二次創作小説(映像)※倉庫ログ

chapter4 希望の羅針盤よ!!我らを導け!! ( No.79 )
日時: 2014/03/01 11:08
名前: アルズ (ID: NaOjLZBc)

学級裁判 開廷 !!

モノクマ「えーでは、学級裁判のルール確認をしたいと思います。
学級裁判の結果はオマエラの投票により決定になります。
正しいクロを指摘した場合、クロだけがオシオキ。
ただし、間違った人物をクロとした場合は、クロ以外の全員がオシオキされ、見事みんなを欺いたクロのみが卒業できるのです。」

星鎖希「・・・今回は犯人の手かがりなし。」

紅杏「・・・確かにそうですね・・・。」

湖川「しかも・・・これは密室殺人よ。 小ホールには窓がなかったし・・・。」

春風「うーん・・・【鍵が閉まっていた】のかな?」

「それは矛盾してるよ!!」
【鍵が閉まっていた】<【ドアを塞いでいた箱】

水上「小ホールのドアに・・・大きな箱がドアを塞いでいたんだ。」

春風「・・・箱が?」

水上「多分・・・あれのせいでドアが開かなかったんだと思う・・・。結構重かったし・・・。」

雪柳「っていうのわかっても犯人は誰だか・・・わかんないね。」

春風「そうだね・・・何かこの人が怪しい、と思ってる人いるかな?」

風空「僕さ・・・アルフが怪しいと睨んでるんだ。」

アルフ「・・・ぼくが何か?」

風空「だってそうじゃん!! 暁と一緒にいたんだろ!?」

アルフ「だからどうしたんだい? ぼくはやっていないよ。 【何もやってない】。」

「それは矛盾してるよ!!」
【何もやってない】<【仕掛け】

水上「・・・なぁ、あの仕掛けってさ・・・お前が仕掛けたんじゃないのか?」

アルフ「・・・仕掛け? あぁドアノブを使ったあれか。 アレは確かにぼくがやったよ。」

湖川「つーことは・・・犯人は・・・嵌められた!!?」

水上「・・・その可能性はかなりある・・・。」

風空「ちょっとまってよ!! そんなの理不尽過ぎるよ!!?」

星鎖希「それでも人殺しは人殺しだ・・・裁かないと・・・生きられない。」

モノクマ「星鎖希クンわかってるぅ〜!! はい、これは嵌められた殺人でーす!!」

雪柳「これじゃあ誰が犯人かわかんないじゃん!! 手がかりもアルフがやったしかないんだよ!!? この裁判・・・中止にしようよ・・・モノクマだってわからないでしょ?」

モノクマ「残念ですがボクには犯人が誰だかまるわかりー。 見え見え隠れ見え隠れぐらいわかってまーす!!」

湖川「これじゃあ私達がわからないよ・・・!! 【誰か心当たりがある人】はいないの!!?」

水上「・・・。(何かが・・・ひっかかる。 何かが・・・。)」

証拠提出
【誰か心当たりのある人】<【仕掛け】

「・・・そうかわかったぞ!!」

湖川「みっ・・・水上君!! 何かわかったの!?」

水上「・・・仕掛けから考えてみるんだ。」

紅杏「・・・仕掛けですか?」

風空「仕掛けなんてあったんだね−。」

水上「あーと・・・あれはドアノブを捻れば暁さんの首が吊れるように仕掛けてあったんだ。」

春風「と言うことは・・・犯人は気づかずにそこのドアノブを捻り入ろうとして・・・開かなかったと。」

雪柳「でも小ホールへの用事ってなにかあったの?」

湖川「・・・みんな疲れていると思ってパーティやろうとしたのよ・・小ホールで。」

風空「そして・・・それを知ってるのは僕と湖川と翼と星鎖希・・・。」

水上「・・・俺達四人の中に・・・犯人が・・・・・っ!!?」

湖川「・・・水上君?」

水上「・・・湖川、最初に開かないって言ったのは・・・?」

湖川「・・・たし・・・・か・・・。」

風空「・・・。」

怪しい人物指定
『星鎖希 仔夜』

「君・・・なんだろ?」

星鎖希「・・・ようやく・・・わかってくれた・・・ね。」

風空「・・・そんなっ!!」

星鎖希「仕方ないだろ・・・。 これが真実なんだから。」


chapter4 希望の羅針盤よ!!我らを導け!! ( No.80 )
日時: 2014/03/01 11:26
名前: アルズ (ID: NaOjLZBc)

水上「・・・気づいていたのか?」

星鎖希「・・・うん。」

水上「・・・覚悟・・・してたのか?」

星鎖希「みんなに・・・解いて欲しかったから。」

湖川「嘘・・・よね? ねぇ!!」

星鎖希「嘘じゃない・・・。 ごめん。」

湖川「・・・嘘だ!! 絶対に星鎖希は犯人なんかじゃないっ!!!」

水上「・・・。(彼女の気持ちは・・・よくわかる。 でも・・・でも真実を突き通さなきゃ・・・!!)」

machine gun talk Action

湖川「星鎖希は犯人じゃないっ!! あの子はそんなことするような人じゃないんだよ!!」
水上「でも彼だって自白してる!! 認めてよ!!」
湖川「水上君は辛くないの!!? あれだけ優しい奴が・・・殺人をしたなんて信じられないでしょ!!?」
水上「そうだけど・・・信じたくないけど・・・」
湖川「じゃあ認めてよ!! 星鎖希は犯人じゃないってことを!!」

星鎖希「もうやめろ!!」

星鎖希君は・・・声を荒げた。
物音を一つ立たせてないほど・・・みんな静まりかえった。

星鎖希「・・・もうやめてよ・・・。 認めてよ・・・もうこんなくだらないことで・・・争わないでよ・・・。」

湖川「・・・星鎖希・・・。」

星鎖希「・・・水上、いつものまとめ・・・お願い。」

水上「・・・今回の・・・事件をまとめるよ・・・。」

Act.1
「今回の動機はわからない・・・けどアルフレッドは何かを思い付いたんだ・・・そう、誰かに無自覚の殺人をさせることを。」

Act.2
「アルフレッドは暁さんを呼んで小ホールへと向かった。 そこを自慢の視力がある風空君に見られてしまったんだ。
そして暁さんを気絶させ、死なない程度に吊した。」

Act.3
「そして箱を用意して紐か何かを付けて仕掛けが作動しないように扉を閉めながら箱をドアの前に置いて塞いだんだ。」

Act.4
「一方それに気づかなかった犯人は用事のために小ホールへ向かい、ドアノブを捻り、中へ入ろうとした。 しかし箱のせいで開かず二人に助けを求めた。 しかし・・・その間に暁さんは・・・縊死してしまったんだ。」

水上「これが・・・事件の・・・全貌だ。」

星鎖希「・・・さすが・・・。」