二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモン the novel 【NL要素有り】 ( No.1 )
日時: 2013/11/21 18:27
名前: サニ。 ◆6owQRz8NsM (ID: FX8aUA2f)
参照: http://subtlestyle.net/en-1/index.html

第一車両目【ローテーショントレインサブウェイマスター、マガリであります!!】

(マガリ目線)

初めまして!!
自分は、ローテーショントレインサブウェイマスター、マガリと申すものであります!!
サブウェイマスターになれたのは実はつい数ヶ月前のこと。
その時は飛び上がっておりましたー……
そんな喜びもつかの間で、サブウェイマスターのお仕事がどっと来たのであります。
ひゃー、凄い量でありますうう!!
と目を回しながら書類整理やらなんやらしてたのも、今ではいい思い出であります。


今は、新しく作られた車両の「ローテーショントレイン」、というところで挑戦者(チャレンジャー)を待つ日々であります。
しかし…………
ローテーションバトルというのは、実は結構な玄人ごのみのバトルでありまして。
全然来ないのでありますよ………
来ても、途中下車してしまうのがほとんど。
正直、まともなバトルをしたことはありません。
あ、もちろんこのローテーショントレインで、でありますよ?
だから、七両目で挑戦者を待ちつつ、ポケモンと戯れているのであります。
挑戦者が来ない自分にとって、それが心の支えなのであります。


と、説明を長々と話していても、皆様はツマラナイでありましょう?
なので現状をお話したいと思うのであります!



さて、今自分はローテーショントレイン七両目で、いつものように、ポケモンと戯れているのであります。
ランクルスのこのプニプニがたまらないのでありますよ!!
挑戦者を待っている間に溜まった疲れを、癒してくれるのであります………


プニプニ、プニプニ。

「可愛いであります………」

そんなことを呟きつつ挑戦者を待つのでありますが………


ピンポンパンポーン
『終了時刻となりました。速やかに降車してください。繰り返します……………』


ありゃー、また来ずじまいでありますか………
だろうと思ったであります。


自分は、ランクルスを連れ降車しました。
半分ため息を漏らしながら。




——————ホーム

「んー……やっぱり人いないでありますなぁ………」
『ぷにょ………』

ランクルスも寂しそうに呟きます。

「さて、事務室に戻るでありますよ。ランクルス。」
『ぷにょぷにょ!』

そうして、この一人と一匹以外、誰一人としていないホームをコツコツと足音を鳴らしながら後にしました。




——————事務室

「只今戻ったであります!サブウェイマスターマガリであります!」
『ぷにょにょ!(訳;マガリの相棒ランクルスなのです!)』

事務室に入り、挨拶をしました。

「あ、おかえりーマガリさん!ランクルス!」
『バチュチュ!(訳;おかえりー!)』

今挨拶を返してくれたのは、同じサブウェイマスター、クダリ殿であります。
主にダブルトレインのサブウェイマスターをしていらっしゃるのであります。
他にもマルチトレインでも、サブウェイマスターとしていらっしゃいます。
お隣にいる相棒さんは、デンチュラ殿であります。
なんでも、バチュルの時からの仲のようなのであります。


「クダリ殿、挨拶感謝であります」
『ぷにょー!(訳;ありがとうだよー!)』

クダリ殿に礼を言い、自席に戻ろうとしたとき、不意に声がかかりました。


「おかえりなさい、マガリさん。」
『デーラ!(訳;おかおかおかえり!!)』


心臓が高鳴りました。

「たったったっ、只今戻ったであります!!挨拶感謝であります!!」
『ぷーにょ!(訳;たっだいーま!!)』

「元気ですね、マガリさん」

そういってその相手は微笑みました。
さらに自分の心臓が高鳴りました。

何を隠そう、その相手は…………


片思い相手のノボリ殿だったのでありますから。


「…………マガリさん?どうされました?」

ノボリ殿の声でハッとしました。
自分は…………ノボリ殿の顔をじっと見ていたことにきづいたのであります。

「なっ………なななななななんでもないでありますよ!?」
「そうですか?お体には気をつけてくださいね。」
「き、気遣い感謝であります!」


そういうと、きりっとした顔つきで自分に手を振りながら去っていきました。



…………………死ぬかと思ったであります!!
あんなに見つめられては、心臓がもたないであります!!


と、赤面しながら呼吸を整えている自分を、ランクルスは少しニヤニヤしながらみていたのであります。







『(ご主人、相当お熱なんですネっ)』





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