二次創作小説(映像)※倉庫ログ

chater1 希望の悩みは絶望性相談室へ 〜非日常〜 ( No.23 )
日時: 2014/03/07 23:13
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

「高塚…」

見たショックでちょっとふらつきながらも立ち尽くす。
ついに起こってしまった事件…

「一体どうしたの…ですか…」

「高塚君…ウソだよね…」

「どうしたコ…高塚君!!」

皆もコハクもやって来て高塚のありさまに各々ショックを受けている。
小河さんがスッと歩みでて高塚の脈を測り首を横に振る。


「ダメ…もう冷たい…」

「そ、そんな…」

「ふん。見ろこれが友情ゴッコの結果だ。」


星野が冷たく言う。その言葉に宮下が震える。


「テメェふざけんじゃねーぞ!!」


星野の胸倉をつかむ。


「高塚はなぁ!!こんな状況でも皆となかよくなりたいっていってたんだぞ!それをお前は!!」

「それがどうしたんだよ?実際死んでんじゃねーか。友情なんてクソ食らえだ。裏切られてそれで終わりさ。」

「ケンカはやめるコン!!ここで争ってもダメコン!!」

「クソッが!!」


コハクの言葉で宮下君は星野君の胸倉を放した。


「うぷぷ…感動なドラマの撮影か知らないけどお取り込み中失礼するよー」


突然モノクマが皆のいる中心から出てきた。


「モノクマ…いったい何のようだ…」

「月神君怖い顔しないでよスマイルスマイル。」

「ふざけてる暇があったらとっとと用件を言え。」

「ノリが悪いなぁ。いやーねぇ…ボクとしたことが学級裁判について説明するの忘れちゃってたZE。」

「学級…裁判?」

「そのことについては詳しくはWeb…じゃなくて話すから体育館集合ね!!じゃ!サイナラー!」


モノクマはヒューンと効果音が聞こえてきそうな感じで何処かへ行ってしまった。


「ねぇ…どうする?行くの?」


星月さんが皆に訪ねる。


「あいつの言う通りにするのはしゃくに触るが行くしかないであろう。」

「ら、ラビット君にさ、賛成です…」


ラビットの言葉に籠鳥さんがちょっとふらつきながらも同意する。
こうして皆で体育館へと向かう事となった。








〜少年少女と一匹移動中〜











体育館に着くとモノクマが教壇の上にたっていた。


「うぷぷぷぷ…では皆来たことだし学級裁判について説明しまーす。」


そう言うとモノクマは何かのボードを取り出して説明しはじめた。


「まー学級裁判っていうのはね。今回の課題が『高塚クンを殺した犯人は誰か?』なのでその犯人を『クロ』それ以外の人たちを『シロ』として対決してもらいます。」

「対決って言っても具体的にどうするんだ?」

「皆で議論して推理して犯人が誰かを投票するんだよ。」

「…投票?」

「詳しくは『投票タイム』と言ってね、ボクが君たちの議論に飽きる、またはタイムアップになったときに行い、犯人だと思う人に投票してもらいます。
それで君たちの答えが正しかったら『シロ』の勝利で生き残り『クロ』の『オシオキ』、間違っていれば『クロ』の勝利で『シロ』全員『オシオキ』の上、『クロ』はめでたく卒業できます!!」

「何度もオシオキって言うのは何なんなの?」

「オシオキっていうのはね………『処刑』だよ…シ・ョ・ケ・イ♪」

「処刑!?」

「処刑にも色々バリエーションがありますよ。例えば…
火あぶりとか、人間カツになるとか、車に押し潰されるとか…」


最後の車という言葉で体が震える。
どうしても思い出す…いや忘れられないボクの記憶を…


「皆さんにこれを渡しておきまーす。『ザ・モノクマファイル』!!」


ポチッと何処からか取り出したリモコンのスイッチを押す。
すると「ピピッ」とポケットにいれている電子生徒手帳から音が鳴った。
取り出して画面を見ると『モノクマファイルNo1』と項目が増えていた。


