二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- file0.『ひとつの事件のハジマリ』 ( No.14 )
- 日時: 2013/12/16 18:49
- 名前: ランスロット ◆/.5aaSlLPY (ID: 0TdvNrVL)
———七海くんにしばらくついていくと、ふと小さな穴の裂け目が見えた。…きっと、これが『モノモノ洞窟』なのだな…。
入り口前で七海くんは僕達の方を向き直り、改めて確認をする。
「…もう一度言っておくね?『ここでの死は、現実での死』。倒れそうになったら、ダンジョンから逃げることも出来るから、有効活用すること。…絶対に死んじゃだめだからね」
「わ…分かってますぅ…。私も頑張りますよぉ…」
「俺様が黄泉へと還る、だと…?笑わせるな!!俺様は『制圧せし氷の覇王』田中眼蛇夢!!死ぬことなど断じて許されん存在だ!!」
「十分気を付ける。それじゃあ七海くん、洞窟へと向かおうではないか!」
僕達は互いを見て頷き、洞窟の中へと足を踏み入れた。
〜モノモノ洞窟 第1階層〜
七海「この『モノモノ洞窟』は、全部で3つの階層からなっているんだ。各階層に『エリアボス』ってのがいて、一番深い階層のエリアボスを倒したら、そのダンジョンを突破したことになるよ」
石丸「…つまり、その『エリアボス』まで僕達は辿り着かなければならない…。そういうことか」
罪木「とても…怖そうな響きですぅ…」
田中「ほう…。階層を牛耳る魔獣とは、実に興味深い」
七海「大丈夫だよ。さっきも言ったけど、ここは『初心者向けのダンジョン』。余程油断しない限り、死ぬことはないと思うから」
罪木「よ…良かったですぅ…」
ダンジョン突破度 0%→30%
ガルルルルルル………………
七海「…ストップ。モンスターのお出ましだね。よーし、みんな武器を出して!モンスターとのバトルの説明をするよ!」
石丸「分かった!よし、行くぞ!!」
〜B A T T L E S t a r t ! !〜
【Enemy】
モノケモノ試作:狼 × 1
HP:100 SP:50
弱点:斬撃/炎
モノケモノ試作:虎 × 1
HP:80 SP:100
弱点:銃撃/氷
【Party】
石丸 HP:600 SP:400【前】 田中 HP:400 SP:600【後】
罪木 HP:300 SP:600【後】 七海 HP:400 SP:600【前】
○コマンド○
【戦う】
【スキル】
【防御】
【移動】
【逃げる】
七海「よーし、それじゃあ張り切って説明しちゃおうかな!」
罪木「あのぉ…上に書かれている【前】や【後】ってなんですかぁ…?」
七海「それは、自分が【前衛】にいるか、【後衛】にいるかの印だよ。今の場合だと、『石丸君と私』が【前衛】、『罪木さんと田中君』が【後衛】にいるんだよ。
後衛にいると、『遠距離用の武器以外の与えるダメージが半分』になるのと、『敵から受けるダメージが半減』するんだよ。
田中君は武器が遠距離用だから、後衛向きのアタッカーだね」
石丸「よし、早速【戦う】で攻撃を…」
七海「ちょっと待って。ちゃんとみんなと話し合いをした?このバトルでは『素早さが高い順』に攻撃をしていくんだ。素早さが同じ場合は、『装備している武器の重さ』が軽い順に行動していくの。
今の場合だと、田中君が一番最初に行動できるね。田中君に合わせて攻撃をするか、スキルでサポートをするか、それとも防御をするのか。決めてみて。
各々の詳しいステータスは、>>1 に載ってるから参考にしてみてね」
田中「…では、混沌の戦闘の始まりだ…!!」
【行動するコマンドを 決めてください】
石丸 →
田中 →
罪木 →
七海 →