二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 円刻館へようこそ・5 ( No.52 )
日時: 2013/12/26 10:37
名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: snsC6Tsq)

12:05



図書室で本を読んでいたらお腹が空きました。時間も丁度お昼過ぎですし、続きは家に帰ってからにしてキッチンに行きましょう。


円刻館にはキッチンが二つありまして、一つは必ず後片付けを行うと約束すれば来客が自由に使ってもいいんです。
冷蔵庫には様々な食材や機具があるので料理好きな人や料理を練習したい人がよく利用しています。

花宮さんの言うとおりなら火神君がそのキッチンで料理を作っている筈です。
火神君は一見ガサツそうに見えますが料理が上手なんです。それはもう僕自身の少食っぷりを憎らしく感じるくらいに。



そう言っているうちにキッチンが近付いてきました。向こうから美味しそうな匂いが漂っ…て……あれ?…何でしょうかこの不思議な匂いは…





リコ「フーンフンフーン♪こんなものでいいかしら♪」
桃井「じゃあ次はコレを入れましょうか!」
リコ「あっ!コレ新発売のプロテインじゃない!いいわね!」





緊急事態です。
僕の所属しているバスケ部のカントク(相田リコ)と中学の時の同級生の桃井さんが料理をしています。

知らない方の為に説明しますが、カントクと桃井さんはポイズンクッキングの達人なのです。
過去に彼女達の作ったカレーや鍋などの料理を食して生死の境を彷徨った人は数知れず。



カントク…プロテインは料理に使うなと何度も主将達に注意されたのに何故ですか…
桃井さんもそんなに入れないでください…絶対汁に溶けきれません…





見つかったら ヤ バ い





僕の心臓が激しい心音を響かせています。まるで警鐘のように。


兎に角落ち着きましょう。
ミスディレクションでそっと離れれば被害に合わずに済みまs

???「黒子っち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」

…何故最悪のタイミングで来るんですか馬鹿ですか



黒子「黄瀬君…」
黄瀬「黒子っちも来てたんスか!丁度良かったッス。今火神っち達とストバスしてるんスよ!」
黒子「そうですか…」
どうしましょうか…早く離れないと

リコ「えっ?今黒子君って…」
桃井「テツくんっ!?」





\(^o^)/





ヤバいです
このままじゃ…



…仕方がありません
黄瀬君のせいですから


黄瀬「黒子っち?(ドスッ!)おぅふっ!?」


黄瀬君の脇腹に手刀を入れ素早く逃げます


黄瀬「ぐ…ぐろ゛ごっちぃ…?」
リコ「あら?黄瀬君じゃない」
桃井「きーちゃんっ!」
黄瀬「リコさんに…桃っち?」
桃井「ねぇっ!今テツくんいなかった?」
黄瀬「さっきまで…いたんスけど…あれ?(キョロキョロ)」
リコ「えー、どこいっちゃったのかしら?」
桃井「テツくんがいたら私達の料理の味見してほしかったのにー」
黄瀬「料…理っ!?;(ゾワッ」
桃井「仕方がないなー…きーちゃんっ!味見してみてっ!」



つ小皿に注がれた焦げ茶色の粘着質の液体



黄瀬「……………これは何…スか?」
リコ・桃井「「ホワイトリゾット」」
黄瀬「ホワイト…え?」
リコ「中々上手くいったと思うわよ」
桃井「どうぞ♪」
黄瀬「」





黄瀬君…君のことは忘れません…





3秒は



***

逃走中のデータ考えてます

アレコレ見たり調べたりゴロゴロしてるからすぐの公開無理ですわ…