二次創作小説(映像)※倉庫ログ

chapter2 希望温泉は絶望事件の香り ( No.43 )
日時: 2014/03/24 21:53
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

〜自由時間〜

「まだ時間があるな…」
ボクは電子生徒手帳で時間を確認する。
あのあと遊び疲れたカムクラ犬を撫でているといつの間にかカムクラ犬は寝てしまっていたようだ。
何処か行こうと考えてるとふと食堂が浮かんだ。

「うーん…とりあえず食堂に行くか…」








〜少年移動中〜









「うーん…珍しく人がいないや。」


いつもなら人がいる食堂は珍しくガラーンとしている。


「うーん。せっかく食堂にきたし…何か作ろうかな…でも何作ろう。」


ふとボクはで『湊メシ!!』があったことを思い出してそれを見て何を作ろうか考えることにした。

〜数分後〜

「青竜っちーなによんでんの?」

「ファッ!?星月さん!?」


突然、星月さんが声をかけてきたのでちょっとビックリしてしまった。
だがそんなのお構いなしに星月さんは読んでいる本をのぞきこむ。


「ふ〜ん。『湊メシ!!』かぁ…もしかして青竜君は料理作れるの?」

「あ、うん。料理作れるよ。」

「じゃあ!!これ作ってよ!!」


そう星月さんは『湊メシ!!』のオムライスのページを指差す。


「うん。いいよ。今何作ろうか迷ってた所だし…」

「ありがとー。じゃあ4人前ヨロシクね☆」

「え!?4人前!?」

「ちょっと呼んでる人が3人いるから私と合わせて4人前だよ♪」

「うん。わかったよ…」


こうしてボクはオムライスを4人前作ることにした……いや作ることになった。
ご丁寧に厨房(第二の聖地)にはエプロンと三角きんがあったので着ける。
材料『鶏肉、玉ねぎ、人参、グリンピース、白ご飯、ケチャップ、ソース、卵』


【料理開始】
まずボクは玉ねぎ、人参を手際よく切っていき、次に鶏肉を一口サイズに切る。
次にフライパンにごま油をひき、鶏肉を炒める。
普通なら油はナタネ油とかだと思うけどボクのお祖母ちゃんいわくゴマ油の方がいいらしい。
少し鶏肉が煮えたら切った人参と玉ねぎを入れて一緒に炒めていく。
具材が煮えたらご飯を入れて少し混ぜそこにケチャップとソースを入れる。
お祖母ちゃんいわくソースを入れると美味しくなるらしい。
これで少し炒めたらケチャップライスの完成だ。

皿にケチャップライスを盛っていき、次に卵を焼いていく。
これは最初ふわふわにするのが苦手だったが今では出来るようになった。
なんせお祖母ちゃんが出来るまで何回もやらされたのはいい思い出だ……(グスッ
あれ?目から涙が…
まあ、こうしてオムライスが完成した。
【料理終了】

食堂に皿を持っていくとそこには、星月さん、天月さん、小河さん、籠鳥さんがいた。


「いい臭いなの〜(ジュル…」

「お疲れ様だよ!青竜っちー早く早くー」

「焦らないでよ。料理は逃げないから。」


ボクはテーブルにオムライスを置いていく。
全部オムライスを持ってきて星月達は手を合わせる。


「「「「いただきまーす(なの〜)」」」」

「はい。召し上がれ。」


皆オムライスにパクついていく。


「美味しい…」

「美味しいの〜」

「何故だろう…女子としての何かのプライドが…崩れていく…」

「ほわぁ。美味しいですぅ。」


どうやらとても好評のようだ。
何故か星月さんだけうなだれてるけど…
その後皆オムライスを綺麗に全部食べていった。

「お腹いっぱいなの〜(ケフッ」

「今までで一番美味しいもの食べた気がする…」

「ご、ご馳走さまです。」

「青竜君…将来大物になるぞこれは…」

「お粗末さまだよ。」

そのあと女子の中に男子一人というガールズトークに巻き込まれ、洗い物という離脱でそこから抜け出し、夜時間前にシャワーを浴びるという言い訳のもと部屋に戻った。

ボクはシャワーを浴び終わったころアナウンスがなる。

キンコンカンコーン♪
『もうすぐ10時になります。夜時間になります。食堂はロックされるのでご注意ください。ではではよい夜を…』

ボクはベットにダイブする。
本当は本を読もうと思ったけどちょっと疲れた体には無理だった。
そのまま眠りへ誘われていき、意識が途切れた。