二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- chapter6 望みって一体何ですか? ( No.99 )
- 日時: 2014/03/13 20:54
- 名前: アルズ (ID: NaOjLZBc)
〜モノクマ劇場〜
いやっふぅぅぅぅぅぅぅ!! 高校合格したぁぁぁぁぁぁ!!
っとと、いきなり失礼しました。
これで作者さんはハイテンションで書くことができます!!まぁもうすぐで終わるけどね!!
さて、本題です。
オマエラがもしも虐められたとします。 もしもの話ね?
で、進級してその元凶と違うクラスになると・・・嬉しいよね?
そして、奴等と対面しました。 奴等は絡んできます。お話するんですよ。
それであっちが喧嘩ふっかけてくるんでオマエラは言葉で喧嘩を買います。 暴力はいけないよ?
奴等はこう言いました。 「その時、お前がいたから楽しかったんだから」と。
その時とはオマエラが奴等と同じクラスになったという時間です。
つまり・・・こいつらは人を虐めて楽しかったと発言したんです。
うぷぷ・・・もしもこんな感じに出会したら・・・オマエラはどう対処する?
では、最後のショーをお楽しみに。
オマエラ、また会いましょうー!!
- chapter6 望みって一体何ですか? ( No.100 )
- 日時: 2014/03/13 22:53
- 名前: アルズ (ID: NaOjLZBc)
『希望ヶ峰学園林間学校実行委員がお知らせします。 オマエラ、朝ですよ!!
さて、わかってるよね? 今日一日この山を探索して、集めた情報で裁判を行います。 もしもオマエラが勝ったらここから出して、もしもボクが勝ったら全員オシオキ。 ではオマエラ、存分に迷いに迷ってね!!』
俺は目を覚ました。
今日は最後の日。 ここから出るという意味でも、生命的な意味でも。
今日で絶対に終わるんだ。 この地獄のコロシアイの生活から。
「・・・一旦食堂に行くか。」
俺は手帳をポケットに入れて食堂へ向かった。
「翼、おはよー!!」
風空君が大きく手を振って出迎えてくれた。
「おはよう。」
その光景に思わずうるっとしてしまった。
何故なら、この朝食会を仕切っていた湖川さんがいなくなってしまったのだ。
そして・・・いつも最初にいた。
「・・・翼、泣きたくなる気持ちはわかるよ。 今は堪えよう?」
「そう・・・だよな。 うん。」
涙をぐっと堪えて椅子に座る。
彼女から借りたゴムを髪に結ぶ。 彼女と同じように。
そのゴムに鈴を付けた。 久地先さんと同じように。
「女の子みたいだよ。」
「黙れ・・・。」
縛っている髪が揺れるたびに鈴が鳴る。
別れた友達から貰ったという鈴とゴム。
それを別れた友達から貰うというなにかの繋がり。
「鈴うるさくない?」
「集中したら聞こえなくなるから多分大丈夫だ・・・。」
実際歩いても小さくコロコロと動くだけだし大丈夫だろう。
「おはようございます。」
「みんな、おはよう。」
「おいっすー」
他のみんなが揃ってやってきた。
「おはよー!」
「みんな、おはよう。」
そして椅子に座り、会議のような体勢になった。
「じゃあ、みんな心当たりのあるところを探索。 これでいいよね?」
「異議はありませんよ。」
「手かがりを掴んだらここに集まろうよ。 みんなで情報を分け合った方が大きな情報になるでしょ?」
「・・・塵も積もれば山となるね。」
その言葉にみんな頷く。
そして各自解散となり、怪しい場所への探索となった。
俺が向かったのはあの小屋だ。
そして日記を掴み、ページを開いた。
『ちくしょう・・・プログラムの変換が不可能だ。
このままじゃあみんな死んでしまう・・・。
おれはクラッカー・・・。壊すことしかできない。
・・・不二咲先輩のアルターエゴを模範することはできるだろうか。
そうすれば・・・助かるかも知れない。 みんなが。
そうすれば・・・この絶望変換プログラムを終わらせられる。
姉ちゃんの思い通りなんかさせない。 覚悟して。
■▲宵斗』
「・・・プログラム・・・。」
もしかして・・・俺達がいるのは・・・!!?
