二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: カキコワールド ( No.21 )
日時: 2014/02/14 22:31
名前: 出し巻き卵 ◆rC1/vrZxSo (ID: cH43mN/a)

〜第6話『巨人』〜

エレンと言う少年を連れて、『博麗神社』に戻ってきたロキ達。

ロキ「貴方は一体何者何ですか?それと、何処から来たんですか?」

エレン「俺は人間です。何処から来たって言われても…、ミカサやジャンと『巨人』討伐の為に『壁』の外へ行っていたら、急に『光』に包まれて、そうしたら、いつの間にかここに…」

霊夢「えーと、貴方が言ってる『巨人』とか『壁』って何よ?」

エレン「『巨人』って言うのは、俺と仲間達が戦ってる駆逐するべき存在のことで…」

魔理沙「『巨人』?人同士で戦ってるのか?」



エレン「彼奴等は人間なんかじゃない!!彼奴等は…!」



ダンッ!と、霊夢が魔理沙の菷を床につきたてた。

エレン「………ッ!」

霊夢「落ち着きなさい」

ロキ「こ、怖っ…」

魔理沙「お、俺の菷…」

霊夢「…で?続けて頂戴」


エレン「…えっと、『巨人』は遥か昔から『壁』の外にいた存在なんだ…。俺達は、その『巨人』から身を隠す様に『壁』の中で過ごしてきた…」

ロキ「その『壁』と言う物は?」

エレン「『ウォールマリア』。さっき言った様に、俺達を『巨人』から守ってくれていた『壁』だ」

霊夢「で?その『壁』が有ったのなら、一々その『壁』の外に出て『巨人』を倒しにいかなくてもいいんじゃないの?」

エレン「それが…、ある日、その『壁』は壊された」

ロキ「壊された?『巨人』から守ってくれていた『壁』なら、相当大きいはずでしょう?」

エレン「『壁』は150mあったんだ。だけど、その『壁』を破壊した巨人は
…、100mあった」

魔理沙「まあ確かに、100m有れば壊れるな」

エレン「壊れた『壁』から『巨人』達が多数侵入してきて…」

エレン「人間の居場所は再びおいやられた」

ロキ「………」

エレン「『巨人』の内の一匹は、俺の母さんを殺した…。正確には、食べたんだ」

ロキ「………ッ!?」

ゾクッ!、とロキ達の背中に寒気が走る。

魔理沙「た、食べられたのかだぜ…!?」

エレン「俺達が『巨人』を倒す理由は、人々を守る為なんだ。これ以上、犠牲者を増やさない為に」

ロキ「(いや、この少年は確実に母親を殺された憎しみからも動いているはず…。第一、ただ『巨人』が襲ってきただけなら恐怖で戦おうとは思わないハズ…)」

エレン「…今のところ、言えることはそれだけです」

ロキ「それにしても、『光』ですか…」

霊夢「『ウイルス』が何か関係しているのかな…?」

エレン「『ウイルス』?なんですか、それ?」

ロキ「ああ、『ウイルス』と言うのは…」

瞬間、ビカッ!と強烈な閃光が走る。

ロキ「なっ!?」

霊夢「今度は何…!?」


エレン「あの時と同じだ…!この『光』に包まれた時にここに転移したんだ…!」

エレンは外へ駆け出した。

ロキ「あ!待ってください!」

外に駆け出したエレンの目の前に現れたのは、50mはある、大男。

エレン「あ…!?彼奴は…!」

霊夢「何よっ、て…!?」

魔理沙「で、デカ…!?」


大男「………ゴォオオオ」



エレン「“巨人(奴)”だ…!」

ロキ「あれが…!?」

霊夢「『巨人』…!?」


巨人「………ゴォオオオ」



エレン「駆逐してやる…!一匹残らず…ッ!」