二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: カキコワールド ( No.13 )
- 日時: 2014/02/14 18:55
- 名前: 出し巻き卵 (ID: DAMSs7I3)
〜第4話『少女綺想伝』〜
ウイルス「………ケケケ」
ロキ「“ウイルス(奴等)”が…、この世界のデータを書き加え、書き換えたんです…!」
霊夢「え?どういうこと?」
魔理沙「あんまり意味が分からないぜ!?」
ロキ「お二人の『記憶』のデータも、この『ウイルス』達によって強制変更されてるんです!」
ロキ「………それに、どっちみちコイツ等を放っておいたら、神社にも被害がでますよ…!」
霊夢「…つまり、あれを倒せば神社も助かるし、私達のその、『記憶』のデータってモノも戻る訳ね?」
魔理沙「よし!なら、やってやるぜ!」
ウイルス「ギャウ!」
ウイルスが此方にとびかかってくるが、それをロキは避ける。
ロキ「くっ…!」
ロキ「(…駄目だ!何か武器がないと…!)」
霊夢「えい!」
霊夢は、いつの間にか取り出した『符』を軽く振るった。
すると、轟!と辺りに衝撃波が発生する。
ウイルス「グギャッ!?」
霊夢「どうよ!」
ロキ「今のは、一体…!?」
魔理沙「あー、あれは『スペルカード』って言うんだぜ?」
ロキ「『スペルカード』?」
霊夢「まあ、私は魔理沙ほど魔法が使える訳じゃないから、基本は“スペルカード(符)”に頼りっぱなしなんだけど
…」
ウイルス「ギャウ!」
霊夢「…と、今はそんなこと言ってる場合じゃなかったわね、っと!」
霊夢が『符』を振るう度に、轟!と衝撃波が発生する。
衝撃波が『ウイルス』を飲み込み、弾き飛ばす。
ウイルス「ガァアアア!!」
霊夢「…まあ、こんなものでしょうね」
魔理沙「これで全部か?」
ウイルス「グォオオオ!!」
草影に潜んでいた『ウイルス』が、ロキにとびかかってきた!
ロキ「なっ…!?」
魔理沙「“恋符”、“マスタースパーク”!」
閃!と極太の光線が『ウイルス』を貫く。
ロキ「なっ…!?」
ウイルス「グギャアアアア!!」
光線が直撃した『ウイルス』は、空中に四散した。
魔理沙「ふぅ、楽勝だぜ!」
ロキ「つ、強い…。て言うか、俺は死にそうだったんだが…」
魔理沙「まあ、こんなもんだぜ」
ロキ「(この世界は本当にどうなっているんだ…?)」
霊夢「で、『ウイルス』ってのはさっきのだけなのかしら?」
ロキ「え?わ、分かりませんけど…」
魔理沙「分からないって?でも、俺の『記憶』に変化はないぜ?」
霊夢「私もみたいね。…まあ、それは後々考えましょう?」
魔理沙「まあ、そうするぜ。霊夢、お菓子出してくれだぜ!」
霊夢「ツマミをさいそくするオッサンか!って、貴方はどうするの?」
ロキ「…あ、お、お菓子、頂きます…」
正直なところ、ロキはさっきの光線にビビっていた。