二次創作小説(映像)※倉庫ログ

chapter0[プロローグ]ようこそ!希望と絶望の学園へ ( No.2 )
日時: 2014/02/23 21:07
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

「ど、どうしてこうなるんだよ…」

「ずっと、ずっとお前のことを信じていたのに!」

二人の少年が叫んでる…

「この世界は常に希望と絶望が存在するけどどちらも相反するものだ。
どちらも存在は出来ないし、どちらか消えなくてはならない。
それにボクは絶望へと足を踏み入れただけ…そう、ただ絶望しただけさ …」

この、声は…ボク…なのか?

「何で……何で絶望しなきゃいけないのよ!」

こんどは少女が叫ぶ。

「全ては利不屈でツマラナイ世界を壊すために絶望は必要だからさ…」

ボク?が言った。



もうボクは意味が分からなかった結果。

「夢にしちゃリアル過ぎるだろ!?色々おかしいって!?利不屈?絶望?一体どこぞのファンタジー世界だよ!?」

ボクは思わず叫んだ、いや叫ばずにはいられなかった。
そのあと現実逃避したくて、ボクは《夢なら覚めろ!夢なら覚めろ!》と念じた。
すると突然全ての世界が真っ暗闇になるように目の前が暗くなり次に光が広がった…





「ハッ!?」

ガタッとボクは立つ。
どうやらボクは目を覚ましたらしい。


「良かった。夢で良かったよ。あんなのがボクだったらそれこそ人生で一番黒歴史な痛い中二病な青春を送るところだった…… それにしても酷い中二病臭い夢だったな……」


気持ちを落ち着ける為に少し深呼吸して周りを見る。


「えーと、ここは……教室か?」


黒板と机と備え付けられたモニターと監視カメラと鉄板で覆われた窓……ん?


「監視カメラと鉄板?」


改めてボクは見る。
その場所には確かに監視カメラと鉄板で覆われた窓があった。


「な、なんだこれ。監視カメラならともかくも鉄板ってドユコト!?」


ボクは窓に近づいて確認してみる。
コンッと叩けば堅いし、止めてあるネジ?を回そうとすれば取れない。
それどころか手が真っ赤になって痛い……
>どうやらこれは本物のようだ。

ボクは改めて記憶を探る。
確かに学園に足を踏み入れた時に周りの景色がグニャリと歪んでそのあと気を失ったのか……


「……うん、さっぱり意味不明だ。」


何で校門で気を失ったのか、何故教室にいるのか意味不明過ぎる……
ふと自分のいた机に目を向けると紙が置いてある事に気づいた。
ボクは気になり手にとってそれを読んだ。


『入学案内♪
ようこそだコンッ!希望の学園へだコンッ!
入学式は9時から体育館で行われるので出来れば早く来てほしいコンッ!』


絵といい文字といい小学生が書いたのか?と思うほどのクオリティである。


「凄い絵だな…とりあえず体育館へいけばいいのか。けど、体育館はどういけばいいんだ?」


よく見ると下の方に文字が書いてある。


『 P.S 体育館への道は裏に地図をかいておいたので参考にしてほしいコンッ!』


裏返すと確かに地図が書いてある。
>絵のクオリティ?そんなもん小学生レベルに決まってるだろ

取り合えず時計を見ると8時だった。

「とりあえず行くか……」

ボクは教室を出た。


〜数分後〜


「流石は希望ヶ峰学園、広い……迷った。」

迷ったというより迷子になった。
どうも見知らぬ場所に来ると絶対迷子になるボクである。
だけど二度目に来ると迷子にならない。何故だろうか永遠の謎である。
しかも不幸なことに地図を落としたらしい。

「どうやって体育館行こうか……(涙」

途方に暮れていると

「あ、君も入学するひと?」

どうやら神様には見捨てられなかったらしい。
そこにはパーカーを深くかぶって顔は見えないが片手にPCを持っている子がいた。

「ああ、そうだが君もかい?」

「そうだよ…君…名前は?」

「ボクは青竜 直人、君は?」

「影月… 小雪…それが…ボクの名前…」

影月小雪カゲツキコユキ……
確か悪質なサイトから企業までにウイルスを仕掛けて再起不能にまで
プログラムを破壊し、サイバーテロの際警察側に協力を頼まれる程の凄腕を持つといわれている
"超高校級のクラッカー"だよな?

