二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ぷよぷよ!!【これが日常というもので】 ( No.5 )
日時: 2014/02/13 23:13
名前: サニ。 ◆6owQRz8NsM (ID: ZgzIiRON)
参照: http://subtlestyle.net/en-1/index.html

第二話【お前がほしry】


前書き
今回のお話はシェアルです。
多分。



「お前が………欲しい!!」
いきなり出会い頭にそう言われて流石にビックリ。
でもまあ、これも何時ものことなんだけどね。
あ、ボクはアルル。
魔導物語シリーズの主人公やってました(過去形)
いやあ、魔導物語シリーズ作ってた会社がなくなっちゃってさー(とんでもないメタ)
んで、さっきの言葉を言ったのは闇の魔導師シェゾ。
シェゾは、興奮すると言葉を盛大に間違えるんだ。
さっきのを訂正すると、「お前の力が欲しい」になるんだ。
まあこの言葉を結構いろんなとこで言ってるから、ヘンタイって言われるんだけどね。
というよりカーくんどこいったのかな。
カーくんっていうのは、カーバンクルのことだよ。
ボクたちは気づいたら一緒にいて、掛け替えのない存在なんだ。
まあこんな風に突然居なくなるのは、何時ものこと。
またカレー探しかなぁ。
「おい聞いてるのか」
ふとシェゾが声をかける。
そっちをみると、不機嫌そうな顔だった。
今のスルーしたからかな。
「聞いてたよ?」
「そうか?まあいい、ぷよ勝負だ!俺が勝ったら今度こそお前の力を貰うぞ!」
「はいはい、お好きなように」




−ぐっぐぐー!(数分経過)−





「くそ、負けるとは…………」
がっくりと膝をつく。
ま、これでまた逃げないと面倒になるし、逃げとこ。
後ろを向いて走る準備をしたとき。

ガッと腕を掴まれた。


「………………シェゾ?」
ボクは腕を掴んだ張本人の名前を呼ぶ。
「俺は、もうお前の力が欲しいなんて思ってない」
いきなりそういう事を言い出した。
どういうことだろ…………
「俺は…………その、純粋に……………」
どんどん顔が赤くなっていくシェゾ。
え、何このパターン。
暫くしてくっと顔を上げ意を決したように話始めた。
「俺は、純粋にお前がほしry」
「ぐっぐぐー!!」
と、話の途中でカーくんの声がした。
「カーくん!どこいってたの!?」
「ぐっ、ぐぐっぐーぐ!」
「へっ、カレーをもとめてあっちこっち行ってたの!?それならボクも行きたかったなぁー」
「ぐぐー!」
「え。持ってきたの!?うわあいありがとうカーくん!」
ボクは、カーくんを抱き上げシェゾの手を離す。
「今日のぷよ勝負楽しかったよ、またねシェゾ!」
「あっ、ちょアルル!」
ボクはシェゾに手を振って洞窟を後にした。















「くっそ……また言えなかった…………いいときに乱入しやがってカーバンクル…………」
アルルが去っていったあと、俺は一人で打ちひしがれていた。





おわり。gdgd\(^o^)/