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モノクマ「死体が発見されました!!一定時間の捜査の後、学級裁判を行います！」

また…コロシアイが…始まってしまった…

モノクマ「いやー！始まったねー！うぷぷ…!!んじゃ、ファイルを渡しとくね！んじゃ、ばいならー！」

そう言ってモノクマは去っていった…

＜コトダマ＞

【theモノクマファイル２】

・死亡推定時刻は昨日の12時から13時。

・死亡原因は内出血。

・殺害方法は撲殺。

・喉には切り跡がある。

そう書かれていたので、私は神切さんの喉を見た。やはり、喉には切り跡があるみたいだ。

＜コトダマ＞

【切り跡】
喉にある小さな切り跡。この跡から出血しているみたいだが…

私は本棚になにか手がかりがないか、本をパラパラっと何冊もめくり、その中で一つの気になるファイルを見つけた。

戲磨妥恵「【紅の女】…？超高校級のストーカー？」

＜コトダマ＞

【紅の女のファイル】

紅の女のファイル。この女は自分のストーカーの邪魔する人は問答無用に切り捨てていたみたいだ。ちなみに武器はカッターナイフらしい。

烈火「おい…戲磨妥恵。もしかしたらその女が犯人かもしれないぞ。」

戲磨妥恵「えっ？」

烈火「この切り跡…小さいんだ。そんな小さいもので考えられるものは一つ、カッターっつーコトだ。」

＜コトダマ更新＞

【切り跡】

喉にある小さな切り跡。これはカッターナイフと思われる。この跡から出血しているみたいだが…

後ろを見てみると、蛍雪さんがいた。せっかくだから蛍雪さんに聞いてみよう。

戲磨妥恵「ねぇ蛍雪さん。この女の人、知ってる？」

と、私は彼女に紅の女のファイルを見せた。

すると、彼女は青ざめ、

蛍雪「知らない。」

と、小さくつぶやいた。

戲磨妥恵「そっか…ありがと。」

…なにかありそうだな…と、私はかんじた。

私は、とりあえず、食堂へと向かった。

戲磨妥恵「あ、丗峰クン。」

丗峰「戲磨妥恵。」

戲磨妥恵「あれ？そのヘルメット…」


丗峰「ああ。これか。色がちょい落ちたから変更したんだよ。」

＜コトダマ＞

【ヘルメットの変更】
丗峰が首にぶら下げているヘルメットが変わっている。本人は色が落ちたと証言しているが…

そして、その後、私は、もう一度、図書室へと向かった。そこには、蛍雪さんが立ちすくんでいた。

戲磨妥恵「蛍雪さん！」

蛍雪「戲磨妥恵さん…」

彼女は、いつもの彼女らしくない態度だった。

蛍雪「戲磨妥恵さん…どうしよ…私…神切さんを殺っちゃったかもしれない…」

戲磨妥恵「え…？」

＜コトダマ＞

【蛍雪の自首？】

蛍雪が自分で殺っちゃったかもしれないと言った。この発言は一体…？


蛍雪さんが気になるけど、私は、さっきから目に入っていたテーブルの下に目を向けた。そこには、血塗られたカッターがあった。

＜コトダマ＞

【血塗られたカッター】
テーブルの下にあったもの。神切の首を切ったものか…？

私は、先程から後ろにいた藍川さんに声をかけた。

戲磨妥恵「藍川さん…」

藍川「あ、言菜ちゃん。」

私は、せっかくだから藍川さんに紅の女のファイルを見せた。

藍川「あ、この女の人。朝見たよ！確か…８時くらいだったかな？

＜コトダマ＞

【藍川の証言】
紅の女を朝八時くらいに見たようだ。

私はもう一度、図書室書庫に入った。頭には、大きな打撲痕がある。結構大きい。

＜コトダマ＞
【打撲痕】
神切の頭にある打撲痕。結構大きい。

烈火「おい戲磨妥恵。切り跡だが…殴られたあとについたものみたいだ。それにしても…凶器が不明だな…」

＜コトダマ更新＞
【切り跡】
喉にある小さな切り跡。殴られたあとについたものみたいだ。これはカッターナイフと思われる。この跡から出血しているみたいだが…

＜コトダマ＞

【凶器について】
凶器は不明。とりあえず、何かで殴られているが…


私がいろいろと考えていると…

モノクマ『えー…待ちくたびれたので、オマエラ、赤い扉の向こうのエレベーターに集まらんかい！』

私達はエレベーターに向かった。また始まる…

学級裁判─────



開廷！

＜コトダマ一覧＞
【theモノクマファイル２】
【切り跡】
【紅の女のファイル】
【ヘルメットの変更】
【蛍雪の自首？】
【血塗られたカッター】
【藍川の証言】
【打撲痕】
【凶器について】