「とりあえず…よろしく…」

「ああ、ヨロシクな!」

「ねぇ…よければ体育館…一緒に行かない?…」

「お、おう…」

そんなこんなでボクは迷子になることもなく体育館へと影月と一緒に向かった。

chapter0[プロローグ]ようこそ!希望と絶望の学園へ ( No.3 )
日時: 2014/02/17 01:15
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

何だかんだあって今ボクと影月は体育館の扉前にいる。


「ここでいいんだよな?」

「この…地図通りなら…ここのはず…」

「じゃあ、開けるぞ…」

ボクは扉に手をかけ、ゆっくりと押した。
扉は何の抵抗もなく開き、そこに待っていたのは…


「お!また人が来たぞ!」

「僕の予想によればこれで最後だと思うんだけど裏かいてまだ居そうな気がしない事もない」

「いやこれでまだいるとか勘弁過ぎるぞ(汗」

「もしかしたら私たちのクラスは学園で一番人数が多いんじゃないのでしょうか?」

「そうかも知れないな(フッ」

「そーかもね。ハクもそう思うよねー」

「ピィ〜ピッピッ!」


ボクらを除いた18人の高校生達だった。
まぁ一人、頭に何故か鳥のせているので正確には18人と1羽である。


「えーと…君達も同じこの学園の入学生なのか?」

「うん!そーだよ!そう言う君もだろ〜」

「さて人数的にもキリがいいしそろそろ自己紹介でもしないか?」

「そーだね。してもいいと思うぞ。」


皆が賛成し自己紹介することになった。


「じゃあ〜最後に来た順から順番に自己紹介でしていこう!と言うことで君からね!(ビシッ」

「お、おう…」

指差しだけど少しビックリした。
少し深呼吸して気を取り直した。

「えーと……ボクの名前は青竜 直人って言います。どうぞヨロシクな。」

「青竜ってやつスレッドにあったけな?」

「あーもしかしたら"超高校級の幸運"として入った凡人の方じゃないかしら?」

「まあ確かに"超高校級の幸運"だが…凡人って……」

「あら?凡人の方を凡人と呼ぶ以外に何かおありで?」

「まあまあそこまでにしておきなよ。自己紹介の続きしていこうよ。」

「じゃあ…次は…ボクだね…」


そうして影月の紹介が終わって次に仮面と頭にウサギの耳?をつけた人に顔を向けた。


「オレの名前はラビットでいい。よろしくだ。」


ラビット 。今世間を騒がせている怪盗であり予告状通りの時間に宝石から美術品にまでその時間ピッタリに盗んでその上、警察の手をすり抜けて逃走してきた"超高校級の怪盗"である。
ヤベェカッコイイと思いながらも赤いバンダナを頭に巻いた人に顔を向ける。


「俺の名前は星野 創(ホシノ ツクル)だ。言っておくがお前らと馴れ合うつもりはない。」


星野創。設計から物作りにまで一人で完璧にこなし、有名な便利グッスから機械にまで全て一人で作りあげ神の手と呼ばれるくらいの腕を持つ"超高校級の技術者"である。
なんだ?ツンデレか?と思いつつも、グルグルメガネをかけ白衣を着た人へ顔を向ける。


「僕の名前は白風 翼(シロカゼ ツバサ)。好きなものは実験さ。どうぞヨロシク(ニィ」


白風 翼。最年少にて未知の物質を発見し、それを利用して半永久的エネルギーを作り出し、その上それを使い数々の発明品を作り出した"超高校級のハカセ"である。
何故かよく分からないけど悪寒を感じつつ金髪でポニーテールをした人へ顔を向ける。


「私の名前は黒花 愛花(クロバナ アイカ)だよーどうぞよろしくお願いしまーす。」


黒花 愛花。ファッション雑誌に載ればたちまちその雑誌は完売してしまうし、オシャレコーナーでは簡単なオシャレ術も教えている"超高校級のモデル"である。
アカン可愛い…と思いつつもなぜかダンボール箱を被ってる人へ顔を向ける。


