二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: バレンタインデーもハチャメチャになるかも3 ( No.96 )
- 日時: 2014/02/14 23:37
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: kcj49vWg)
2月14 日。バレンタインデー
誰もが心踊らせるイベント。
女の子は自分の気持ちを伝えるために勇気を振り絞り、
男の子はいつ、誰に貰えるだろうかと一日中そわそわしているだろう
サイバー「おい…それ…」
タロー「貰っちまった!」
翔「あの子から貰った。
…義理かもしれないけど」
サイバー「…」
リュータ「…おう」
サイバー「おう!リュータ…ってお前!そのチョコまさか…!?」
リュータ「…女子に…ダチにチョコ渡して欲しいって頼まれた…(目死んでる)」
サイバー「…すまん」
リュータ「いい…もう慣れた…」
…そうでもないのもいるが
一方、誠凛にて
二年「…」
火神「…おい黒子、先輩達一体どうしたんだ?何か暗いぞ」
黒子「火神君…今日はなんの日ですか?」
火神「2月14日…Saint Valentine Dayだろ?………Σハッ!」
降旗「あ…俺、カントクが廊下でスキップしてる所見たんだけど…;」
福田「マジでっ!?」
河原「だとしたら…俺達ヤバくないか…」
女子高生であり女監督から部員へバレンタインチョコの贈り物…普通なら思春期の男の子にとっては喜ばしいイベントだが誠凛バスケ部も甘いイベントとは程遠い雰囲気に包まれていた。
リコ「あ、あんた達」
全員「!?」
リコ「今日は居残り練習禁止。終わり次第スマブラハウスに来なさい!」
全員「?」
リコ「じゃあコレ今日のメニューね。私これから用があって早退するから各自自分でやりなさい。こなしたら時間まで自主連。分かった?」
日向「お、おう…」
リコ「じゃあね!」
そう言ってカントクは体育館から去っていった。スキップしながら部員達は唖然としながらその後ろ姿が見えなくなるまで黙って見ていた…
スマブラキャラが集まるスマブラハウスではバレンタインパーティーの準備で賑やかになっていた。
アルル「よーし!昨日の練習の成果見せるよ!」
アミティ「おー!」
ラフィーナ「つまみ食いは程々にしてくださいまし?」
ジャン「…い〜い?昨日みたいな失敗を繰り返さないようにね」
リコ・桃井「はいっ!!」
キッチンではチョコ菓子が作られ
ポエット「ステージのカーテンこんなかんじー?」
MEIKO「おk!」
ミク「わぁ…可愛いステージになったね!」
GUMI「ここで歌うのが楽しみね」
会場では飾り付けが行われた
リコ「…」
桃井「…」
———チーン!
リコ「!」
桃井「!」
ジャン「…上手く出来たわね、合格よっ!」
二人「「やったーっ!!」」
アミティ「会場の準備が終わったって!」
ジャン「じゃあ時間も時間ですし、会場に持っていくわよ〜」
スマブラハウス玄関にて
黒子「カントクに来てと言われて来ましたが…」
火神「何があるんだ…?」
リュータ「あれ?火神じゃん!」
火神「リュータ先輩!」
ハヤト「こんにちは」
降旗「ハヤト君まで!」
タロー「あれー?お前達までココに呼ばれたのか?」
日向「あ、あぁ…ってお前達『まで』?」
サイバー「何か他の奴らも呼ばれたらしーぜ?しかも男ばかり」
誠凛「え?」
ザワザワ…
しばらくするとスマブラハウスに数人の男達が集まってきた。スマブラハウスの住民であるマリオやリンク達男性ファイターやオリキャラの時見まで待たされている。
黄瀬「何かあるんスかね?時見っちは何か知らないっスか?」
時見「ううん、知らない」
???「お待たせしました!」
黄瀬「?」
ピーチ「みんな、大広間においで」
ミク「こっちだよ〜!」
マリオ「姫!?」
カービィ「?」
