運命の赤い糸で繋がっているのよ。初めて会ったときからワタシはセンパイに目を奪われて眠れぬ日々を送ったワ。分からないところがあったらセンパイは優しく教えてくれる。テストの成績が良いとセンパイは誉めてキャンディをくれる。そんなステキなセンパイとの思い出を思い出すだけでワタシは胸が苦しくなる。けど幸せな気分になるわ。だからそんな愛しいセンパイのためにオマジナイをかけたシチューを作ったのに・・・あぁ・・・センパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセ(長くなるため以下省略
ルルーの反省文
サタン様は吸血鬼に拐われた私を助けてくれたの。その日からサタン様の事は忘れられなくなったの。流れるような緑の美しい髪、サタン様の威厳を現す立派な角、情熱的な真っ赤な瞳、月夜を舞う為の大きな翼、ウットリするほど素敵な声、全てのパーツが私の心を奪ったのよ。私はそんなサタン様に私の愛を捧げ続けたと言うのに!サタン様は何故かあのちんちくりんにばかり言い寄っているのよ!きっとサタン様に愛を捧げ足りなかったのよ!だから私はサタン様の愛をたっぷり込めたシチューを作ったのよ!不味いなんて貴女達おかしいわ!あぁ・・・サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サタン様サ(長くなるため以下省略
マリオの反省文
素晴らしき裸族の100の事
・赤子は全て裸体で産まれる。つまり産まれたままの姿になることで命あるものの本来の本能が冴え渡るのである。
・人は肌の温もりを感じると安心する。だから裸族は己の温もりを相手に与えることで沢山の人々に安心を与えることが出来るのだ。
・人は己の身を守る為に衣服を身に纏うが、それが原因で人間が本来持つ身の逞しさが損なわれてしまう。あえて身に纏うものを無くし、全ての衝撃を肌に刻むことで本来の防御本能を目覚めさせることが出来る。
・野性に生きる動物は全て裸体。だから人間も裸体になることで野性動物とのコミュニケーションを図ることが出来るのである。
・裸族は肌で直接、神通力を感じることでその神通力の流れを掴み、やがて操る術を手にすることが出来る。
(本当に100個書いているので以下省略)
リコ・ゼルダ「・・・」
リン「
↑広がる大草原」
書かれていたのは最早反省の言葉ではなく、低い評価を与えた審査員への苦情と愛する人への熱意、裸族の素晴らしさ?だった。これにはハイラルの姫と誠凛のカントクが呆れ、双子ボカロの姉が爆笑する。
リンク「お前ら四人はやり直し。三人はここで待機だ」
日向「全員許可が降りるまで解放するなって事だからな」
その後、四人は再び審判の間へ連れていかれてまた反省文を書かされるが・・・
2回目
フェーリ・ルルーは想い人への(めちゃくちゃ重い愛の)ラブレターを書いて失格。
ミルク、「この夏オススメの甘いもの特集」を書いて失格。
マリオ、オススメ裸族ファッション2015夏コレクション」を書いて失格。
罰としてジンギスカンキャラメルとカレーラムネを食わされる(両方マズイと有名)
サタン様が更にげっそりする。
1回目から20分経過
3回目
フェーリ・ルルー、やっとまともに反省文を書いて合格。美味しいクッキーと紅茶をゲット。
ミルク、「オススメやおい本ベスト100」を書く。木吉×日向本、サタン×レムレス本、ガノン×リンク本、ギラヒム×リンク本(R−18)もランキングされていたため審査員のSAN値が減らされる。
マリオ、「裸族技特集」を書く。
罰として納豆餃子飴を5個一気食いさせられる。
1時間経過
4回目
ミルク、さすがに嫌になったのかまともに反省文を書く。クッキーとお茶ゲット。
マリオ、「裸族にしたいキャラランキング」を書いて失格。他の作者のキャラもランキングされてた。
罰としてトマトジュース(タバスコたっぷり)を飲まされる。
2時間経過
5回目
マリオ、飽きてきたのか裸族の替え歌の歌詞を考えて書いていた。
罰として蜂の子(生きてる)を食わされる
3時間経過
ルイージ「兄さん、やり直し」
マリオ「何でじゃあああぁぁぁ・・・(引き摺られる」
ゼルダ「・・・」
ミルク・ルルー・フェーリ・リコ「・・・(イライラ」
