二次創作小説(映像)※倉庫ログ

chapter6 望みって一体何ですか? ( No.104 )
日時: 2014/03/15 12:50
名前: アルズ (ID: NaOjLZBc)

次に俺達は最後に解禁されたフロア・・・神社がある場所へと向かった。

「・・・ポンッて置いてあるのかな。」
「さあ、どうだろ・・・。」

まず、神社にある賽銭箱へ目を向けた。
ポンッととあるファイルが置いてあった。

「・・・本当に置いてあったね。」
「そうだな・・・。」

とりあえずそのファイルのページをめくる。

『超高校級の爆弾職人により、神ヶ天山がついに破壊された。
これにより未来機関の基地が一つ消えた。
これで破壊された山は残り数個となった。』

「・・・神ヶ天山って俺達が今いる場所だよな?」
「そうだよね・・・。 でもこれによると破壊されたって・・・。」
「・・・やっぱり・・・。」
「どうしたの?」
「いや、これは後で話すよ。」

【神ヶ天山の破壊】
既に今いるこの山は破壊されていた。
名前が違うだけかも知れないがやっぱり今いる場所は・・・。

俺は次のページをめくる。

『以下の者はコロシアイを経験し、生き残った被験者である。
この者達は我ら未来機関が保護することを決定した。
・苗木誠
・霧切響子
・十神白夜
・朝日奈葵
・葉隠康比呂
・腐川冬子』

「え・・・。 これってAクラスの人のだよね?」
「Aクラスの人も・・・コロシアイを?」
「・・・最初に書かれているって事は最初にコロシアイをさせられた・・・つまり、最初のコロシアイ学園なのか?」

【最初のコロシアイ】
Aクラスに載ってた人数名が生き残ったコロシアイ。
恐らくだがこの人達が経験したコロシアイ学園の原点となっていたのかも知れない。

『また、この学園生活で超高校級の希望が生まれ、絶望に勝てる日が近くなった。
そしてその超高校級の希望がこの事件の元凶、江ノ島盾子を倒した。
その後、超高校級の絶望となる濡烏時雨の死亡が78期生Bクラスにより確認された。』

「・・・えっと、78期生のBクラスって僕達の・・・。」
「クラス・・・だよな。 でも俺達って濡烏って奴に会ったのか?」
「名簿にも載ってなかったし、あり得ないよ・・・。」

【超高校級の希望と絶望】
希望が絶望を倒した、ということがいつの間にかあったらしい。
また、俺達は「濡烏時雨」の死亡を見たらしい。

「これ以外になにかあるか?」

風空君は湖のところにも足を運び、少ししたら手ぶらで戻って来た。

「だめ、なかった。」
「一旦戻るか・・・。」

キーンコーンカーンコーン...
『うぷぷ・・・。 大分集まったんじゃない?
と言うわけで、オマエラ・・・最後の学級裁判と行きましょうか。』

「チッ・・・。」
「学級裁判で・・・みんなの情報を収集するしかないな・・・。風空君、記憶力任せたよ。」
「そんなに記憶力良くないけど任されたよ。」

そんな話をしながら、緊張しながら・・・広場へむか・・・・

急に目の前が・・・真っ暗に・・・なった。




目を開くと、あの裁判所にいた。
いつもとは確然に違う裁判所だった。

周りは・・・数字?文字?の羅列が広がり、画面もある。
まるで・・・それは。 プログラムの中にいるような・・・。

「・・・なんだ・・・これ。」
「う・・・うぅ・・・。 わっなにこれ!?」
「数字の・・・並び替え・・・プログラム!?」
「今までとは・・・なんか・・・違います・・・。」
「パソコンで・・・こういうのよく見るな・・・。」

みんな目を覚まして体を起こした。
そしてこの異様な空間に疑問を感じているようだ。

「うぷぷ・・・。 すてきでしょ? これ。 ボク頑張ったんだよー!!」

モノクマがひょこひょこひょこと歩いてきた。

「最後・・・だから、こんな風にしてみたんだー。 ボクプログラムだーいすきだから!!」
「・・・。」
「じゃあ、みんな、席についてねー!!」

立ち上がり、席に着く。
周りの遺影は全て消え去っていた。
髪に付けている鈴が鳴った。

これで・・・最後だ。

最後の学級裁判・・・

最後の命がけの裁判。

最後の・・・5対1の騙し合い。

それが今・・・始まる!!


コトダマ一覧


【宵斗の日記】

【再新されたファイル】

【載っていなかった人の謎】

【雨唄宵斗について】

【人類史上最大最悪の絶望的事件】

【パスワードの答え】

【絶望殺害禁止ファイル】

【死亡している絶望の残党】

【神ヶ天山の破壊】

【最初のコロシアイ】

【超高校級の希望と絶望】