二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 第一回料理対決in羽清サイド オシオキ編後半 ( No.343 )
- 日時: 2015/08/17 09:51
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: KBFVK1Mo)
ずっと停止していた料理対決の裸族オシオキと後日談を投稿します。やっぱり中途半端なままなのは嫌なので。
MZD「・・・」
ルイージ「・・・」
リコ達のオシオキが終わった頃、ルイージは大量の紙に埋もれながらぐったりしていた。
ルイージ「やっと・・・やっと兄さんが反省文を書い・・・てくれた・・・」
MZD「お疲れ;」
まったく反省していない裸族の兄、マリオがようやくまともな反省文を書いたのだ。ちなみにルイージを埋め尽くしている紙は全てボツにしたマリオのふざけた反省文。その量と弟の顔色から相当時間がかかったのは誰が見ても分かる事だろう。
ルイージ「もう・・・兄さんにスペシャルなオシオキを・・・お見舞いして・・・くだ、さい・・・」
MZD「おー、スタンバイは既にしてるぞー」
マリオ「ここで待てと言われたが、何をする気だ・・・?」
反省文を書き終えた任天堂ヒーロー、これから制裁が降りかかることも知らず一人で待機していると、部屋のドアが開いた。
ワリオ「ここか・・・ってマリオじゃないか!」
ファルコン「どうした?」
マリオ「おぉみんな!MZDにここで待っていろと言われてな」
ローズ「そう言えばマリオくん、料理対決の方はどうだった?」
マリオ「聞いてくれよ!俺達が丹誠込めて作ったシチューを☆0を着けたんだよ!」
( 罪)「何だってっ!?酷いなぁ」
お前ら、裸塩なんか入れたから低評価だろうが。自分達がやらかした事をまだイマイチ自覚していないのか審査員達に対してブーたれていると、
リンク「この変態ヒゲがああああああああああっ!!!(ブォンッ!!」
マリオ「イヤーンッ!?」
背後からマジおこ状態のリンクがきりかかって来て、マリオがギリギリでかわした。
リンク「お前俺のマスターソードを無断でパクった上に股間に挟んでんじゃねー!!!この前剣が見当たらなかったせいで乱闘に参加出来なかっただろっ!!その後やっと見つかって手入れしようとしたら何かグリップが臭いなと思ったわ!!!つかいつ持っていったんだっ!?」
マリオ「だってさ〜、借りようかと思ったらリンクすやすや寝ていたから起こすの悪いなと思ってさ」
リンク「・・・何時に部屋に来たんだ?」
マリオ「え?午前1時」
リンク「何で夜中に来たんだよ」
マリオ「飛行機の時間の都合でね」
リンク「(ブチッ)」
反省も謝罪もする様子がまったく無いマリオにとうとうブチギレたリンクは、何かリモコンの様な物を取り出して弄り出した。
ブシュウウウゥゥゥ・・・
裸族「なん!!?」
すると天井が一部だけ開き、そこからガスが吹き出された。そのガスは催眠効果のあるガスで、素早くガスマスクを着けたリンク以外が思わず吸い込んでしまい、急な睡魔に襲われていった。
ファルコン「ぐ・・・っ!何だコレは・・・」
( 罪)「あぁ・・・何だか急に眠く・・・」
ワリオ「おい罪袋!」
ローズ「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ。・・・」
マリオ「ローズ!しっかりしろ!あ、ヤバい・・・ボクも眠く・・・ZZZ」
リンク「ホントは直接切りつけたかったがお前らをシバきたい奴が他にもいるから特別なオシオキにしてやるからな」
???「起きろお前らっ!!」
裸族「ん?」
ふと目を覚ますと、そこにいたのはユリカサイドのルフレ・クロム・シグ・風雅・むらびとの五人。全員怒りの表情を浮かべており、特にむらびとは裸族に対する怒りで彼の第二の人格「むら様」になっていた。しかも裸族は全員晒し台(板の穴に両手首と首を通して拘束する拘束具)で拘束されている状態だ。
そして彼等の背後にはカラフルな豆電球で縁取りされた看板に同じくカラフルでポップな字でこう書かれていた。
「目指せ脱出!ゲストとハチャメチャアトラクション 裸族へのオシオキ」
ルフレ(ユ)「お前達・・・あの映像と裸塩を作るとかふざけているのか?特にあの痛褌は何なんだ(###▼益▼)」
クロム「俺達の恋人をやらしい目で見るな(###▼益▼)」
シグ(ユ)「アミティのえっちな絵を使わないで」
風雅(ユ)「僕達が直々にオシオキするから」
むらびと「お前ら覚悟はいいか?」