リン「ふぁぁ・・・(あくび)。ねぇサタンー、3DS取りに行ってもいーい?」
サタン「駄目だ。それより君達、先にオシオキを受けてみないか?」
ミルク「えー・・・」
リン「あたしはこれ以上待たされるの嫌だからさっさとしたい〜」
ルルー「同感よ。サタン様も裸族に構ってばかりでつまらないわ!」
マリオがまともに書かない為、待たされている他の対象者は流石にイライラしている。それを見たサタンは先にオシオキを受けないかと提案。対象者はこれ以上待たされるくらいならとオシオキを受ける事に。彼女らはそれぞれのオシオキの場に飛ばされる。
マリオェ・・・
- Re: 第一回料理対決in羽清サイド オシオキ編前半3 ( No.335 )
- 日時: 2015/06/14 22:11
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: lU2b9h8R)
オシオキに入りまーす
ミルク「痛っ!!」
再び飛ばされたピンクのナース。お尻をさすりながら部屋の中を見渡すと、天井から垂れ幕が降りてきた。
「失恋の涙はどんな味? ミルクへのオシオキ」
何の事かとミルクが首を傾げると目の前に漫画が落ちてきた。表紙から少女漫画の様だ。日頃から少女漫画を愛読しているミルクは思わず漫画を手に取り、読み始める。内容は主人公の女の子がイケメンの同級生に恋をして結ばれる為に奮闘するありきたりな内容だが絵のクオリティの高さと引き込まれるような演出、続きが気になってしまう展開にミルクは思わず読みふけってしまう。最後には主人公とイケメンは思いが通じ合い、主人公がとうとう告白をするがイケメンが病気で倒れ、長くは生きられないかもしれないから主人公は俺の事は忘れて幸せになってくれと主人公を振ってしまう。
ミルク「ぐすん・・・うえぇ・・・(´;Д;`)」
ミルクはラストシーンでポロポロと泣き崩れていると・・・
ガー
ミルク「ふうぇ・・・え?」
天井から変な音が聞こえたので見上げると、、天井が開き、穴から何かキラキラしたものが降りだした。
ミルク「え?何々?キレーイ・・・あれ?これってお砂糖?(ペロッ)しょっぱーいっ!?これ塩じゃない!!
降りだしたものを手に取る。それは小さくて白い結晶。ミルクは砂糖かと思い、それをペロリと舐めてみるがそれは砂糖ではなく塩だった。大好きな砂糖じゃないことにむっとすると・・・
ザバ————————————————————
ミルク「キャーっ!!」
穴から落ちてくる塩の量が次第に多くなり、やがて大量の塩がミルクを飲み込まんとばかりに落ちて来た。そして僅か数秒で部屋の中心に塩の山が出来た。そう、これがミルクへのオシオキ。塩の山からの脱出するのが彼女に与えられた罰(ユリカさん発案)なのだ。
ミルク「(やだーしょっぱーいっ!苦しいし粒がイターイ!!)」
ピンクのナースは塩からの脱出を図るが粒が痛いわ塩辛いわで苦戦。脱出劇は長時間に及んだようだ。
一方その頃、
フェーリ「・・・ここ、どこなの」
ルルー「今度は何よ」
フェーリ、ルルーは同じ部屋に飛ばされた。真っ暗な部屋の中、二人の頭上のみ光が差している為、二人の周り半径約1メートル以外何も見えない。何が起こるのかと警戒していたら・・・
コッコッコッ・・・
突然聞こえた足音。二人は更に警戒を強めるが、光で見えてきた姿に警戒をあっさり解いてしまう。
フェーリ「センパイ・・・!」
ルルー「サタン様!」
現れた想い人にすかさず近付こうとしたが・・・
バシンッ(サタンがルルーの伸ばした手をはたく)
ルルー「え・・・?」
フェーリ「!?」
レムレス「ズルをする子は好きじゃないよ」
サタン「勝手な事をした挙げ句、反省しないような女は我が妃に相応しくないな」
フェーリ・ルルー(ガーン!!!!!!!!!!)←ピアノ低音
想い人から厳しく言われた事にショックを受ける黒い乙女と格闘女王。そんな二人を放って、彗星の魔導師と魔界のプリンスは戻ってしまう。
フェーリ「セ・・・センパイ・・・」
ルルー「サタンさまあぁぁぁぁぁっ!!!」
フェーリとルルーは想い人を呼び止めようとするが、レムレスとサタンはそのまま暗闇に消えてしまった・・・。
そして、ある場所では
シュン!!