【宵斗の日記】
黒幕の弟とおぼしき人物が書いた日記。
プログラム「絶望変換プログラム」という物が書かれている。
・・・もしかしたら?
「・・・他に何かあるかな?」
俺は机の下を覗いた。
覗くとそこには一冊の本があった。
俺はそれを手に取り、ページをめくる。
『新しく絶望化が確定されていたため抹消を再新する。
だが、その者は名が明らかになっておらず、ただ一つわかることはプログラム系を得意としていると言うことだ。
そいつらを十分に確認する。
また、『超高校級のクラッカー■▲宵斗』の姉、『■▲●』には注意するべき。』
「・・・か・・・かすれてて読めない・・・。」
【再新されたファイル】
ファイルには新しく絶望化された人について書かれている。
どうやらプログラム系を得意としていた人らしい。
「もうここには何もないかな・・・。」
色々探しても情報と言える物はなかった。
仕方ないので小屋から出て違うところへ探す。
「あっ翼、何か見つけた?」
二番目に解禁されたフロアを探索すると風空君が本を持ってこちらへやってきた。
「うーん・・・あったけどわからなかったな・・・。」
「そうそう、これ見つけたんだ。 僕らの事が載ってる。」
風空君はファイルを差し出した。
俺はそれを受け取り、ページを開いた
『〜78期生Aクラス一覧〜
・苗木誠
・霧切響子
・十神白夜
・舞園さやか
・桑田怜恩
・不二咲千尋
・大和田紋土
・石丸清多夏
・山田一二三
・セレスティア・ルーデンベルク
・大神さくら
・朝日奈葵
・腐川冬子
・葉隠康比呂
・風空来未
ただし、風空来未は人数の多さによりBクラスへと移る事に決定した。
ファイルの再新が間に合わないためこのままの表記といかせてもらう。』
「・・・風空君は元々違うクラスだったんだな・・・。」
「それなら書いてくれればよかったのにな・・・。」
「まぁな・・・。」
そして違うページをめくる。
『〜77期生Aクラス〜
・狛枝凪斗
・超高校級の詐欺師
・田中眼蛇夢
・左右田和一
・花村輝々
・弐大猫丸
・九頭龍冬彦
・終里赤音
・ソニア・ネヴァーマインド
・西園寺日寄子
・小泉真昼
・罪木蜜柑
・辺古山ペコ
・澪田唯吹
・久地先鈴兎』
「・・・久地先・・・は・・・。」
「せ・・・先輩だったんだよ・・・。これで僕と久地先が載ってなかった理由がわかったよ。」
【載っていなかった人の謎】
ファイルの別の名簿に二人の名前があった。
どうやら違うクラス、学年のせいで見つけられなかったらしい。
「・・・結構あるね。」
「ああ・・・。」
俺達はじーっとファイルのページを見ながらめくった。
- chapter6 望みって一体何ですか? ( No.101 )
- 日時: 2014/03/13 23:40
- 名前: アルズ (ID: NaOjLZBc)
そして、プロフィールのページを見つけた。
まずは78期生の・・・俺達のクラスのページ。
「・・・あれ?」
雨唄君の・・・ページがない・・・!?