ギラリと光る斧を構えるむら様に思わずお互いくっつき合ってgkbrする裸族。するとむらびとは何かを取り出す。それを見たマリオはあっ!と声を出す。
感想まだ待って
- Re: 第一回料理対決in羽清サイド オシオキ編後半2 ( No.344 )
- 日時: 2015/08/16 13:27
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: u6EedID4)
マリオ「それは俺のウホ男君人形2015年春夏ver.!!どうするつもりだ!?」
むらびと「それは・・・こうするんだよ!!!!!(床に落として斧で真っ二つ」
マリオ「あぁ—————っ!!俺のウホ男くん人形が—————っ!?それ買ったばかりなのにーっ!!」
ルフレ(ユ)「ギガファイアー!!(褌を燃やす」
クロム「ふんっ!!(パンツをバラバラに切り刻む」
ワリオ「やめろおぉぉっ!!その痛褌は取って置きなんだぞおぉぉっ!!」
ファルコン「俺のブーメランパンツが—————っ!!」
シグ(ユ)「とーうっ(膝でCDをケースごとバッキリ」
風雅(ユ)(無言でプロマイドをビリビリと破る)
ローズ「やめてえぇぇんっ!!そのCDはマリオ師匠(りゅ)のサイン入りなんだよおぉぉん!!」
(;罪)「師匠のプロマイドおぉぉっ!!」
裸族の目の前で次々と裸族のお気に入りのグッズ(裸族関連)や痛褌や裸族CDやらを破壊するユリカサイドの男子達。裸族達は止めに入りたいが晒し台のせいで全く身動きが取れずそれが叶わず、次第に見るも無惨になっていく裸族グッズを見ているしかなかった。そして全て破壊し終わったむら様達が裸族達の後ろへ回り込むと・・・
ルフレ(ユ)・クロム・風雅(ユ)・むらびと「吹っ飛べええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
シグ(ユ)「とべー」
カキ—————ンッ!!!(ホームランバットでのスマッシュが決まった音)
裸族「あぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
ルフレがワリオに、クロムがマリオに、シグがファルコンに、風雅がローズに、むら様が( 罪)にホームランバットで一発ケツバットをブチかますと、ホームランバットの気持ちの良い金属音とともに裸族は晒し台ごと吹っ飛んでいった。
裸族「へぶんっ!!(バキッ!!」
吹っ飛ばされた裸族は別の部屋の床に衝突する。床にぶつかった衝撃で晒し台は壊れ、裸族は自由を取り戻した体を動かして起き上がる。
( 罪)「いてて・・・あれ?ここって・・・」
ファルコン「コンサートホール?」
飛ばされた先はそれなりに広いコンサートホールだった。
マリオ「おお!広さはそこそこだが中々良いな!ここで裸族コンサートやオーケスト裸をやりたいもんだ!」
ローズ「良いね〜☆バントメンバーにここの事を教えようかな!」
ジジッ・・・
マリオ「んあ?」
ステージにあるスクリーンから何か音が聞こえたと思いきや、そのスクリーンに桜サイドのカービィが擬人化してスーパーラブリーなアイドル衣装で可愛いポーズをとる静止画が映る。静止画の下部には「ギャラクシーアイドル☆カービィのソングメドレー」という文字が
ローズ「ワーオっ!!スッゴくキュートだねー☆」
マリオ「アイドルの歌が聞けるのか?いいねいいねー!」
星の数ほどの男性にモテるカービィ(桜)のアイドル姿に嘆称していると、スピーカーから「メルト」のイントロが流れ出すと裸族は今か今かと歌を待ちわびる。しかし皆さんご存知ですよね?カービィの歌と言えば・・・
カービィ(桜)『———!!〜〜〜〜〜〜♪〜♪♪〜!!(ド音痴』
裸族「あぶべびみちょ——————————っ!!?!!」
はい、当然ド音痴です。楽しそうに歌う星の戦士の可愛らしくも破壊力満点な歌声に深刻なダメージを頂いた裸族はホールから逃れようとする裸族達だが、ホールのドアは無情にも硬く閉ざされていた。そのままカービィ(桜)の「メルト」や「ロミオとシンデレラ」、「ドレミファロンド」などの曲が一時間流れ続け、ようやくコンサートは終わった。
ワリオ「あばばばば・・・」
(;罪)「耳が死ぬかと思ったあぁぁ・・・」
ローズ「歌声はラブリーだけど、だけど・・・」
カービィ(桜)『みんなありがとー!では、ここでスペシャルゲストを紹介しまーす!』
裸族「え?」
すると、ステージの「せり」が開きだし奈落からフルートを片手に持つ男性が現れた。その人物は桜サイドから来た聖魔導物語のキャラ、ゼオ・ウィグルゥ。その表情は怒りに満ちていた。何故ならゼオも大食いで、料理を冒涜するのが許せないからだ。
