二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- chapter5 繋いだ答えは希望でした。 学級裁判 ( No.94 )
- 日時: 2014/03/11 21:16
- 名前: アルズ (ID: NaOjLZBc)
学級裁判 開廷 !!
モノクマ「えーでは、学級裁判のルール確認をしたいと思います。
学級裁判の結果はオマエラの投票により決定になります。
正しいクロを指摘した場合、クロだけがオシオキ。
ただし、間違った人物をクロとした場合は、クロ以外の全員がオシオキされ、見事みんなを欺いたクロのみが卒業できるのです。」
風空「・・・手かがりが少なすぎるよ・・・。」
春風「・・・うん、たった六個って・・・。」
湖川「その少ない手かがりで求めなきゃいけない・・・。頑張ろう、みんな。」
紅杏「まずは凶器ですね・・・。 やっぱり・・・【ハンマーが凶器】なんでしょうか・・・。」
「それは矛盾しているよ!!」
【ハンマーが凶器】<【モノクマファイル】
水上「いや・・・ハンマーが凶器とは考えにくいよ。」
紅杏「あら・・・どうしてですか・・・?」
水上「・・・ファイルにも書いてあるだろ? 『細い物で殴られた』って。」
紅杏「じ・・・じゃあ、ハンマーの柄では・・・?」
雪柳「なんでわざわざ柄で殴るのよ・・・。 殺傷力も低いじゃない・・・。」
紅杏「ですよね・・・。」
湖川「なんでもかんでもハンマーと結びつけちゃキリがないよ。 まずはそのハンマーが使われた意図を見つけないと・・・。」
水上「そこら辺は・・・(なんだろう・・・何かが思い付くかも・・・。)」
じ け ん さ く ら ん
「・・・そうかわかったぞ!!」
水上「・・・多分、それは事件を錯乱させるために使ったのかも知れない。」
春風「・・・どういう事だい?」
水上「実は、アルフレッドの死体を降ろしたときにロープの留め金となっている釘があったんだよ。 釘が打ち付けてあったロープが・・・。」
風空「ということは・・・ハンマーはそれだけのために使ったのか。」
雪柳「話を変えるよ。 アルフレッドと犯人はいつ来たんだ・・・?」
湖川「7時半に呼び出して・・・8時に死んで・・・発見したのは・・・いつ?」
風空「大体20分だよ。」
湖川「つーことはだ、20分でああやるのって相当大変じゃない?」
紅杏「どういうこと・・・ですか?」
湖川「モノクマ、あんた・・・ファイル少し変換したね?」
モノクマ「ギ・・・・ギクゥ!!?」
水上「やっぱか・・・。 本当はいつなんだ?」
モノクマ「・・・・。」
風空「ネズミ・・・仕掛けるよ?」
モノクマ「ぎゃああああ!!? やめて!! 教えるから!! えーっとね、7時40分だよ!!」
風空「本当に吐いたよ・・・。 ネズミが効くとは思わなかった・・・。」
モノクマ「だ・・・騙しやがって!!」
湖川「黙ってな。 これでみんな出来るんじゃない?」
春風「な・・・何が?」
湖川「男だろうが女だろうが多少の力があればああやって首つりができるよ。 考えて見たらあんな首の吊り方おかしいしね。」
紅杏「た・・・確かに・・・! そうしたら鳥居に括り付ける筈です・・・!! なのに・・・ハンマーで釘を打ってロープを留める・・・。」
雪柳「あんなの・・・他殺じゃないと不可能・・・。」
春風「・・・でも、不思議なんだよ。」
風空「・・・何が?」
春風「だって・・・普通ならハンマーを使って撲殺するんだよ? 【どうして凶器は別の物】なんだろう・・・?」
水上「・・・(それは・・・多分・・・。)」
証拠提出
【どうして凶器は別の物】<【モノクマの証言】
水上「・・・もしかして・・・凶器は・・・自前!?」
風空「ち・・・ちょっと待ってよ!!? だと・・・すると・・・」
水上「・・・信じたく・・・ないけど・・・。」
怪しい人物指定
『湖川 深琴』
「・・・嘘だと・・・言ってくれ。」
湖川「・・・ばれちゃった?」
水上「・・・なぁ・・・嘘・・・だろ?」
湖川「・・・嘘じゃないよ。 本当だよ?」
- chapter5 繋いだ答えは希望でした。 学級裁判 ( No.95 )
- 日時: 2014/03/11 22:00
- 名前: アルズ (ID: NaOjLZBc)
紅杏「・・・湖川さん・・・もしかして・・・あなた・・・。」
湖川「・・・もしかして・・・なに?」
紅杏「自分に仕向けたんですか・・・? 犯人ってこと・・・。」
湖川「みんなを死なせたくないもの。 なるべく有意義に導いてたんだよ。」
風空「ちょっと・・・嘘・・・だよね?」
湖川「何度でも言わせるな・・・。 本当、真実、現実よ。」
水上「・・・それで・・・いいの?」
湖川「もっちろん。」
風空「・・・僕は・・・よくないよ!! 嘘だよ!! 絶対絶対何があっても嘘なんだよ!!」
湖川「・・・水上君、お願い・・・。」
水上「・・・え?」
湖川「あの子が一番信頼してるのは君だから。 本当は私が言うべき何だけど・・・信じてくれないと・・・思うから。」
水上「・・・湖川さん・・・。」
machine gun talk Action...
風空「湖川が殺人をすると思う!?」
水上「思わないっ!! だがこれは自首しているんだ!! 自白してるんだ!!」
風空「もしかしたら真犯人が湖川を脅してるのかもしれないじゃん・・・!!」
水上「湖川さんは・・・湖川さんはそんなんで負けたりしない・・・だからありえない!!」
風空「だって・・・だってだってだって!! 【証拠も何も無い】じゃないか・・・。」
「それは・・・違うよ!!」
【証拠も何も無い】<【春風の証言】
水上「春風君・・・君が今日食堂に来た時刻はいつだ?」
春風「20分だね。 風空君と水上君が死体を発見した時刻だよ。」
水上「その時、誰かいたか?」
春風「いや・・・もぬけの殻だったよ。」
風空「・・・それと・・・何の関係が・・・。」
水上「湖川さんって・・・いつも最初にいるよな?」
風空「・・・っ!!」
水上「・・・今回の事件をまとめるよ。」
Act.1
「まず、動機は不明・・・だけど、一昨日か昨日、犯人とアルフレッドが話していたんだ。 どう見ても犯人が激怒していたから・・・多分その会話が動機何じゃないかな?」
Act.2
「犯人はアルフレッドを呼び出し、不意打ちか何かで撲殺させたんだ。
・・・そう、犯人愛用のバールでね。」
Act.3
「そして仕入れてきたロープでアルフレッドの首を吊し、釘で留めてあたかも自殺したように見せかけた。」
Act.4
「犯人は持ってきたタオルでバールの血を洗い流し、拭いてその場を去っていった。
そして何も無かったかのように死体発見場まで行ったんだ・・・。」
水上「これが・・・すべての事件の全貌だよ・・・。」
湖川「・・・当たりだよ・・・。」