二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- chapter2希望温泉は絶望事件の香り〜非日常〜 ( No.62 )
- 日時: 2014/04/13 23:16
- 名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)
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chapter2
希望温泉は絶望事件の香り
〜非日常〜
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「高山君が……なんで?…」
「死んでるなんてウソっスよね!?」
店長が高山君の脈を測る。
「もうダメですね…」
「クソォォォなんで…なんでまた起こるんすっかぁぁぁ…」
宮下君は床を殴り付けていた。
「な、何事だね!?」
「ウソ…高山く…ん…」
「また…起きてしまったね…」
続々と皆集まると同時にモノクマがなんかボロボロのコハクをズルズル引っ張りながら出てきた。
「ヤッホー!!事件が起きて何より嬉しいことはないよ!!その上にコハクが襲ってきたんでとりあえず返り討ちにしてやってさらにテンションアゲアゲだよ!!」
「コ…コン…」
「まぁそんなことより『モノクマファイル』をお届けに参りました!!」
何処からか取り出したスイッチを押すと『ピピッ』と電子生徒手帳から音がして見ると『モノクマファイルNo2』とアイコンが更新された。
「じゃ!!あとはガンバライオン!!ほなサイナラー」
そういい残してモノクマはコハクをブンブン振り回しながら何処かへ行ってしまった。
「どうするのだ?」
「取り敢えず捜査するしかないよね…」
「この中に犯人がいるなんて信じたく無いッス…」
「でも実際に高山君は死んでいる。」
「それに犯人…クロを見つけなければ僕らが処刑される。」
「……取り敢えず俺見張るッス…」
「私も見張り同行するの。」
「俺も見張り付き合うぜ。」
「じゃあ私は検死をしますね。(カチャ」
「その検死ボクも手伝わせてもらっていいかい?気になる事があってな…」
「構わないわ。私だけでは気づかない所もあるだろうし…」
こうして見張りに宮下君、黒鐘君、天月さんとなり、検死を店長と小河さんとなった。
こうして2回目の捜査が始まる。
真実はいつも残酷と言うけど、知らなければいけない時がある。
もしここで諦めてしまえばボクらは死ぬことになる。
ボクは辛い気持ちを押さえつつ高山君の遺体と向き合い捜査を始めた
- chapter2希望温泉は絶望事件の香り〜非日常〜 ( No.63 )
- 日時: 2014/04/14 21:47
- 名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)
〜調査開始〜
ボクは更新された『モノクマファイルNo2』を確認する。
『モノクマファイルNo2』
・首を絞められたことにより死亡と見られる。
・頭部に殴られたあとがある。
・注射痕がある
言弾『モノクマファイルNo2』をGET!
ボクは次に現場を把握するため見取図を書いていく。
『スケートリンク場の見取図』
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| 観 | | 観 |
| | スケート | |
| 客 | | 客 |
| | リンク場 | |
| 席 | ○カーリング | 席 |
| | [高山] | |
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| □ |
|道具類 ○ |
| ストーブ |
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| 更衣室(女子) | 更衣室(男子) |
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※道具類『カーリングやスケートブーツ等』(要するに遊具置き場)
次に高山君の遺体周辺を見ていくとカーリングがあった。
調べると血がついている。
言弾『血のついたカーリング』をGET!
「あ、青竜っちーちょっときてー」
星月さんが呼んでいるので行ってみると…
「見てこのヤカンの中身!!」
「ヤカン?」
ストーブにあるヤカンのなかを見ると輸血パックがあった。
「輸血パック?」
「そーなんだよ!!好奇心っでヤカンの中を見たら輸血パックがなんかあったんだよ!!」
「関係が無さそう…って訳じゃないね。」
言弾『ヤカンの中の輸血パック』をGET!