ゼオ「お前達・・・シチュー作りを馬鹿にしたな・・・(###^ω^)」
マリオ「馬鹿ににしただとぅっ!?俺は食べた人に俺の愛情が直接伝わるシチューを作っただけだっ!!」
ワリオ「審査員がそれを分かってくれないんだ!!感受性が足りないんだよ作者達は!」
ファルコン「それなのにオシオキを受けるのはおかしい!!」
ローズ「そんなことより君も折角だからオーケスト裸をやらないかーい?」
( 罪)「君なら大歓迎さ!」
ゼオ「黙れ!お前らには取って置きを聴かせる!!」
そう叫ぶとゼオはフルートでボカロの曲を吹き始める。しかし全てホラーソングだ。
マリオ「あびょおぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!?」
ローズ「『ももいろうさぎ』や『悪いことはしちゃいけないよ』はやめてえぇぇ〜〜〜〜〜!!!」
(;罪)「『Mother(マチゲリータ)』はやめてー!おトイレ行けなくなるうぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
表現力豊かにボカロきっての怖い曲を奏でられて裸族は恐怖で泣き叫ぶ。フルートの技術は非常に高く、音色も綺麗だがそれが反って恐怖を煽る。
ワリオ「やめろやめろやめろー!!コエーよ!!」
ファルコン「おい!ドアの鍵が開いてるぞ!!」
マリオ「マジかっ!?全員脱出ー!!」
コンサートホールのドアの鍵がいつの間にか開いていたのに気付いた裸族はその場から脱出した。離れれば離れる程フルートの音がだんだん遠ざかっていき、偶然目についた部屋に飛び込み、ドアを閉めた所でようやく聴こえなくなった。
一難去って・・・?
- Re: 第一回料理対決in羽清サイド オシオキ編後半3 ( No.345 )
- 日時: 2015/08/16 13:34
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: u6EedID4)
マリオ「はぁー・・・助かった〜」
ワリオ「俺様達が何したって言うんだよ・・・」
( 罪)「あ」
マリオ「どうした?」
袋の男が見つけたのはテーブルの上にあるケーキの箱。箱には「お疲れ。裸族への差し入れ」と書かれた紙が貼り付けてあった。突然の差し入れにウキウキしながら蓋を開ける裸族。
( 罪)「ヒャッホウ!!差し入れだー!!」
ローズ「ボク達に差し入れなんて嬉しいよ!!」
ワリオ「丁度腹減ってたから食おうぜ!!」
ファルコン「中身は何だ?」
マリオ「オープン!(パカッ」
箱の中身:「マリオー、ワリオー、ファルコンー、ローズー、ツミブクロー、ワタシヲタベテー」と喋りながら蠢く水色の物体
裸族( Д) °°
ケーキの箱の中に入っている水色の謎の物体に流石の裸族も仰天。この物体の正体は氷海(りゅ)がりゅーとサイドで行われた第4回料理対決で作ったアップルパイ(!?)。裸族のやらかした事に腹を立てた風雅(りゅ)がオシオキにと送ってきた物だ。このアップルパイは対象の位置を探り出してその対象者の口にめがけて飛び込んでくるとんでもないお菓子だ。
お菓子「メシアガレー(マリオの口目掛けて飛び込む」
マリオ「おわあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!?(アップルパイ?をはたき落とす」
お菓子「ギャンッ」
ローズ「何でティータイムハザードのモンスターがココにいるのっ!?」
お菓子「エンリョシナイデネー」
裸族「うわあぁぁぁっ!?」
マリオは再びアップルパイをパンチで壁に叩きつけると裸族達は部屋から出て再びドアを閉める。ドアの向こう側でアップルパイが「アケテー、タベテー、オイシイヨー」と言いながらドアが大きく軋むほどにドンドンと体当たりするのをワリオとファルコンが抑える。
ワリオ「くっ!!ちっちぇーくせに凄いパワーだぞ!!」
ファルコン「頑張れワリオ!!ドアから手を離すなよ!!」
(;罪)「ビックリしたぞ・・・;」
マリオ「あんなものがアップルパイとはやはり信じられんな・・・」
ローズ「ボクが知っているアップルパイじゃなぁ〜い・・・ん?何か音が聞こえない?」
マリオ・( 罪)「え?」
廊下の向こうから音が聞こえるというローズ。すると言葉通り、廊下の向こう側からドドド・・・と音が聞こえ来た。しかもその音は明らかに近付いて来ている・・・。
マリオ「なーんか」
ローズ「イヤーな予感・・・」
その音の正体は・・・
激流の如くこちらに近寄る大量のアップルパイだった!
