二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: カキコワールド ( No.12 )
日時: 2014/02/14 17:12
名前: 出し巻き卵 (ID: /PzKOmrb)

〜第3話『伏線と遭遇』〜

ロキはしばらく一人で『博麗神社』内を歩いて回ったが、『記憶』を今だに思い出せていない。

ロキ「それにしても、ここは平和なんだな…」

話をして分かったことは、ここは『幻想卿』と呼ばれる場所で、巫女さんの名前は博麗霊夢と言い、魔法少女の名前が霧雨魔理沙と言う事、この神社が『博麗神社』と呼ばれる神社で、博麗霊夢は実は真面目に取り組んで努力することが苦手(ていうか、嫌い?)だと、霧雨魔理沙がカミングアウトしたことぐらいだろう。

ロキ「(なんか、どうでもいい情報が混じっている様な…)」

ロキは、重要そうなキーワードだけを頭に浮かべる。

ロキ「(『幻想卿』…、『博麗神社』…)」

バキッ!と脳内で音が響いた。

ロキ「(………!?)」

同時に、頭の中に謎の『記憶』が流れ込んでくる。

ロキ「(なんだ…!?これは…!?)」

うううっ、とロキは苦しそうに頭を押さえる。

ロキ「(『幻想卿』…?『博麗神社』…?違う、『博麗神社』は『幻想卿』と『外の世界』の堺にあった筈…!?)」

魔理沙「お、いたいた。って、大丈夫か?」

ロキ「ううっ、うっ…!?」

魔理沙「え、えっと、霊夢呼んでくるぜ!」


ロキ「(ここは『幻想卿』なんかじゃない…!?『ウイルス』…!?データを書き換えられた…!?)」


霊夢「何よ、魔理沙…、って、大丈夫!?」


ロキ「………そうか、ほんの少しだけ思いだせた」

魔理沙「え?何がだぜ?」



ロキ「“博麗神社ここ”は、何者かによって書き加えられている…!」

霊夢「ど、どういう意味…!?」

瞬間、神社の庭に数個の『黒いカゲ』が現れた。

カゲ「………ケケケ」

霊夢「何…?アレ…!?」

魔理沙「妖怪…?」



ロキ「『アップロード』タイプの『ウイルス』…!奴等によって書き換えられたんだ!」