次に検死の結果を聞くため小河さんと店長のいる、もう動くことのない高山君の元へ行く。
小河さんと店長が検死を終えたのか考え込んでいる。
「小河さん、店長、検死の結果を聞きたいんだけどいいかな?」
「えぇ…いいわよ。」
「まぁこんなもんだったな…」
『検死結果』
・死亡時刻が気温のせいで上手く分からない。
・抵抗した痕がある。
・頭部の傷は死後に着いたもの。
・何故か香水の香りがする
・死体が軽い
「まあ分かったことはこんなものね…」
「それとポケットから鍵が出てきたお。」
「鍵?」
「多分お風呂場の脱衣場のロッカー鍵だと思うんだけど詳しいことは分からないわ。」
「取り敢えず青竜っちに預けとくぞー」
言弾『小河と店長の検死結果』『ポケットのロッカーの鍵』をGET!
ボクは店長からロッカーの鍵を受け取り、脱衣場へ向かおうとした時小河さんが一緒につれていってほしいので一緒に行くことなった。
その前にボクらは更衣室も調べるも、特に何もなくそのまま脱衣場へ向かった。
- chapter2希望温泉は絶望事件の香り〜非日常〜 ( No.64 )
- 日時: 2014/04/16 22:11
- 名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)
脱衣所に着き。ロッカーを調べようとしたときボクは驚くべきものが目に入った。
「え!?こ、これナイフ!?」
そこにはイスのしたに隠れるようにしてナイフが落ちていた。
しかも少しだが血が付着している。
言弾『血のついたナイフ』をGET!
「何でナイフがこんなとこに…しかものしかも少しだけ血までついてる…」
「ここでなにかあったんでしょうね。そんなことよりロッカーを調べましょ、そしたらそのナイフの謎も分かるわよ。」
ボクは小河さんに急かされるようにしてロッカーの鍵を使い開ける。
そこにあったのは大きいスポーツバックと輸血用の器具と輸血用の血液パックがギュウギュウに詰まっていた。
「え?ナニコレ…」
「どう見ても輸血用の器具セットと大きいバックじゃない。」
「いやいや、分かるけどなんでここにあるのかなと…」
「犯人が置いたからに決まってるからじゃない」
「そりゃそうだけどさぁ…」
「青竜君ゴミ箱に興味深いものがあるわよ。」
「スルー!?てかいつの間に!?」
「バラバラになってるけどメモのようね。」
「もうボクは諦めた(涙」
「私はこのメモを籠鳥さんと復元するからあとはよろしくね。」
「あ、ちょっと!?小河さん!?」
ボクをスルーして小河さんはスタスタと行ってしまった。
「仕方ないボク一人で調べるよう…」
ロッカーの中身を全て出して調べると次の事が分かった。
・血液パックは4リットルある。
・大きいスポーツバックは何かの香りがする。
言弾『大きいスポーツバック』『輸血用の器具と大量の輸血用の血液パック』をGET!
ボクは調べられることを出来る限りの調べたが特になんの成果もなく脱衣所を後にして食堂に来ていた。
「次は何を調べたらいいのやら…」
途方にくれていると不意に誰かに声をかけられた。
「青竜君、捜査進んでる〜?」
「あ、星月さん。」
「何か手がかりあった?」
「まぁ…なんとか…」
苦笑いで答えるとふと星月さんの手に目がいった。
「あれ?星月さんその手の包帯どうしたの?」
「あぁこれ?料理してたら手切っちゃってね。心配しなくても大丈夫だよ。大したことないから!」
彼女は笑顔を見せて答えた。
「満月ぅ〜頼むから一緒に捜査しようよ!!」
「兄さんウザイそして爆破しろ。」
「満月が酷い…」
「あ、青竜君どうも。」
「今世紀最大のスルーだべ!?」
清水兄弟がやってきた。
「そうだ!!青竜君!!高山君についての行動とかそれぞれのアリバイ聞けばいいんじゃないかな?」
「その発送はなかった…」
「と言うことでそこにいる兄弟に聞いてこいこい!(青竜君…捜査ならアリバイとか普通聞くでしょうが…)」
ボクの背中を星月さんが押して清水兄弟にの前に連れてきた。
「えっと…お昼当たり何してたのかな?」
「アリバイというやつですね。僕らは兄と一緒にいましたよ。」
「あ、そいえばその時高山君みたよ〜」
「え!?高山君みたの!?」
「そいえば彼は僕らに気付かず大きなスポーツバック持って保健室から出て何処かへいっていましたね。」
言弾『清水兄弟の証言』をGET!