「ツカレタカラダニデザートハイカガー?」
「ワタシヲタベテー」
「ワタシモー」
「タクサンタベテネー」
「リンゴヲフンダンニツカイマシター」
「タベホウダーイ」
裸族「ぎゃ—————っ!!?」
裸族は青ざめた顔で絶叫しながら逃げ出した。ドアから手を離した直後に部屋に閉じ込められたのアップルパイがドアをぶち壊して他の仲間と共に5人を追う。
マリオ「来るな来るな来るな—————っ!!!!!!」
ワリオ「要らねーから!!!要らねーからっ!!!!!」
ファルコン「速いっ!!速いぞあいつらっ!!?」
ローズ「こわ〜〜〜〜〜いっ!!!」
( 罪)「助けて——————————っ!?」
火事場の馬鹿力という奴なのか、裸族は速いスピードで逃げ出すが、アップルパイもかなりのスピードで追いかけてくる。そのうち・・・
ローズ「あぅんっ!!(転けた」
( 罪)「ローズっ!!大丈夫かっ!!?」
ローズ「大丈夫だよ・・・いたた」
( 罪)「早く起きるんだ!!(手を出す」
慌てて逃げ出すあまり足が縺れて転んでしまった薔薇の男。罪袋はローズを助けようと手を出すが、ローズは何故か首を横に振ってしまう。
ローズ「・・・罪袋くん、ボクに構わず逃げてちょうだい」
(;罪)「なっ、何言ってるんだっ!?正気かっ!」
ローズ「アップルパイはもうそこまで迫っているんだ。ボクに構っていたら追い付かれてしまうよ」
( 罪)「でもこのままじゃ・・・」
ローズ「・・・ボクが囮になることで皆が助かるなら、本望だよ」
( 罪)「ローズ・・・」
マリオ「・・・罪袋、逃げるぞ」
( 罪)「マリオ・・・?」
ワリオ「仲間を見捨てたくねー気持ちは俺様達も同じだ。だがこのままじゃ全員犠牲になっちまうぞ」
ファルコン「ローズの意志、汲み取ってやれ」
お菓子「マッテー」
( 罪)「・・・分かったよ」
自分を助けようとしたらアップルパイに追い付かれてしまうと、自分の救出より自分を取り残しての脱走を提案するローズ。袋の男は奥歯を噛み締めながら(袋被ってるから判りづらいが)3人と走り出した。迷いを振り切るかのように、決して後ろを振り返らず。
ローズ「・・・みんな、元気でね・・・「ローズ、ハイ、アーン」はぐむぎゃっ!?」
お菓子「オイシイー?」
お菓子「マダマダアルヨー」
お菓子「シナモンガキイテイルデショー?」
ローズ「むごご〜!!!」
仲間の無事を祈るローズの口の中にアップルパイが容赦なく侵入する。しかも他のアップルパイも我も我もと続いてくる。やがてローズの姿は水色の濁流に飲まれて行き、救いを求めて伸ばされた手すら沈んでしまった・・・。
アップルパイの恐怖が、ココに
感想まだ
- Re: 第一回料理対決in羽清サイド オシオキ編後半4 ( No.346 )
- 日時: 2015/08/16 14:10
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: u6EedID4)
逃走劇
( 罪)「はぁ・・・はぁ・・・」
マリオ「頑張れっ!!ローズの犠牲を無駄にするな!」
ワリオ「これ、どこまで逃げればいいんだっ!?」
ファルコン「分からぬ・・・!兎に角にげるしかないぞっ!!!・・・ぬっ!?扉が見えるぞ!!」
マリオ「マジかっ!?」
前に食らったオシオキとひたすら走ったことで既に裸族の体力は限界に。心体共に弱って来た所だが、そこにひたすら走る先の突き当たりに両開きの扉が見えた。この中に入って鍵を閉めれば何とか助かる・・・!!そう信じて裸族達は最後の力を振り絞って走り出す。
お菓子「ニゲナイデー」
お菓子「コワクナイヨー」
お菓子「オカシダヨー」
裸族「うおおおおおおおおおおっ!!!」
ローズの囮のお陰で広がったお菓子と裸族の距離は次第に縮まって行く。それでも裸族は足を止めずに扉に近付く。やがて彼等の指先が取っ手に触れて・・・
裸族「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお・・・っ!!!(ドアがオープン」
お菓子達「イラッシャーイ」
裸族「」