ゼルダ「キャッ!」
リコ「わわっ!?」
リン「うおおっ!?」
ルフリ「お待ちしてました」
三人「え?」
三人が飛ばされた先は学校の家庭科室。包丁の使い方や食物に含まれる栄養などが書かれている紙があちこちに張られている黒板の前には三角頭巾にエプロン姿のルフリ(ユリカサイドのルフレ♀はこう呼ばれている)が三人を待っていた。
ルフリ「羽清サイドのゼルダさん、リコさん、リンちゃん。貴女達へのオシオキはこれです」
そう言って黒板の方を指すとこう書かれていた。
[゜ °]
ルフリのパーフェクトおりょうり教室
ゼルダとリコとリンへのオシオキ
リコ「え?え?私達に料理を教えるって事ですか?」
ルフリ「そうです」
ゼルダ「料理の勉強ですか・・・リンクの為に頑張ります!」
リン「オシオキだから痛いやつかと思ったけど案外楽で良かった良かった〜♪」
ルフリ「が、その前に」
三人「え?」
オシオキにしては以外にも被害のなさそうな内容に双子ボカロは呑気な事を言う。しかし突然ルフリはいきなり真剣な表情になり、三人に近付きそのままリコとリンの前に立つ。
ルフリ「リコさん、貴女はバスケ部員の身体を考えて調理したのはとても感心します。しかしサプリやプロテインは調味料ではありません。入れすぎて味を損なってしまっては食べさせたい人に不快感を与えるだけですよ」
リコ「うっ・・・」
ルフリ「リンちゃん、料理に遊び心は大事ですが、料理に入れれば何でも美味しくなるとは限りません」
リン「うぅ・・・」
ルフリ「私も最初は料理は苦手でした。ですがクロムさんや子供達に美味しい物を食べさせたくて練習したおかげで、料理に自信が持てました。三人方も、練習すれば美味しい物を作れるかもしれません。だから今から一生懸命勉強しましょう。私も出来る限りの事を教えますから」
三人「・・・はい!」
ルフリは元々料理は苦手だったが、クロムや子供達の為に一生懸命努力したおかげで☆5レベルの腕前になった。だからルフリは三人に努力すれば変われる事を教えたくてこの料理教室を開いたのだ。そんなユリカサイドの軍師の熱意が伝わったのか、三人の顔は真剣なものに変わり始めた。早速授業を始めようと一番前、三列に並ぶ調理台の内の真ん中に座った三人。しかし・・・
デデーン
ゼルダ、相田、鏡音、アウトー
ゼルダ「えっ!?」
リコ「なっ!?」
リン「うぇっ!?」
突然、笑ってはいけないでお馴染みの音とアナウンスに驚く三人。まさかあのケツバットをしてくる人が来るのかと警戒するが、誰も来ない。すると、黒板の文字のすぐ上にあるマグネットと「調味料のさしすせそ」が書かれた横長の紙がハラリと落ちた。
笑ってはいけない
ルフリのパーフェクトおりょうり教室
ゼルダとリコとリンへのオシオキ
三人「」
ルフリ「言っておきますが、授業にしっかり集中して欲しいので、授業中に笑ってはいけません。分かりましたか?」
ルフリの説教から始まった真面目なシーンで忘れかけたが、これはオシオキだ。このまま平和にお勉強が出来るわけがなかった・・・。
次は注意
- Re: 第一回料理対決in羽清サイド オシオキ編前半4 ( No.336 )
- 日時: 2015/06/15 14:28
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: m9NLROFC)
カオス注意
ルフリ「それでは、まずは教材を配りますね。これでしっかりと学びましょう」
そう言ってルフリはゼルダに☆5キャラの料理のレシピ(アリス・スター・魔理沙・鈴花・桜井)、リコには正しいプロテインの使い方の本、リンには危険な食材への注意を促す本、クトゥルフ料理を錬成する子のための本などといった本やプリントを手渡す。
ゼルダ「かなりありますね・・・」
リコ「よーし、気合い入れるわよ!」
リン「うへ〜・・・教科書見るだけでも気が滅入りそ〜・・・」
ルフリ「では、まずは・・・」
そのまま授業が始まった。軍師として数々の激戦区で自警団を勝利に導いたと言うことあって、ルフリの指導は分かりやすく丁寧、しかし指導者としての厳しさも持ち合わせていたことから、とても集中出来る授業となり、三人共真剣そのものだった。しかし、潜んでいた罠は容赦しなかった。
