二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- chapter6 望みって一体何ですか? 学級裁判編 ( No.109 )
- 日時: 2014/03/17 22:03
- 名前: アルズ (ID: NaOjLZBc)
宵斗「姉ちゃん・・・何をそこまで・・・。」
雨唄「あのね、宵斗・・・。 宵斗は知らないだろうけど、デバッカーとしての腕・・・学園生活の中で落ちてたの。 最初はスランプかなと思ったけど違った。 才能が衰えて来ちゃったの。 こんなんじゃ誰もあたしに見向きもしないと思った。でも盾子様は違った!!
あたしを・・・あたしを慰めてくれた。 職場の人は潮時なんてほざいてたけどね。」
宵斗「でも・・・」
雨唄「盾子様はあたしを温かく見守ってくれたの。あたしはそのお返しがしたいの。 なんなら死んだって構わないわ!!
水上、あたしと勝負しろ!! 負けたらてめぇらに盾子様の人格を写す・・・勝ったら潔く負けを認めるわ。 どう?」
水上「・・・わかった。」
雨唄「うぷぷ。 ・・・絶望は素晴らしいんだから。 希望なんて足下にも及ばない程ね!!!」
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雨唄「希望なんて・・・ただの飾り。 ただただ前向きに生きましょうーなんて物なんだよ。 そんな物信じて平気なの?」
水上「ああ、そんな物を信じる。 絶望の反対は希望だ。 希望の中にも絶望があるなら希望の中にだって絶望はある。 俺はそれを両立する!」
雨唄「はんっ何いってんだか。 両立したって結局は負けて絶望に陥るのよ!! そんなこともわからないの?」
水上「負けない。絶対に負けない。 俺にはみんながいる。仲間がいる。 死んでしまった仲間がいる!!
そんな大切な人を・・・信じている人を裏切ることなんかできない!!」
雨唄「うぷぷ。結局はそこに行き着く。 最初に言ってた希望の中にとか絶望の中にとかなんてないの。 絶望は絶望しかない!! 光も何も無いんだから!!」
水上「いや、ある!! 天才と馬鹿は紙一重って言うだろ? 正反対の物は必ずしも逆がある!! ならば闇の中でも一筋の光だってあるんだ!! 俺はそれを・・・信じる!! それを掴む!! 闇に負けない!!」
雨唄「う・・・るせぇ!! 【絶望に縛られろ!! 闇に負けろ!! 希望なんて一切ないんだよ!!】」
「・・・希望は、絶望なんかに呑まれないんだ!!」
【絶望に縛られろ!! 闇に負けろ!! 希望なんて一切ないんだよ!!】<【希望の自由】
B R E A K ! !
雨唄「くっそぉ・・・ちくしょう・・・!!」
水上「終わりだ。 『超高校級の絶望』雨唄 蛍。」
雨唄「・・・わかったよ・・・。 あたしの負けだ。 おめでとう、『超高校級の希望』さん。」