開いた扉の先に大量のアップルパイ達が待っていました。飛び込むように入室した上に、驚きで油断した隙に後ろのアップルパイ達が彼等を部屋の奥に押し込むように入ってきた為後戻りも出来ず・・・
ギイィ・・・バタン(扉が閉まる)
「ワタシタチヲタンノウシテネー」
「オイシイヨー」
「カロリーハキニシナイデー」
「オカシスキデショー?」
「イクラデモドウゾー」
「オナカイーッパイタベテネー」
「オジャマシマース」
「ギャアアアアアアアアァァァァァ・・・」
扉の向こう側の裸族の叫び声が次第に聞こえなくなった・・・
火神「おい・・・あいつら大丈夫か?」
羽清「大丈夫。すぐ救出して後でしっかり治療するんで」
ルイージ「寧ろこれくらいやった方が良い薬になると思うよ」
霊夢「でしょうね」
カービィ「ねー、あのゼリーみたいなのまだある?」
烈「アレ食べない方がいいと思うぞ・・・;」
リコ「良い勉強になったわね」
リン「あー・・・腹筋死ぬかと思ったー」
ミルク「うぅ・・・まだじゃりじゃりする〜」
羽清「あ、みんなお疲れ〜」
ゼルダ「お疲れ様でした」
オシオキを無事終えた他の子が戻ってきた。ミルクはげっそりしており、ルルーとフェーリは泣きすぎたのか目が真っ赤になっていた。
リン「オシオキこれで終わりだよね?」
羽清「んーにゃ、リンとミルクにはまだあるよ」
リン・ミルク「えぇっ!?」
羽清「リンは一ヶ月ミカン禁止。もう家族には話を通したから」
リン「えぇ—————————っ!?」
羽清「ミルクは・・・伝える前にジュース飲む?口直ししたいでしょ?」
ミルク「飲む飲むー♪(ゴクゴクゴクゴク・・・」
羽清「おやつもあるよー」
ミルク「わーい♪ミルク、マカロン大好きー!(ぱくっ)・・・・・・」
霊夢「ん?どうしたの?」
ミルク「・・・か」
霊夢「か?」
ミルク「からいいいいいいぃぃ————————————————————!!!!!!!!!!」
恋するナースは差し出されたマカロンを嬉しそうに頬張るが、見た目から想像出来ないほどの強烈な辛さを感じ、床ローリングしながら辛さにのた打ち回る。
羽清「ミルクに飲ませたのは「甘味を辛味に変える」オシオキジュースでーす。ミルクのオシオキは一ヶ月甘いもの禁止だけど大の甘味好きであるミルクにはキツいかも知れないからジュースを飲ませました。これなら楽でしょ?」
ミルク「うわーん!!作者の鬼ー!!!」
羽清「とりあえず、皆さんお疲れ様でしたー!料理対決、これにて閉幕でーす!」
パチパチパチパチ・・・
裸族へのオシオキを終えた後、料理対決は閉幕、客席から拍手が沸き上がった・・・
烈「はー、終わったぜ・・・あれ?風雅どこ行った?」
お菓子「ハセイサンノフウガクーン、ワタシヲタベテー(一匹だけ逃げた」
風雅「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ——————————っ!!!」
※食べきれなかったアップルパイはこの後ゼオが美味しくいただきました
後日談も投稿するから待って下さい。
- Re:料理対決 後日談 ( No.347 )
- 日時: 2015/08/17 10:00
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: KBFVK1Mo)
後日談。
ププル「今度はボク達が料理を教えるからね!」
王ドラ「私達の指導は決して甘くはありませんよ?」
カービィ(桜)「美味しいシチューを作ろう!」
ルフリ「私も引き続き指導します」
ゼルダ「よろしくお願いします」
リコ「よし、今度こそ・・・!」
フェーリ「センパイ・・・待ってて・・・」
ルルー「サタン様の為に!」
料理対決の二日後、ゼルダ・リコ・フェーリ・ルルーはリコ達がオシオキを受けた家庭科室で桜サイドのププル、王ドラ、カービィ(桜)、引き続きルフリから料理指導を受けることになった。これもオシオキの一環だ。四人の指導は厳しくも優しいものかつ分かりやすく丁寧。実際に料理教室を行っているプロの料理研究家から見ても素晴らしい指導だった。元から賢いゼルダやリコは指導の良さも合って手際が凄く良かった。フェーリも順調で、ルルーは途中調味料が入ったビンを開けようと蓋を捻ってビンを割ったり包丁を使ってまな板ごと調理台を破壊してしまったが、指導は無事進んでいた。
