二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: サブマスたちと他地方と【ポケモン】 ( No.113 )
- 日時: 2014/01/01 17:54
- 名前: サニ。 ◆6owQRz8NsM (ID: uY/SLz6f)
- 参照: http://subtlestyle.net/en-1/index.html
第二十二両目【スーパーシンオウタイム】
〜存在しない前回までのじすらあ〜
某緑きたよ。
おしまい
「俺様の扱いひでぇな!!」
本編スタート
(ヒカリ目線)
初めまして、ヒカリです。
シンオウチャンピオンとして、頑張ってます。
…………と、説明したいんだけど、今はそれどころじゃないんだ。
とりあえず、現状をお話するね。
私が興味本位でミュージカルに出て、そのあと。
バトルサブウェイに戻ると、一人の青年がいたの。
しかも、その人マガリさんに「勝負させろ」って言ってきて。
それで、マガリさんが誰ですかって問うたらこう答えたのよ。
「カントージムリーダー、グリーン」ってね。
まあそんな所かしら。
「グリーン………あ、もしかして『俺様が世界で一番つよ』ry」
「やめろ!!その話こっちにも広がってんのかよ!!!」
「え?図星?」
「っ!?」
わーいったーい。(棒)
「そへはともかく、何故自分となのでありますか?」
そう聞くと、待ってましたと言わんばかりに答える。
「あんたが元シンオウチャンピオンだって聞いたからな!!」
その一言で、マガリさんは固まった。
「うげ…………隠してたつもりだったのに…………」
しかも、真っ青。
ごめん、私も実は知ってた←
「なーんで隠す必要あんだよ別にいーじゃん」
ひらひらと手をブラつかせるグリーンさん。
「そ、そうなのでありましょうが………うう」
そう言うとがっくりとうなだれるマガリさん。
「あのヒカリ、シロナを遥かに超える、伝説のシンオウチャンピオン。しかも防衛記録は未だに破られていない、知る人ぞ知るトレーナー…だったっけ?」
と、いつの間にか来ていたH∧Lさんが説明した。
「いつの間に!?」
「最初から」
影薄いなぁ。
「そのチャンピオンがある日突然、姿を消した。チャンピオンの部屋に残されていたのは、一枚の置き手紙。それには、『旅をしたい』という一言で結ばれていた………。これであってるか?」
そうグリーンさんが言うと、さらに真っ青になるマガリさん。
「うう…………やはりトレーナーでありますから、したくなるんですよ………」
多少焦りながらもそう答える。
「今、シンオウ中で大騒ぎだぜ?失踪したって」
「そのあとにシロナ殿がついたからいいでありましょうよ」
「よくねえよ、何も言わずにふらっと消えちまうんだからよ」
「いいんであります!!」
と、マガリさんの怒号が響く。
ビリビリビリッと振動して、その場にいた人達の視線が一気に集中する。
「あ……………」
それに気づき、さらに顔色が悪くなる。
そして涙ながらに走り去っていった。
地雷踏んじゃったんだね。
あれだけ涙流すマガリさん初めて見た。
なんか、結構言葉が後ろめたかったし。
その場はとても思い空気になった。
誰も言葉をかわそうとしない。
あれだけ強気だったグリーンさんも、表情が暗かった。
しかも何かを呟いている。
H∧Lさんは笑顔だけど、それは仮面。
裏はとてもとても曇っていた。
私もいつもの顔を保ってはいるけれど、内心は重かった。
なんでいきなり、叫んだんだろう。
あと、なんで隠してたんだろ…………
私は考えを膨らませつつ、ポフレを頬張った。
と、その時
「レッドも、いきなり居なくなったんだよな………」
突如グリーンさんからの口からそう発せられた。
「レッドさんが?」
そういうと、ああと頷き話し始めた。
「実は俺様も元チャンピオンでよ、レッドと戦って、あいつに負けた。そんでレッドがチャンピオンの座にいたんだが…………忽然と姿を消した。当然大騒ぎだ。だが、シロガネ山にいるって事が判明して、一時期は収まったんだ。だが一向に帰ってくる気配がねえ。しかもレッドはもっとシロガネ山の奥深くに進んでいた。それで捜索を再開した。シロガネ山の山頂、そこでついにレッドは見つかった。だけど、話しかけた途端、いきなりあいつはバトルを仕掛けた。それで捜索してたやつらは全滅。ほかの捜索部隊が行っても、おんなじようだった。それでわかった。あいつは、武者修行でチャンピオンの座をすててまで旅に出たんだってな。その後の消息は知らねぇ。」
———————12番道路
「くしっ!」
『ガァ?』(訳:どうした?)
「なんだ?誰か俺の噂してんのか………?」
——————バトルサブウェイ
「そんなことが………」
私が関心深く聞いていると横でH∧Lさんは
「………………いたよなぁ」
何かをボソボソと呟いていた。
「さっきのマガリって人も同じ感じなのかね」
リラックスした状態でそう聞くグリーンさん。
いや私に聞かれても。
「まあ俺様、本当はアイツを探しに来たんだがな」
ニイッと笑うグリーンさん。
「アイツって、レッドさんですか?」
「ああ。この地方でレッドを見かけたって情報を掴んだんでな」
と言うといきなりH∧Lさんは苦笑い。
「あー…………」
なんか苦しそうな息。
どうしたんだろう
「え、えっと、あたしは用事があるからっ!!ドロンさせてもらうわ!!」
そう言うと出口に向かって走っていく。
なんか汗かいてなかった?
「それじゃ、俺様はまた来る。アイツのこともあるし」
グリーンさんは手を振りながら去っていった。
「結局何しにきたんだろ…………」
そう見送っていると
「ヒカリ殿…………もうみんな帰ったでありますか?」
ヒョッコリとマガリさんが姿を見せる。
「もう帰ったよ。」
と、返すと、マガリさんは、
ホッとしたような安堵の表情を浮かべた。
Next
—次回予告—
何かしらあったマガリさん。
その話は自身の中でも嫌らしく、話そうとしない。
そんな時、とある話がくる。
なんと仮面をつけた何者かがさ迷っているとのこと。
その真相を暴くため準備を進めていた時、とある少年がやってくる。
そう、その少年は——————!!
次回、第二十三両目
【目指せポケモンマスター言い続けてかれこれ17年が経ちました】
こ更新をお楽しみに!!