「捜査とか初めてのオマエラのためにボクが状況とか色々まとめてあるので参考にしてくださーい。それじゃあ以上で説明を終わります。じゃあバイバイー」


モノクマは去っていった。


「とりあえず状況を整理しようよ。」

「まず見張りはいるんじゃないかな?証拠隠滅とかされたら大変だし…」

「じゃあ俺が見張るっスね。頭悪いのでわかんないっスから…」

「じゃあ…ボクも見張りになるよ…」

「じゃあ私は検死くらいならできるのでします。(カチャ」

「いつの間に小河さんメガネかけたの〜?あとキャラがクールになったようなの〜…」

「そんなことより検死出来ることに我輩驚きなのだが…」


宮下君と影月さんが見張りに志願し、検死を小河がすることになり、カウンセラー室へ行っき、各それぞれ捜査をするため散って行った。

こうして初めての捜査が始まった…
一体高塚君を殺したのは誰なのか知りたくないけど知らなければボクはここで終わってしまう。
色々思いを抱きながらもボクも現場…高塚君の殺されたカウンセラー室へ捜査をするため向かった。

chapter1 希望の悩みは絶望性相談室へ〜非日常〜 ( No.24 )
日時: 2014/03/08 00:58
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

〜捜査開始〜

カウンセラー室へ着いたボクはまず『モノクマファイルNo1』を見る。


『モノクマファイルNo1』
・刺されたことによる出血死
・二ヶ所の刺し傷
・頭に殴られた跡がある
・死亡時刻は朝5:30〜6:30辺り

言弾『モノクマファイルNo1』をGET!

ボクは次にカウンセラー室の状況もかねて見取り図をメモ帳へ書いていく。


『カウンセラー室の見取り図』
「 ーーーー[窓]ーーーーーーーーーー〕
|   (血溜まり)    [ソファー] |
|   ____            |
|   |   |     [低いテーブル]|
|  |机 |           |
|   |_____|      [ソファー] |
|                 |
|     |\           |
| [高塚] |  \  [長いテーブル] |
〔ーーーー[ド ア]ーーーーーーーーー」


言弾『カウンセラー室の見取り図』をGET!


次に血溜まり周辺を少し調べる。
どうやらこの血溜まりからドアの…高塚の所まで引きずられた跡があるようだ。
言弾『引きずられた跡』をGET!

もう少し調べると机の側面に何か血文字で書いてあるのをみつけた。
もしかしたら高塚が最後に残したダイイングメッセージかもしれない。
一部かすれて読めないが最初『DR』の部分だけ読み取れた。
言弾『ダイイングメッセージ』をGET!

次に検死結果を小河に聞こうと行こうとしたとき長いテーブルの上にある置物に目が止まった。
近づいて見ると、タイトルプレートも無くモノクマがシャケをくわえている熊の木彫り…いやモノクマの木彫りだった。
あれ?ちょっと待てよ…これってまさかモノクマが探してたやつじゃないか?…でもなんで体育館で盗まれたが何故ここに?
言弾『木彫りのモノクマ』をGET!!


そこにはもう動くことはなく死んでいる高塚の亡骸がそのままの状態であり、そこに小河さんはいた。


「ねぇ…小河さん検死の結果を聞きたいんだ…」

「分かったわ。まず凶器はこの刺さっている包丁で間違いないわ、あとはモノクマファイルの通りなんだけど…2つの刺し傷のうち一つは死後に刺された物だわ。それと高塚君のポケットに少し血濡れているけどメモが入っていたわ。」

「そのメモは何がかいてあったの?」

「知子さんが高塚君に宛てたもので『話したいことがあるので、朝5:30時にカウンセラー室へ来てください。知子』って書いてあったわよ。」

「うんわかったよ。ありがとう小河さん。」
言弾『小河の検死結果』と『高塚のポケットに入っていたメモ』をGET!

ボクは小河さんにお礼を言い、メモの話を聞くべく食堂にいる籠鳥さんの元へ行く。