リコ「どうかしら?これは自信作よ!」
カービィ(桜)「ぱくっ・・・うん、美味しいよ!頑張ったね」
ルルー「おーほっほっほっ!!いかがかしら?」
ルフリ「うん、美味しく出来てます」
リコとルルーはレシピに載っている材料以外何も投入せず(←ここ重要)作った結果普通に出来た。指導者二人からの称賛に二人は満足だった。
しかし・・・
ゼルダ「・・・」
ププル「えーと・・・気を落とさないでね?」
ハイラルの姫とヴァイオリニストの魔導少女の目の前にはハイラルの姫が作った緑と紫のマーブル柄のシチュー。途中までは普通のシチューだったが、ルーを入れて煮込んだ瞬間緑に変色し始め、やがてそこに紫が混じってしまったのだ。着色料は使っていない。
ププル「ほ、ほら、見た目より味だよ!(ぱくりっ)・・・うん、味が良くなったよ!」
ゼルダ「本当、ですか?」
ププル「うん!」
ゼルダ「良かったわ・・・」
少し微妙な空気になったが味の改善があっただけ良い結果だ。
王ドラ「見た目は普通ですね」
フェーリ「当然・・・普通に作ったわよ」
カンフーロボットとオカルト少女の目の前にはゼルダと違い普通のシチューが。まともに見えるものを作った事に王ドラは安心する。
王ドラ「では試食を・・・」
シチュー <●>ギョロッ
王ドラ「!?(目を擦る」
試食をしようとスプーンを手に取り、シチューを掬おうとしたら、シチューから目玉かギョロリと現れ、王ドラをガン見する。王ドラは思わず目を擦り、改めて見てみるとシチューの目玉は無かった。
王ドラ「???」
フェーリ「どうしたのよ・・・食べないの?」
王ドラ「あ、はい。食べます・・・」
幻覚(?)とは言え目玉があったシチューを口にするのは気が引けるが味のテストの為恐る恐るシチューを口にする。味は普通に美味しかったらしい・・・。
同時刻・・・
円刻館、調理場にて
鈴花「烈君、もう少しで出来るから待ってて!」
烈「おう」
鈴花は調理場を借り、烈に料理を作っていた。作るのは料理対決で作ったシチューだ。
烈「でも何で円刻館のキッチンで作ってるんだ?」
鈴花「家だとお兄ちゃんがうるさいから・・・烈君に食べさせる為だと知られたら余計騒ぎ出すし」
烈「あー、確かに・・・後、御馳走様してくれるのは良いけど何で俺しかいないの?氷海と風雅はどうした?」
鈴花「ふ、二人は用事があるからって・・・」
烈「そっかー。皆で食いたかったんだけどなー」
鈴花「でも、今度御馳走様するって約束したから」
烈「なら良かった!」
鈴花「(・・・ごめん烈君、ちょっと嘘ついた)」
鈴花は二人に声をかけていない。最初に烈「だけ」に食べさせたかった手料理を食べて欲しかったからついてしまった嘘。でも別に氷海と風雅を除け者にしたわけではないから後で二人にも食べさせるつもりである。でも今は二人っきりのこの空間をとにかく満喫していたい。鈴花は完成したシチューを皿に盛り、烈に持っていく。
鈴花「はい、召し上がれ」
烈「おっ、良い匂い!いただきまーす(パクっ」
鈴花「(ドキドキ・・・)」
烈「・・・上手い!」
鈴花「本当っ!?」
烈「あぁっ!スッゲー上手い!優勝出来たのも納得いくな!」
鈴花「・・・嬉しい!」
烈からの絶賛の言葉を聞いて鈴花は幸福感に胸を締め付けられる。
???「二人共良い雰囲気じゃない」
???「これ絶対付き合っているだろ」
???「鈴花ちゃんが烈君にシチュー食べさせてるよー・・・っと」
???「しっ、気付かれるわよ」
???「あの・・・何故こんな事を・・・?」
???「だって鈴花ちゃんが烈に食べさせたかったシチューをご馳走しているんだよっ!?どう反応が来るのか気になるじゃん!」
???「この体制・・・正直ちょっとキツイんだけど・・・」
???「あー!何見てるの?あたいにも見せてー!」
???「わっ、ちょ、危ないわよっ!?」
???「わわっ!押さないで!」
???「ギャッ!!」
ドッシーン!!
