二次創作小説(映像)※倉庫ログ

capter2 希望温泉は絶望事件の香り ( No.52 )
日時: 2014/04/01 17:43
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

体育館につくと僕以外のコハクを含めた皆が集まっていた。


「青竜っちー遅いよー」

「ゴメン。」

「とりあえずこれで全員揃ったな。」

「うぷぷ…パイを投げられないのが残念だよ…」


モノクマが教壇にションボリしながら出てきた。


「そもそもパイを投げるなコン!!」

「くそぅ腹いせにトリャァァァ!!」

「そもそもパイは食べるもコブフゥ!?」(バタン


八つ当たりでモノクマの投げたパイがコハクに命中しコハクダウンした。


「コッコン…」(ピクピク

「コハクゥゥゥテメェ許さないッス!!」

「宮下君落ち着いて!!」

「うぷぷ…大丈夫だよ。食べたら気絶間違いなしのゲキマズパイだから…そもそもコハクに投げるために僕がつくったしね☆」

「コハク…なんかドンマイ…」

「おいモノクマ!!俺らをここに呼び出した理由はなんだ?」

「そうそう忘れるとこだったよ。」


モノクマ教壇をガサガサしはじめ、僕らの名前の書かれた封筒を取りだし札束のように広げて掲げた。


「ジャジャーン!!君らのバラされたくないハッズカシィ秘密もとい思い出の書かれたものが入っています!!今から配るから見てね!!」


ボクは配られた封筒を受け取る。


「おーい!!モノクマ!!僕だけないんだが?」

「店長クンは仕方ないだろ!!君だけどこ探してもなかったんだよ!!文句あるなら今までの恥ずかしい事を普通にバラしてる自分に文句いえよ!!」


モノクマはプンプン怒っていた。
僕らはそんなのを無視して封筒を開けていく。
折り畳んだ紙を開く、そこにはこう書かれていた。

『青竜クンはご両親を助けられず見殺しにした。』


「おい…これ何処で調べたんだよ…」

「うっぷぷ…面白いでしょ!!思い出してくれた?」

思い出すも何も…コレは今デも忘れラレなイ…あノ時の…ボクノ…


「モノクマ!!何でこれしってんの!?」

「我輩の黒歴史だ…」

「ほわわぁ!?なんで知ってるんですか!?」

「影月さん落ち着いて!!」


皆も驚愕と疑問が隠せず各々の感情が出ている。
そんな中、モノクマは話を続けた。


「殺人起きなかったら…これを…世間にばらまきまーす!!」

「え!?」

「ウソ…」

「まあ…それをどうするかはオマエラ次第だよ!!誰かに秘密を打ち上げるのもヨシ!!ばらされたくなくて殺すのもヨシ!!まあそれだけだよ。じゃあバイナラー。」


そういい残してモノクマは何処かへ行った。


「君たちはどんなのだったの?」

「店長!!そんなのいえるわけないだろ!!ウワァァまた思い出してきたぁ…」

「珍しく影月さんが取り乱してるね。」

「無理もあるまい…秘密と言うのはそういうものだ…」

「そ、そんなことより…せ、青竜君の様子…お、おかしくないですか?」

「あの時…なンで…ナンデ…助けラレなかったんダ…」


ボクはその時、本当の意味で思い出していた…
そう…全てを…


「なんで…なんで…なんでなんでなンデナンデナンデナンデ…」

「なんかヤバい気がする!!宮下君!!青竜君を気絶させて!!」

「え!?ドユコトッス!?

「いいからはやく!!」

「わ、わかったッス!!」


小川さんにせかされ宮下君は手刀でボクを気絶させた。
ボクの景色が暗くなっていき、ボクの意識を手放した。