ルフリ「では、次は魚の捌き方をスクリーンを見ながら勉強しましょう」
ルフリがスクリーンを下ろし、家庭科室の照明を消すと映写機を操作する。スクリーンに映像が写し出されたが、
BGM:大きな金魚の樹の下で
三人「ブ——————————!!?」
真理子『あの草なんだか泳げそう ホントは泳げない♪』
ネス・狛枝『泳げない〜♪』
真理子『がくがあるのに花がない 失敗作でしょう♪』
ルフリ「刺身用の包丁の握り方は人差し指を包丁のマチから真っ直ぐ伸ばし、ミネにしっかり当てる。残りの親指を含む四本の指でしっかり柄を握るのです」
ゼルダ「待ってくださいwwwwwなんですかその歌wwwww」
リコ「何よコレwwwww無駄に上手いwwwww」
リン「ルフリさん何で普通に説明してるのwwwwwwwwww 」
映ったのはユリカサイドで行われた運動会の応援カラオケ大会で「鬼灯の冷徹」のパロディソングを歌う狛枝凪斗、ネス、真理子の三人。ユリカサイドギャグカオス組が金魚草をバックに「この木なんの木」の替え歌を無駄に高いクオリティで歌う映像にギャグカオス組のリンだけでなく、普段ツッコミのリコも笑ってしまう。しかもルフリは歌が聞こえてないのかカオスなBGMの中、真面目に「魚の捌き方」についての説明をしているのが余計に腹筋へのダメージを増やしている。
真理子・ネス・狛枝『愛情持って育てて品評会でお披露目』
真理子『いざとなったら』
真理子・ネス・狛枝『刺身で食べよう〜♪(刺身の映像に切り替わる』
ルフリ「刺身は切り残しの無いように、まないたと刃の接点を水平に、力を入れすぎないように包丁を引き、自然に刃先が身に落ちて行く感覚で切っていきましょう」
三人「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(撃沈」
歌詞に合わせたように、急に美味しそうな刺身の映像に切り替わったのとルフリの説明の神がかったタイミングの良さに三人は撃沈してしまった。そして不意打ちの笑いのテロは・・・
ミク「——————————!!!(もはや声にならず」
火神「畜生wwwww畜生wwwwwwwwww」
黒子「wwwwwwwwww(床バンバン」
日向「」←笑いすぎて死
モニターで様子を見ている人さえも笑いの渦に巻き込んだ・・・。ちなみに作者もようつべで金魚聞いてみましたが腹筋鍛えられました。
数分後
その後、オシオキ対象者もモニター組も落ち着き、授業内容も肉の切り方や野菜の切り方に変わったが、全て極々普通の包丁の使い方の映像であり、三人は安心して引き続き真面目に授業を受け続ける。(リンは途中で少し飽きたが)
ルフリ「では私の授業はこれで最後になりますが・・・」
リコ「ふぅ・・・」
ゼルダ「いい勉強になりましたね」
リン「3DS取りに行ってもいーい?」
ルフリの言葉に三人は肩の力を少しだけ抜く。だがオシオキの新たな罠は油断した瞬間を狙っていたかの如く・・・
BGM:ゆめにっきED
三人「Σっ!?」
フリゲのBGMの曲と共にスクリーンに流れたのはカントクのプロテインシチューを食べて硬直したまま真っ白になっている羽清・霊夢・火神・烈・サニーミルク・KAITO・リンク・レン・日向のイラストだった。カービィ以外の固定審査員とそのキャラの想い人?だったり犠牲になった子たちの哀れな姿が走馬灯のように流れる映像に場の空気は先程の笑いから一転、葬式の様に静かになり、三人は胸がえぐられるほどの自責の念に駆られる(ちなみにこれもユリカさんが提案)。
ゼルダ「(あぁ・・・もっと練習していれば)」
リコ「(みんな・・・ゴメン、ゴメン・・・)」
リン「(あたしが不真面目過ぎたあぁぁ・・・)」
そのまま映像は「THE END」の字幕とともに終わり、役目を果たしたスクリーンは静かに上がっていく。
オシオキ編前半はここまで。
ホント遅くてすみませんでした。モチベーション中々上がらずペースが遅かったです・・・。あとユリカさん、ルフリさんの口調どこかおかしかったらすみません。
次は裸族へのオシオキ&桜さんからのオシオキ、そして後日談です。またまた遅くなるかもしれないのでお待ちを・・・;
では、感想おk