「・・・なんでない? なんでないの?」
ペラペラと見るが次の表記が79期生と書かれたページしかなかった。
「・・・ちょっと・・・どういうこと?」
「俺が聞きたいよ・・・。」
そして79期生のプロフィールを見た。
ページをめくり、めぼしい情報はないかと探した。
「・・・え?」
俺は思わずそんな声を出した。
そこには・・・黒幕の弟の事が書いてあった。
今まで見えなかった・・・あの名字がやっと明かされた。
『超高校級のクラッカー 「雨唄 宵斗」
彼が潰したサイトや企業は計り知れず、足取りもつかめない。
我々がやっと、証跡をつかむことだった。
彼は姉に「超高校級のデバッカー」がいる。』
顔写真があり、見てみると・・・俺達が関わってきたあの雨唄君の顔があった。
【雨唄宵斗について】
79期生に『超高校級のクラッカー』雨唄宵斗のプロフィールがあった。
しかし、彼の姉については何も書かれていなかった。
「・・・あの日記を書いたのは・・・こいつだった。」
「うーん・・・味方と思わせておいての黒幕?」
「そう断言はできない。 だからもっと調べた方がいいよな。」
そして全てのページを見たが何もなかった・・・。
「一旦戻ろう・・・。」
「そうだな・・・。」
食堂に戻り、辺りを見渡す。
春風君が椅子に座り本を見ていた。
「春風? 何してるの?」
「・・・あっ、ちょっと興味深い物見つけて・・・。」
そう言って見せたのは・・・『人類史上最大最悪の絶望的事件』と書かれた本だった。
とある一人の少女により起こった絶望事件。
正に絶望。 そんな事件・・・でも、これは・・・既に・・・世界的問題だ。
「嘘にしては本当に経験したんじゃないか。 っていうぐらいの物で・・・興味深い・・・。 だって俺達が門に入るまでは至って普通の風景だったろ?」
「確かにそうだな・・・。」
「・・・もしかしたら・・・初対面じゃないのかも・・・僕達。」
「可能性は高いね。」
【人類史上最大最悪の絶望的事件】
一人の少女により起こった世界的問題。
しかし、嘘にしては本当すぎる・・・。 そのため今いるのは数年後の可能性が高い・・・?
「・・・そうだ、貸して。」
「何を?」
「手帳・・・というか、パスワード・・・?」
「ああ、これに書いてあるから・・・。」
「うん、ありがとう。」
春風君は手帳を見て考える。
そして・・・何かひらめいたらしい。傍にあったシャーペンでパスワードの答えを書いた。
『H O O P』と。
「・・・携帯のあれにある番号の暗号だ。 よく考えたね・・・。」
「H・・・OOP・・・?」
「ホープ・・・希望だ・・・。」
【パスワードの答え】
HOOPと解読したそのパスワードの意味は希望。
弟が姉に宛てた理由は希望を失って欲しくないから。
「・・・春風君、ありがとう。」
「俺が役に立てるなら頑張るよ。 みんなも頑張ってね?」
「うん、ありがとう。」
しかし・・・このパスワードは何に使うのだろうか・・・
そう考えながら別の場所を歩く。
俺達は三番目に解禁されたフロア、パーティ会場の方へ着いた。
そこには紅杏さんが熱心に何かを探している。
「・・・あっやっと見つけました!!」
「何を?」
「わわっ!!? ・・・びっくりしたじゃありませんか!!」
いきなり声を掛けたので驚いてしまったようだ・・・。
本を落としそうになり、慌てて本を握り閉める。
「・・・それ、なんだ?」
「えっと・・・『絶望抹消リスト(注意事項)』だそうです・・・。」
「なんだそりゃ・・・。」
とりあえず開いて見てみた。
『以下の者は絶望と間違えやすいが違うため、絶対に殺害しないよう。
・久地先鈴兎
・水上大空
以下の者は元絶望だが希望更正を完全にしたため殺害しないように。
・桜雪紫蘭
・深海光矢』
「・・・なんで・・・俺の兄ちゃんの・・・名前が・・・。」
「えっと・・・水上・・・大空?」
「違う・・・あれで『そら』って読むんだよ。 でも何でだ? なんでこのリストに兄ちゃんの名前が・・・?」
【絶望殺害禁止ファイル】
そこには久地先と深海と桜雪と水上の兄の名前が書かれていた。
「うーん・・・謎が深まるばかりですね・・・。」
「そもそも・・・絶望とかの違いってなんだ?」
そう思い、残りのページを開いた。
『以下の者は死亡が確認された絶望の残党である。
・超高校級のスナイパー 彩橋 黒菜
・超高校級の爆弾職人 藍染 四季
・超高校級の心理学者 灰五目 美悟
・超高校級の絶望 濡烏 時雨
いずれも自殺であり、その場にいた者により殺害された訳ではない。』
「・・・あいつら死んでいたのか・・・?」
「今のところこれを信じるしかないね。」
【死亡している絶望の残党】
全員自殺しているようだ。
どうやらコロシアイ学園には関わりは一切ないようだ。
「そろそろ別の場所行く?」
「そうだな・・・。 紅杏さんはどうするんだ?」
「私はもう少しここを調べて見ます。 二人共、絶対に出ましょうね。」
「ああ。」
「うん、絶対だよー!!」
そして俺達は違う所へと行った。