鈴花・烈「え?」
突然響いた大きな音の方を振り返ってみると、開いた扉にチルノ、氷海、リン、魔理沙、霊夢、風雅が折り重なった状態で倒れていた(ちなみに名前の順番は上から折り重なった順番です)。察していると思いますが全員ドアの隙間から覗いていました(リンはLINEで実渕に報告していた)。
烈「何やってるんだ?」
リン「え、えと・・・」
チルノ「カメさんごっこ?(*・ω・)」
魔理沙「そ、そうだぜ!カメさんごっこだぜ!;」
霊夢「そうだよねー?あははは;」
氷海「ごめんなさい;」
風雅「(お・・・重い;)」
烈「ふーん・・・あ!良かったらみんなも食うか?」
鈴花「(えっ・・・)」
リン「えっ」
魔理沙「・・・いいのか?」
烈「折角みんないるしな、それに鈴花のシチューは上手いからみんなにも食べさせたいし!いいだろ?」
鈴花「えっ、あ・・・うん」
烈「決定だな!じゃあみんな来いよ!」
鈴花「じゃあみんなの分も持ってくるよ!」
リン「(鈴花ちゃん・・・本当は烈ともう少し二人きりになりたかったのに烈ったらー)」
魔理沙「(烈のヤツ、悪気は一切無いみたいだし、見つかった私らのミスだからな)」
霊夢「(まったく、誰のせいなのかしらねー)」←チラリと風雅を見る
風雅「げほっ・・・(何で俺睨まれてるの・・・?)」
チルノ「(・ω・)?」
その後、みんなで鈴花のシチューを美味しく頂きました。
感想まだ。
- Re:料理対決 後日談2&データ ( No.348 )
- 日時: 2015/08/17 01:17
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: I.inwBVK)
しかし、数日後・・・
— プリンプ魔導学園 —
「ギャアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ・・・・・・」
ポポイ「何の叫びニャっ!?」
アミティ「あ!先生!」
アコール「アミティさん、今の悲鳴はなんですか?」
突然学園中に響いた叫び声にアコールとポポイが教室に駆け込むと、そこにはアミティとラフィーナ、フェーリがいた。三人が囲んでいる机の上には寸胴鍋が2つ置いてある。
アミティ「じ、実はフェーリがまたシチューを作ってレムレスを探しにココへ来たんです。あの時のリベンジだって。だけどクルークが・・・」
クルーク『聞いたよ。料理対決で☆1を取ったんだって?それだからレムレスに愛想尽かされちゃうんだよ。それなのにまたシチューを食べさせるなんて天才のボクと違って学習能力が無さすぎるねぇ。いいのかい?今度こそ完全に嫌われちゃうよ!!』
アミティ「・・・って言ってて」
ラフィーナ「そしたらシチューから大きな手が出てきて、クルークをシチューの中に引きずり込みましたの」
ポポイ「え?」
アミティ「シチューの中身を全部別の鍋に移して見たけど、クルーク見つからなかったの!!」
アコール・ポポイ「」
フェーリ「・・・おかしいわ・・・」
やつれたクルークが発見されたのは2週間後の事だったらしい。
END
あと書き。
ようやく終わりました。料理対決。
・・・まずは遅筆過ぎて申し訳御座いませんでした。一月から書き始めたのにもう八月とか。とか。最初はガーッと進みましたが途中から執筆意欲を無くしてしまい、だらだらした投稿になってしまいました。でも最後まで書き終わりたかった。そしてようやく書き終わりました。
オシオキ案や差し入れを送って下さった方々、もし間違っていたらホントスミマセン。そしてこの作品をわざわざ観覧頂いた方がいらっしゃったら感謝します。ありがとうございます。
