二次創作小説(映像)※倉庫ログ

chapter2 絶望的な未来を想像しますか?しませんか? ( No.42 )
日時: 2014/02/15 16:04
名前: アルズ (ID: K7X2qH8y)

学級裁判 開廷 !!

モノクマ「えーでは、学級裁判のルール確認をしたいと思います。
学級裁判の結果はオマエラの投票により決定になります。
正しいクロを指摘した場合、クロだけがオシオキ。
ただし、間違った人物をクロとした場合は、クロ以外の全員がオシオキされ、見事みんなを欺いたクロのみが卒業できるのです。」

風空「また・・・始まっちゃったね・・・。」

湖川「じゃあ・・・今回もわかりやすい死因と凶器から見ていこう。」

暁「あれじゃないのー? 背中を切ったのって【刃物類】だろー?」

「それに賛同するよ!!」
【刃物類】<【血塗られたナイフ】

暁「えっ?えっ? どっかにあったのかー?」

水上「あぁ・・・雨唄君が寝かされてた長いすの傍に捨てられてあったんだ。」

アルフ「ナイフ・・・? なんならあいつじゃないかな?」

湖川「あんだよ・・・また俺にするつもりか・・・?」

アルフ「君みたいなの選ぶわけないだろ? そうだよな? テニス。」

雪柳「はぁ・・・? なんでアタシ?」

アルフ「君だろ・・・? 『イズモ』は。 ナイフ一本で殺人鬼を殺す奴は。」

雪柳「・・・・知ってたんだ。」

久地先「・・・!? どういうこと・・・!?」

雪柳「そのままの意味だよ。今証明してあげる。」

雪柳さんはそう言うとどっからか持ってきた飴を舐め、目を閉じた。

彼女は目をカッと開いた。 すると彼女の赤い目は・・・いや、右目は白っぽい青に変化していた。

???「ふあぁーっとひっさしぶりに外へ出れたわー!!」

水上「・・・は?」

???「おぉっと初めましてかな?かなかな? ゴホンッ私の名前は『白柳出雲』!! 雑誌やらなんやらの奴等から『超高校級の殺人鬼殺し』ってよばれてんよ。 まっなっかよっくね!!」

水上「え・・・えと・・・雪柳・・・さん?」

アルフ「これでわかっただろう? あいつは殺人鬼だ。」

一色「えっ・・・えっ・・・でも、ナイフとは全然関係が・・・」

アルフ「あるんだよ。 あいつはナイフで殺人をするんだ。 今回だってそうじゃないか?」

水上「・・・(違う・・・絶対に違う・・・。だって・・・彼女は・・・)」

せ い せ い ど う ど う

「・・・そうかわかったぞ!!」

アルフ「また君か・・・。 今度は何だ?」

水上「アルフレッド・・・こいつは背中から殺さないんだ。 正面から殺すんだよ。」

アルフ「・・・は?」

白柳「ヒューお水君中々ねー!! 大正解!!私は正面から正々堂々とやらねぇと気が済まないの、そーれーにー」

バッと彼女はガーディガンを脱いだ。 その両腕にはナイフケースが付いていた。 もちろんその中にはナイフが入っており・・・

白柳「自前なのよ? 研いで磨いでとぎまくった・・・素敵な切れ味のナイフがね!! 後、今はそこらの殺人鬼とかどーでもいいの!! 今は『ジェノサイダー翔』にしか興味ないから殺人はお・あ・ず・け!」

