二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- capter1 希望の悩みは絶望性相談室へ ( No.11 )
- 日時: 2014/03/01 23:29
- 名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)
視線や空気がとても重たく感じる…
『誰かを殺した生徒だけがここから出る事ができる』
ボクはずっと脳内でビデオのように再生されては巻き戻し再生するように何度も何度もこの言葉が出ては消えて…出ては消える…そんな事が繰り返されていた。
「あーもうっ!!じれったい!!君たちしっかりしろ!!こんな疑心暗鬼になってもあのクマ公の思い通りじゃないのか?」
コンビニ店長がこんな疑心暗鬼になってる空気を…そんな思考を壊すように叫んだ。
確かに…コンビニ店長の言う通りにモノクマ思い通りかもしれないだけど…
「じゃあ一体全体どうすればいいのさ?」
「本当に…出られないかどうか…ちゃんと調べる事が…大事だと思うよ…その為に…皆協力する事が大事…」
「もし仮に出られなくても別に出られる方法を考えればいいと思う。」
そんなボクの問いに影月さんと小河さんが答えてくれた。影月さんはパーカーのフードを被ってて表情が見えないけど小河さんのはとても焦った様子はなく冷静な表情だった。
それに皆が賛同して
「それじゃあ改めて!皆で何人か組になって手分けして探索探索ぅ♪」
「でも組分けどうすんだ?」
「4〜6人ずつ分けてあとは適当でいいと思うの〜」
「じゃあ俺っちは弟と…」
「僕は兄さん以外で雲月君と高山君と白風君と黒鐘と高塚と一緒がいい。」
「僕は一向に構わないよ。お前らはどうなんだ?」
「「「いいぞー」」」
「よしじゃあ行こう!!」
ドタドタドタドタドタドタ
「お、弟……(隅で体育座り」
「俺は一人で探索するぞ。ただでさえ信じられないのにお前らの友情ゴッコで馴れ合いたくはない」
「あ、我輩も一人で探索させてもらう。どうも大勢でいるのは苦手だからな。」
そう言い残して星野君とラビット君は何処かへ行ってしまった。
「ラビットはともかく星野はまたか…」
「もうほっときませんこと?。あれで問題起こしたら悪いの星野君ですもの。」
「ねーねー霧雨さんと黒花さんと星月さんと籠鳥さんと影月さん一緒にどうなの〜」
「私は凡人の方がいないのならかまいませんわ」
「わ、私も…いいですぅ…」
「私は構わないよ♪」
「ふふふ。私もいいですよ」
「ボクは…一行に構わない…」
「じゃあ出発進行なの〜」
スタスタスタスタ
「残ったのは、小河と宮下と三日月と店長と月神のボクらだけか」
「よし!じゃあいくおー」
「ほら行くッスよ!!」ガシッ
「もう世界の終わりだ…(シクシク」ズルズル
こうして探索が始まった。
そしてかれこれ時間が過ぎて皆再び体育館へ集まり報告した。
報告結果
【満月達】
絶望ホテルと書かれた寄宿舎を探索した。
1階は食堂、銭湯、洗濯場、倉庫、クラッシュルームというごみ焼却場、各それぞれの部屋
(『洗濯場の側からパティシエ・カウンセラー・お笑い芸人技術者』
『食堂・倉庫側からアニメイター・ゲームクリエイター・絵師・予備学科引きこもり』
『突き当たりの奥の方にある部屋をクラッシュ倉庫側から幸運・声優・怪盗・???』)
があった。
2階もあり、ロッカールーム、学園長個室、倉庫、空き部屋3つ、残りの各自身の部屋
(『テニスプレイヤー・バスケ選手・プロレスラー・モデル・クラッカー』)があった。
銭湯は準備中らしく『KIIP OUT』という黄色いテープで入れなくなっている。
ロッカールームと学園長個室は開かなかった。
【天月達】
校内を探索
保健室、購買部カウンセラー室、視聴覚室、教室1-A、教室1-Bがあった。
2階へ続く階段もあったが柵があるため侵入不可、豪華な赤い扉があったが開かなかった。
保健室には『KIIP OUT』の黄色いテープが張られているため入ること叶わず。
【青竜達】
玄関を探索。
ガトリング付きの金庫の厳重な大きい扉で閉じられて、全員で色々やったけど開けること叶わず。
「とりあえずこんなもんか。」
「そいえばなんでボクら各自の部屋がわかったんだ?」
「それは扉にドット絵で、横に表札でてたよ。」
「そいえば銭湯なんだが急にモノクマが出てきて「準備できしだい開けるから待っててよ!!」だと。」
「ふーん。モノクマといえば私達の所にも出てきましたわよ。」
「赤い扉を調べてたら出てきて「赤い扉は時が来れば開けまーす」っていって何処かへ行っちゃったの〜」
「ボクらも出てきたな。扉開けようと色々してたら急に出てきて「あんまり扉ベタベタすると誤作動で防犯システムが働いちゃうよー」って行ったのち同じく何処かへいったけど。」
「探索中我輩はこれをみつけたぞ。」
そういうとラビットは紙を差し出した。
どうやらこれはこの学園の見取り図らしい。
「これおかしいよ?見てよここ。カウンセラー室がないよ?」
「本当だ。これカウンセラー室がない。」
「一体全体どういうことだ?難しい事はよくわかんねー。」
「もしかしたら、これ昔の見取り図ではないか?それなら説明も付くであろう(メガネ上げ」
「てことは…今は少し増築されてる…ってことかな?…」
皆で考えてると急に『キンコンカンコーン』チャイムがなりモニターにモノクマが写る。
『午前10時になりましたー。これから夜時間にはいります。食堂はロックされるのでご注意ください。夜は物騒なので誰かが殺しに来るかもね!!では良い夜を、良い夢を…』
モノクマはアナウンスーしてプツンッとモニターが切れた。
「クソッ…アイツぶん殴りたいっス!」
「お、落ち着いて宮下君!殴ったら校則違反になっちゃうよ!」
「とりあえず夜をだし各自部屋で寝ようよ。」
「でも、もし他の人が殺しに来たら…」
「夜時間は出ないという…約束ごとをつくれば…いいと思うよ。」
「じゃあそういう事で早く部屋に行こうぜ!!でも部屋どこだ…」
「大丈夫や!!心配しなくても、電子生徒手帳に地図あるみたいやし、それみれば一発でわかるで!!大丈夫だ!問題ないで!」
「それじゃあ皆おやすみなさいなの〜戸締まり忘れ無いようになの〜」
皆、散ってに行き各それぞれの表札を確認して部屋に入った。
鍵を閉めて部屋は見渡すと結構広く快適そうだった。
部屋にはテーブル、クローゼット、ベット、観葉植物、その上シャワールームまである。
ふとテーブルに目を向けるとホテルで見るような鍵が置いてあり、タブをみると
『セイリュウ ナオト』
と堀り込んであった。
ボクはもう色々疲れてシャワーを浴びる気力も無かったのでそのままベットへダイブした。
不安を抱えながらも今日起きた事を色々考え、やがてボクは眠りに落ちた。