最後に参加者のデータを。最初から書いて載せろと思ったでしょう。私もです。
参加者データ
シェゾ
闇のヘンタイ魔導師。洞窟暮らしであり、ゲームでボーッとしながらウェディングケーキを作るなどかなりの腕前。☆4
フォース
グローバルアイドル「ミラクル☆4」のアメリカ担当。普段あまり料理しない上にそそっかしいためミスが目立つ。☆2
アリス・マーガトロイド
魔法の森に住む人形遣い。人形とそのお洋服を作る程器用な為料理も断然得意。☆5。
黒子テツヤ
影が薄い幻の6人目。料理の腕も目立たない位普通。ゆで卵なら負けません。☆3
スターサファイア
星の光の妖精。料理上手で原作でもよく料理する描写が見られる。☆5
初音ミク
電子の歌姫。根っからのネギ好きで大好物のネギを必ず使うので料理の出来はテーマによって波がある。ネギを使う、またはネギに合う料理なら☆4〜☆5(奇跡が起きれば)、それ以外なら仕上げに生のネギをそのままぐっさりと刺すため☆1〜☆2。りゅーとさんの所の第6回料理対決でネギテロ起こした娘。
霧雨魔理沙
普通の魔法使い。キノコを使った魔法の研究の副産物なのかキノコ料理が大の得意。下処理も決して怠らないので安心出来ます。
ゼルダ
ハイラルのお姫様で知恵のトライフォースの所持者。ピーチから料理を教わっているが何故か必ず色がおかしい料理が出来上がる。味の向上に対してはまだまだ延びしろがあるが色に関しては・・・
ミルク
甘い恋に夢見るナースでポップンサイドの腐女子リーダー。大の甘党で甘ければ甘いほど美味しいと思い込んでいるため作る料理の殆どが味覚破壊レベルの激甘。
GUMI
がくぽの妹のボーカロイド。☆4ほどの腕前でぽいど家で洋食を担当している。人参好きでよく人参を使用するがミクよりかは加減している。
フェーリ
レムレスと同じ学校に通うダークなオトメ。愛するレムレスの為にお菓子を作っている。料理には必ず黒魔術を施している為、少しずつ確実にレムレスのハートをキャッチ(物理)している。☆1
マリオ
キノコ王国の英雄で羽清サイドの裸族リーダー。ルイージの料理を良く手伝ったりしているため料理の腕は☆4と悪くないのに作るのはほどんと裸族料理な為結果としては☆0 。
ルキナ
未来から来たイーリス聖王国の王女。スマブラ屋敷に来てからはピーチ達に料理を教わっており、少しずつだが上達している。でもまだうっかりミスが目立つようだ。☆3。
ルルー
サタンに恋する格闘女王。サタンの為にカレー作りに精を出すが「より美味しくする為」と言って余計なアレンジをする為サタンと試食させられた人は毎回地獄を見ている。アレンジ無しだと☆3でアレンジ有りだと☆1。
鈴花
つぎドカ!の花使い。当然料理上手でアレンジもバッチリ。イベント時のランチタイムはつぎドカメンバーにとって楽しみの時間。☆5
桜井良
桐皇の特攻隊長。男子高校生ながらキャラ弁を手作りするほどの料理上手。細かい作業が得意で見た目にもこだわる為完成度は高い。☆5。
鏡音リン
鏡音姉弟のパワフルな姉。レシピ通りに作れば普通に出来るのにレシピとは違う手順を踏んだ瞬間何故かポイズンクッキング化してしまい、味見係のKAITOやレンが死にかける。本人に悪意が無いのが厄介。☆0よりの☆1
相田リコ
誠凛バスケ部の為に栄養のある料理を作ろうとしてくれるが料理の腕が壊滅している為誠凛バスケ部は毎回生命の危機に瀕している。特に厄介なのがサプリやプロテインを大量投入する点。食べる人の為に完全に善意でやっている為改善が難しい。☆1
感想おk