アルフ「・・・・。」

風空「・・・。」

湖川「とりあえず裁判再開!! 次はなんの話する!?」

紅杏「凶器はわかりました。 後は犯人の特徴などですね。」

春風「背中からだろ・・・?だから不意をつかせれば【誰でも殺せる】んじゃないのかい・・・?」

「それは矛盾してるぞ!!」
【誰でも殺せる】<【検死結果】

水上「いや、誰でも、じゃないはずだ。 そうだよね?星鎖希君。」

星鎖希「・・・確かに。 首から背中の真ん中辺りまで切り傷があるから背の小さい人にはまず無理。 雨唄・・・170はあるし。」

湖川「とすると・・・大体160辺りの人が容疑に含まれるね。」

風空「それでも全然わっかんない!! 【誰か何か見た】やついるの1?」

水上「・・・・(確か・・・確か誰かが何かを見た気がする・・・)」

証拠提出
【誰か何か見た】<【東野の証言】

水上「・・・なぁ東野さん・・・何時どこで何を見たか・・・覚えてるか?」

東野「はい? 確か−・・・12時過ぎに女の人がコンビニから出て行くのを見たよ。バックをもっていた−・・・かな?」

アルフ「もう少しちゃんと見なよ・・・。」

東野「仕方ないじゃない!! 風空君みたいな視力私にはないんだもの!!」

白柳「でっもー、それを知ってる奴はいるわけ?」

湖川「私よ・・・。 何か見てたのチラッとだけど見てたから。」

紅杏「これで女子が犯行したと・・・言えますね。」

春風「でも、それでも【アリバイがない人】がいるんじゃないか?」

証拠提出
【アリバイがない人】<【アリバイ】

水上「いや・・・アリバイを持ってる人はいる・・・そうだろ?紅杏さん、暁さん、ゆきやな・・・白柳さん。」

紅杏「ええ。 死体発見アナウンスが鳴るまで一緒にいましたわ。」

暁「おうともさ!!」

白柳「言い間違えても平気よん? 私と雪は記憶共有してっから。」

水上「・・・あ、そうなのか・・・。」

久地先「でもそれでもまだ【犯人の手がかりはない】わ・・・。」

「それは矛盾してるぞ!!」
【犯人の手がかりはない】<【切れた白いゴム】

水上「これを見てくれ・・・。」

湖川「これって白いゴムだよな?」

水上「ああ・・・そして・・・これを使用しているのは・・・。」

怪しい人物指定
『久地先 鈴兎』

「君しか・・・いない!!」

久地先「・・・なに? 私がやったとでも・・・?」

水上「・・・実は・・・俺見てたんだ・・・お前がコンビニから出て行くの・・・」

久地先「それでもおかしいわ・・・。だって【ただ出ただけ】じゃない。」

「それは矛盾してるぞ!!」
【ただ出ただけ】<【コンビニの品揃え】

水上「コンビニには・・・何故か知らないが刃物類があった。それらを取りに行ったんじゃないのか?」

久地先「・・・・何よ。 私を犯人にしたってどうしようもないわよ。」

chapter2 絶望的な未来を想像しますか?しませんか? ( No.43 )
日時: 2014/02/15 16:31
名前: アルズ (ID: K7X2qH8y)

久地先「それに、私以外にもゴムを使用してる人なんかいっぱいいるわよ?」

湖川「・・・あんたは知らないだろうけどね。 白いゴムをしてるのはあんたしかいないのよ。 私は水色。 東野さんは赤。 暁さんのは飾り付きのくっついているタイプだから除外。 白柳さんは青。
・・・わかるよね? ここまで言ってしまえば。」

久地先「・・・でも、でも!! 私は何もやってない!! やってないんだから!!」

水上「・・・!!(駄目だ・・・これじゃあどんなに言っても聞いてくれない・・・前と同じように・・・落ち着かせないと・・・!!)」

machine gun talk Action...

久地先「もう黙っててよ!! あんたの推論なんか聞きたくない!!」
水上「それはもう、犯行を認めるってことなのか!?」
久地先「認める・・・? そんなわけないじゃない!! 大体、東野とか湖川とかお前の見たという発言なんて・・・全部全部嘘なんでしょ!?」
水上「お前を至近距離でみたのは俺だ!! お前だって知ってるだろ!?すれ違ったんだから!!」
久地先「黙っててよ!! 何!? 私がやったなんて・・・あるの!?【見た目の変化すらない】のに!!」

「・・・それは違うよ!!」
【見た目の変化すらない】<【久地先のゴムの色】

水上「お前は・・・ゴムの色は元々白だったよな? なのに青のゴムになった・・・。 つまりは争ったとき、切れたって事だよな。」

久地先「・・・もうダメね。 ええ、そうよ。 私が雨唄を殺したのよ。 見られてしまったから・・・私の秘密を。」

深海「・・・久地先・・・の?」

水上「・・・今回の事件について・・・まとめるよ。」

Act.1
「今回の事件の主な起動は今久地先さんが言ったとおり、雨唄君が秘密を見た・・・というものなんだ。 多分口封じか何かで殺そう・・・と考えたんだと思う。 犯人はメモで雨唄君を呼び出したんだ。」

Act.2
「その間、犯人は凶器などを調達していたんだ。コンビニでね。
その出る様子を偶然にも東野さんと俺に見られてしまったんだ・・・。」

Act.3
「そして温泉のロビーに来た雨唄君は、不意に襲われてビックリしたんだと思う。 何かを反射的に掴んでしまったんだ。それが・・・犯人が身につけていた白いゴムだと思う・・・。 そして後ろを向いたところで雨唄君を切った。 そして大量出血で死んでしまったんだ。」

Act.4
「そしてナイフを捨て、雨唄君を長いすの上に寝かせ、返り血を防ぐために使ったベットシーツを被せた。 その後ゴムが切れた事に気づいた犯人は適当に調達してきたゴムを使い、「イメチェン」という事でそれを通してたんだ。」

水上「そうだよね・・・? 久地先鈴兎さん。」

久地先「・・・さすが・・・ね。 当たりよ。私が殺したのよ。」