「ありがとう色々参考になったよ。」
「そいえば青竜君はあの高山君の香りが何なのかご存知ですか?」
「何か香るのは分かるけどなにかまでは分からなかったよ…」
「あの香りは以前黒花さんから同じ香りがしたよ。」
「え?黒花さんから?」
「青竜君!!詳しく黒花さんから聞いてみればいいんじゃないかな?」
「そうだね。ボク、黒花さんに聞いてみるよ。」
ボクは黒花さんを探すため皆と別れて食堂を後にした。
〜少年は少女をお探し中〜
黒花さんは図書室にいた。
「あれ?青竜君どうしたのですか?」
「実はね…」
〜少年説明中〜
「なるほど…それ私のだとおもいますけど…おかしいですわね…」
「おかしいって何が?」
「まあラベンダーの香りのする香水なのですけど…その香水は事件が起きる前に無くなっているのですよ…」
「え!?」
「朝にコインランドリーでその香水を置き忘れてしまって、取りったらもうそこには無くなっていましたの。その後星月さんが一緒に探してくださったのですが何処にも無かったのですよ…」
言弾『黒花の消えた香水』をGET!
ボクが黒花さんから話を聞き終わったて図書室を後にしようとした時、影月さんがやって来た。
「青竜君探したよ…」
「影月さんどうしたの?」
「小河さんが…呼んでる…」
「あ、ちょ!?手引っ張らないで!?」
「問答無用…」
ボクの手を強引に引いて連れてこられたのは食堂で、そこには籠鳥さんと小河さんがいた。
「連れて来たよ…」
「影月さんありがとう助かったわ。」
「何か困ったらお互い様…」
「小河さんもしかして出来たの?」
「えぇ…この無事メモを復元できたわ。」
「かなりバリバリでしたけど…5000ピースのパズルより簡単だったので…すぐにできましたぁ。」
「ご、5000ピースのパズル?」
「は、はい…私良く暇な時に…お部屋でジグゾーパズルやってたので…」
「す、スゴいね。そいえばメモには何が書かれてたの?」
「そ、それがメモには『秘密をバラされたくなければ脱衣所に来てほしい。高山』って書いてあったのよ…送り主までは分からないけど。」
言弾『バラバラにされていたメモ』をGET!
キンコンカンコーン♪
『オマエラ!!そろそろ学級裁判始めちゃったいんで赤い扉の部屋に集合してくださーい。』
自由時間もとい捜査時間を終えるアナウンスが鳴りボクは小河さん達と共に赤い扉へ向かう。
そこにはボクらを覗いた皆が集まっていた。
「オマエラ全員揃ったみたいなのでエレベーターへどうぞ!!じゃあ地下で待ってるよー」
モノクマはそういって何処かへ消えた。
ボクらはエレベーターに乗る。
エレベーターはとても長く感じられこのまま永遠に落ちていくのではないかと思ったけどそんなわけもなくエレベーターは止まり扉が開く。
そこに広がっていたのは以前と少しだけ壁紙が違うが紛れもなく裁判場だった。
自分の席に立ち見回すとコハクがロープで縛られて吊るされていた。
「離せコン!!」(ジタバタ
「だが断る!!」(キリッ
ボクは増えた罰印の遺影を見る。
高山君…彼を殺したのは誰なのかいまだに信じられないけど真実を見つけなければいけない。
ボクは決心を固め挑む…
命懸けの騙し合い…
命懸けの信頼…
命懸けの学級裁判が今始まる!!