「わ、私の…な、名前は籠鳥 知子(カゴドリ チコ)です…。ど、どうぞよろしく…お、お願いします…。」


籠鳥 知子。生まれてからほとんどの家に引きこもり出てきたら奇跡と言われる程のニートですら顔負けの引きこもりでもし外へ出たとしても加工ダンボール箱を被っているという
"超高校級の引きこもり"である。
スレッド見た限りの情報だと多分はずかしやがりなんだろうな……

>え?どんな加工ダンボールかって?正面はこんな感じにニッコリ_(^ー^)_とくりぬいてあって上の方にアクセント見たいな双葉がついてるぞ(後はお前らの想像に任せるけどな)

chapter0[プロローグ]絶望と絶望の学園へ ( No.4 )
日時: 2014/02/17 22:54
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

ボクは少し一息ついて顔に傷のある目付きの怖い人を見た。


「俺の名前は宮下 恭助(ミヤシタ キョウスケ)って言うっス!よろしくお願いするっス!」


宮下 恭助。元ヤンキーだったが、ある日有名なマネージャーの目にとまり結果、プロレス界でチャンピオンとなり、その後数々の強豪達を退け、なおチャンピオンに君臨し続ける
"超高校級のプロレスラー"である。
結構見た目に反して友好的なのかと思いつつ、頭に鳥を乗せた人を見た。


「わたしの名前は天月 心(アマヅキ ココロ)っていいますの〜
それともこの子はハクっていいますの〜どうぞよろしくお願いしますの〜」

「ピィ♪(訳 ヨロシク〜♪的な」


天月 心。数々の精神異常者をあっとゆうまに元の明るい精神状態に戻し、元の生活が出来るほどまでに回復させる"超高校級のカウンセラー"である。

なんか友達になれそうだな〜と思いながらもさっき俺の事を凡人と言った金髪でポニーテールの人を見る。


「ワタクシの名前は霧雨 春奈(キリサメ ハルナ)ですわ。どうぞよろしくですわ。」


霧雨 春奈。テニス界で皇女様と言われる程の腕を持ち、オリンピックなどに毎年といいほど出ておりそのたびに金メダルを取っている"超高校級のテニスプレイヤー"である。
とある情報ではかなりのワガママという噂があるらしいがもしかしたらそうかもしれないと
思いながらも黒いベレー帽を被った人を見る。


「コホン…僕の名前は雲月 大地(クモヅキ ダイチ)よろしくね(ニコッ」


雲月 大地。彼に書かせた静止画は直ぐに人気が出て彼に絵を書いてもらうだけで予約待ち
という程の絵を描く「超高校級の絵師」である。
ちなみに男の子なのに女の子みたいな所があるので結構男性陣は「天使…女神…」というが
あながち間違いでは無いのかも知れない……
次にコック帽子を被った人を見る。


「ボクの名前は高山 優(タカヤマ ユウ)宜しくお願いするよ。」


高山 優。彼にお菓子を食べれば天国へ来たかのような幸せな気持ちになれると言われており
とある噂で有名なケーキコンクールに出したケーキは美しく美味しすぎて涙が出たと言われている"超高校級のパティシエ"である。
ボクは友達になれたらいいなと思いながら少し一息ついた。

chapter0[プロローグ]ようこそ!希望と絶望の学園へ ( No.5 )
日時: 2014/02/18 20:19
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

半分くらい自己紹介が済んで、目の下にホクロのある黒髪の人へ顔を向ける。


「ぼくっちの名前は青水 三日月(セイスイ ミカヅキ)っていうよ!よろしくだよ!それと弟は誰にもあげないぞ!(ビシッ!」


青水 三日月。数々の神ゲーからクソゲーを作り上げ売れば大ヒットで数々の賞と賞状を貰っている"超高校級のゲームクリエイター"である。
コイツブラコン?とおもいつつ、目の下にホクロはないけど青水にそっくりな人に
顔を向ける。


「えっと…僕の名前は青水 満月(セイヅキ マンゲツ)っていいます…どうぞよろしく…。それと兄さん…後で面貸せ(黒笑」


青水 満月。数々のアニメを作り上げ放送すれば視聴率50%という大人気であり兄である三日月とは同等の賞と賞状を貰っている"超高校級のアニメイター"である。
三日月に対して御愁傷様と思いながらも髪飾りをしている人へ顔を向けた。