二人の案内で大広間の前の扉に連れてこられる男性群…
そして…
ピーチ・ミク「オープン!!!」
- Re: バレンタインデーもハチャメチャになるかも4 ( No.97 )
- 日時: 2014/02/14 23:42
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: axyUFRPa)
火神「…!!」
黒子「これは…!」
男性群の目の前にはピンクと茶色、赤や白といったハートやリボンで可愛く飾り付けられたパーティー会場があった。
リセナ「皆さん!」
女性群「バレンタインパーティーへようこそ!」
男性群「バレンタインパーティー!?」
リン「そう!モテ男から負け犬までみんなに平等にチョコを贈るイベントよ!」
レン「マジかよ!?」
サイバー・リュータ・岡村「「うおぉおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉっ!天国はココにあったー!!!」」
羽清「じゃあ、パーティー開始!」
MEIKO「じゃあ最初はミクとリンによる『ちょこまじ☆ろんぐ』で盛り上げるわよ!」
イントロが流れるとバレンタインをモチーフとしたお揃いの可愛らしい衣装のミクとリンがステージ上に登場した。
BGM:ちょこまじ☆ろんぐ
ミク「パステルカラーの街
待ちわびてたこのParty time
とびきりのお洒落でも
高鳴る鼓動だけはデコレーション出来そうもないわ
夢じゃなくて 君の事を感じたいよ
いつだって
もう止まらない ヨコシマな妄想だけじゃ
足りないの!
ストロベリー色に色づいた
私の頬見つめないでよ
考えてきたセリフも忘れちゃいそう
チョコレートの口づけで
心まで溶かしてみせるわ
覚悟してよね 作戦通りの笑顔でいくわ」
リン「幸せ色に染まる
笑顔が溢れるsunny day
とびきりのこの気持ち
誰より早く君にプレゼントしてあげたいんだ
いつもよりも背伸びしてるコーディネート
気づくかな
もう止まらない この胸のドキドキは隠せない
ラズベリー色のときめきを
私の中から見つけ出して
早くしないと爆発しちゃいそうなの
チョコレートの眼差しで
甘い香り撒き散らしてくわ
誘われるまま 私のこと捕まえてみて」
ミク「あの角を曲がれば あなたが待っているの 」
リン「誰よりも早く 」
ミク「この想い 」
ミク&リン「伝えたいよ 」
リン「あなたを 」
ミク「愛する気持ちなら」
ミク&リン「誰にも負けないんだから!」
ミク&リン「ストロベリー色に色づいた
私の頬見つめないでよ
考えてきたセリフも忘れちゃいそう
チョコレートの口づけで
心まで溶かしてみせるわ
覚悟してよね 作戦通りの笑顔でいくわ」
ミク「あなただけにこの想いを… 」
リン「私だけのこの想い 」
リン「I want you I neet you」
ミク&リン「だれより早く 」
ミク 「あげる 」
リン「からね」
ミク&リン「とっておきのこの言葉」
「「アイシテル!」」
観客「わーっ!!」
ミクとリンが振り付けしながら可愛らしく歌い、最後に決めポーズを決めると会場のボルテージが上がり、盛り上がりを見せた。
MEIKO「二人ともありがとう!さぁ、パーティーはまだまだ続くわよ!」
書き込みもまだー
- Re: バレンタインデーもハチャメチャになっ…てた ( No.98 )
- 日時: 2014/02/14 23:51
- 名前: 羽清アユカ ◆uYPWAZXaHA (ID: mGXNpy6x)
その後幾つもの歌やダンスといったパフォーマンスで会場は大いに盛り上がったが、楽しい時間はあっという間。
パーティーも終わりに近付き、いよいよ最後のプログラムとなった。
GUMI「はいはーい!男性のみなさんおまたせ!次は私達からみなさんへ義理チョコの贈り物よ!」
リュータ「待ってましたぁー!!!」