「アタシの名前は星月 花(ホシヅキ ハナ)♪色々とヨロシクです♪」


星月 花。数々のゲームのキャラクターからアニメのキャラクターに声という
生命を吹き込み、今や知らない人はいないであろう"超高校級の声優"である。
後でサイン貰おうかな…と思いながらショートの白い髪をした人に顔を向けた。。


「オッス!俺っちの名前は黒鐘 藤也(クロガネ トウヤ)だ!皆でバスケやろうぜ!」


黒鐘 藤也。バスケで小学生、中学生、共に全国制覇を果たし、その圧倒的な速さとテクニックから白い狼という異名がある"超高校級のバスケ選手"である。
バスケか…初心者だけど教えて貰おうかな…と思いながらちょっと長いアホ毛が特徴なネクタイを着けた人に顔を向ける。


「ワイの名前は高塚 冬斗(タカヅカ フユト)っていうねん!ほなよろしゅうに!」


高塚 冬斗。シーンとなったお茶の間もあっという間に笑いという風を起こし、OWT(お笑いトーナメント)という番組で一位に輝き、今もなお笑いの伝道師NO1に輝き続ける
"超高校級のお笑い芸人"である。
確か持ちネタの一つが[そんなのわけワカメ!]だったと思う。

まあそんな俺も[そんなのわけワカメ!]だけどね。

chapter0[プロローグ]ようこそ!希望と絶望の学園へ ( No.6 )
日時: 2014/02/20 20:07
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

まあそんなの冗談はおいてボクはコンビニの帽子を被った人を見る。


「ナーッス!いやオーッス!かw僕の名前はコンビニ店長って呼んでくれたまえ〜
まあ、もしいやだったら店長と呼んでくれ!」


コンビニ店長。いまや全国にある[スマイル]というコンビニの全国の店長の頂点に立つ人で、もう無理と宣告された支店を一気に売り上げから何まで評価を最高にするので、皆からは
[天下の店長]と言われているほどの"超高校級のコンビニ店長"である。
ちなみに彼の本名は不明らしいので店長と呼ぶしかないらしい。
次に桜の花の形をした髪飾りを着けた人へ顔を向けた。


「わたしの名前は小河 桜子(コガワ サクラコ)です…どうぞよろしくです…」


小川桜子。スレッドに名前はあったけど何の才能だったか分からないので後で訪ねて
聞いてみよう。
次に膝まで長い黒髪で平安時代の姫様のような一つ結びをしている人へ顔を向けた。

「ボクの名前は月神 太陽(ツキガミ タイヨウ)。どうぞよろしく…」

「あれ?月神太陽ってやついたっけ?」

「スレッドにはなかったの〜」

「たぶんそれは、俺が予備学科の方の人間だからな。」

「え?あの予備学科だって!?」

予備学科。最初の方に説明したと思うが、スカウトされなくても一般の方で試験を受ければ
入れ、入った後も[金持ちしか払えないんじゃないかな?]って程の授業料を取られるらしい。
けど入学者はあとを絶たないという。


「あら?希望ヶ峰というブランドに飢えた凡人専門の方でいらしたのですか。」

「でも、たしか予備学科の人は本校の方へ来られないはずだったよ。」

「それは何故、俺はここにいたのか聞きたいくらいだ。門くぐって目眩がしたかと思ったらここにいたんだから。」

「え?君もなの?」

「え?君もってことはまさかお前らもッスか?」

「もしかしたら全員同じ境遇でここにいた可能性があるが多分ないだろうな。」

「いやいや!?全員同じ境遇の地点で可能性もなにもないっしょ!」


皆がザワザワとしているとその疑問を解決するかのように突然放送が流れた。


「ハーイ!皆!静かにしてコンッ!静かにしたら前に注目コンッ!」


突然の声に皆、前の垂れ幕を見た。
それを見計らったかのように続いて放送が流れる。


「よーし!これから入学式を始めるコンッ!」


その声と共に垂れ幕が上がりそこにいたのは…


「ようこそ!希望ヶ峰学園へ!だコンッ!」


狩衣(平安時代の陰陽師が着ていた服)を着ていて二本足で立つ白いキツネだった。