何やら布が被せられた、会場と同じく可愛らしく飾られたカートがリエとサナエに運ばれているのを見て、男性は胸を踊らせる。
サナエ「みなさん!私達頑張って作りました!」
リエ「せーの…じゃじゃーん!(バッ」
男性「おぉーっ!!!」
リエちゃんが布を取ると山積みになった大量のチョコが現れ、男性群は驚きと感動の声をあげる
リセナ「みなさん並んでくださーい!」
アミティ「一人一個ずつだよー!」
実渕「焦らなくても無くならないわよー!」
チルノ「ありがたく受け取りなさい!」
男性群はカートに積まれたチョコを我先にと手にする。
サイバー&リュータ「チョーコ!チョーコ!チョーコ!チョーコ!(チョコを片手に肩を組んで左右に揺れる)」
岡村「うおぉおぉぉぉぉぉぉぉぉ生きてて良かったのじゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(号泣)」
劉「アゴリラうるさいアル」
氷室「Thank you.」
福井「おー良く出来てるな」
紫原「チョコだーやったー」
時見「(いつの間にかこんな事してたんだ…)」
桜井「僕にまでくれるなんて…スイマセン!ありがとうございます!」
サタン「アルル!このチョコアルルが作ったやつか!?」
アルル「え…秘密だよ」
シェゾ「フン…」
レムレス「みんなにチョコを配るなんて素晴らしいイベントだね。誰が考えたのかな?」
シグ「さあ〜?」
羽清「みんなチョコ受け取った?じゃあこれでパーティー終了!」
ピーチ「みんな気を付けて帰ってねー」
パーティーが終わり、次々と皆が家路につこうとしたとき…
リコ「待ちなさい。」
誠凛「Σ!?」
リコ「これ、私からよ。」
日向「なっ…!?」
小金井「やっぱり来たか…!」
水戸部「(オロオロ;)」
桃井「テツ君!…はい///」
黒子「ありがとうございます。桃井さん」
フェーリ「せんぱい…コレ…」
レムレス「ありがとう♪フェーリ」
ルルー「サタン様v受け取ってください!」
サタン「あ、あぁ…ありがとう。(アルルのチョコはまだか…!)」
りんご「はい、まぐろ君!友チョコだよ」
まぐろ「アリガト★(友チョコかぁ…残念★)」
リセナ「枢、はい」
羽清「どーぞ!」
時見「え…?二人ともありがとう」
それぞれ本命や義理、日頃の感謝を込めたチョコを贈った。
シェゾ「…」
???「シェゾ!」
シェゾ「…!(ジャキッ)」
一人、街灯だけが僅かな明かりを灯す暗い道を歩く闇の魔導師。背後から声をかけられ、咄嗟に闇の剣を抜き取り背後の人物へと向けるが、そこに立っていたのは…
シェゾ「…アルルか」
アルル「…」
シェゾ「…何の用だ」
アルル「…コレ」
そう言ってアルルが差し出したのは赤いリボンが結ばれた白い小さな袋のラッピングのチョコレート。
シェゾ「…お前、それはhブッ!?(顔面にチョコ命中)」
アルル「あ、余っただけだよ!?只それだけだから!じゃ、じゃあね!」
持ってたチョコをシェゾの顔面に投げると逃げるように反対方向に走って言ったアルル。街灯の光が届かない所まで行くと、彼女の姿はあっという間に夜の闇の中に、消えた。
シェゾ「…何なんだ?」
こう口走ったが、本当は分かっている
只、認めるのにまだ時間が掛かるだけ。
顔が妙に熱いのはまだ寒いからだ。きっとそうだ。
シェゾは地面に落ちたチョコを拾うとまだ歩き出した。
彼の姿も光の届かない闇の中に消える。
その後、誠凛がジャンに感謝の気持ちとして菓子折りを贈ったり
ウィッチの薬入り義理チョコを食べた岡村主将が本物のゴリラになったり
サイバーの義理チョコかと思いきやチョコと間違えられた固形のカレールー(ルルー持参の)だったり
リュータの義理チョコがルルーのカレー味のチョコだったり
サタンがルルーの本命チョコ(カレー味30%アップ)食べて寝込んだり
フェーリ特性惚れ薬(らしい)入り本命チョコ食べて生死の境目を彷徨ったのは別の話
END